マリーンズTV&一球速報観戦記 6/4-9 ジャイアンツ戦、カープ戦
みなさまこんにちは。 1か月遅れ更新が常態化しているZKの
マリーンズ観戦記。遅れを取り戻すべく、頑張りますので、
よろしくお願いします。 ピッチ上げていこー!
今週はセ・リーグ本拠地での6連戦です。マツダスタジアムのカープ戦は
ZK契約のCSチャンネルでは放映されないので、TV観戦を諦め、一球速報と
プロ野球ニュース情報でまとめます。
先週までの3週間はマリーンズファンにとって夢のような時間でした。
負けていても負ける気がしない。きっと追いつき、追い越せると根拠のない
自信にあふれていました。日曜日に連勝が止まりましたが、
ズルズル連敗しないことが大事です。
今週はとんでもないことが起こったよようです。あまり振り返りたくない
こともありました。交流戦3カード目となるジャイアンツ戦。
先発はマリーンズが小島投手、ジャイアンツが山崎伊投手です。
両投手とも今シーズンは先発ローテーションを守っている中軸投手同士。
堅い試合を予想していたが・・
先制はジャイアンツです。1回裏一死から新外国人のヘルナンデス選手が
死球出塁、吉川選手が中前打で繋ぎ、二死一二塁から坂本選手が三遊間を
破るヒットで先制。中村選手、取れなかったか?わずかに届きませんでしたさらに立岡選手にも適時打が出て0-2となります。
ソフトバンク戦力外からジャイアンツ育成を経てグラウンドに立つ
背番号23の苦労人。ジャイアンツファンでなくても応援したくなります。
5月下旬絶好調だったマリーンズ打線は2回表に本領発揮しかけます。
一死から佐藤選手中村選手の連打、安田選手四球で一死満塁。ここで
友杉選手が10球粘るも空振り三振、小島選手も凡退で無得点。発揮未遂です
しかし3回裏に本当に本領を発揮します。岡選手安打小川選手四球、
髙部選手犠打で一死二三塁からポランコ選手の犠飛で1-2。
さらに佐藤選手の適時打で2-2の同点となります。
ZKもしかしたら、老化が始まったのでしょうか?この試合この後の記憶が
ありません。というか忘れたいくらいの大惨事が発生します。
3回裏、この回先頭は二番ヘルナンデス選手で、この回最初にアウトに
なったのはヘルナンデス選手。ここまでは普通にあることなのですが、
このフェルナンデスの三振までの間に9人の打者が出塁しまくりました
フェルナンデス選手から丸選手までなんと全員連続出塁。
しかも全員安打。9者連続安打。立岡選手から丸選手まで5者連続の
適時打です。いくつかの当たりは、上手い野手なら捕球できたかなと言う
当たりもありましたが、とにかく面白いように打たれました。
このイニングだけで被安打12、失点11です。これで勝負あり。・・・
そらそうでしょ。
最終スコアは2-18。なかなか見ない数字がスコアボードに入りました。
切り換えて臨みたい第2戦、マリーンズ種市投手、ジャイアンツ堀田投手が先発。八戸工大一高出身の種市投手と青森山田高出身の堀田投手。
学年が3つ違いますから高校ではかぶっていませんが、同県高校出身対決。(堀田投手は岩手県出身なので、同郷対決とは言えないですね)
試合は4回に動きます。4回表ポランコ選手、髙部選手の連打で一二塁としソト選手の当たりはライト方向へ。これが伸びてスタンド最前列に飛び込む本塁打。3-0と先制に成功します。3点をもらった種市投手は好投を披露。
8回124球 被安打わずかに4、与四球3奪三振9の無失点投球でマウンドを
降ります。9回に佐藤選手の適時打で4点目が入り、ほぼ勝ちと
思ったのですが、9回裏ジャイアンツが粘りを見せます。
2番手横山投手に対して坂本選手、岸田選手の連打さらに暴投があり、
一死二三塁。泉口選手の内野ゴロでジャイアンツが1点を返し3点差。
マリーンズはここで益田投手にスイッチし最後のアウトを託します。
しかし、代打大城選手タイムリー2塁打で4-2。丸選手四球で二死一二塁。なかなか最後のアウトが取れません。ヘルナンデス選手もセンター返しで
繋いでついに1点差。同点を覚悟しましたが、吉川選手をなんとか抑えて
ゲームセット。9回表までは完封リレーも見えていましたが、
終わってみれば1点差の辛勝でした。
7カード連続勝ち越しのかかったカード3戦目、マリーンズ先発は西野投手
ジャイアンツは井上投手でした。
西野投手のベテラン力に期待でしましたが、今日は終始ジャイアンツの
ペースです。2回裏大城選手の3ランでジャイアンツが先制。
4回はエラーで出塁した立岡選手が盗塁を決め、またも大城選手が
適時打で0-4。大城選手は、昨日の最終打席から3打席連続打点です。
やられすぎです
西野投手は4回で4失点自責3で降板。試合を作れませんでした。
6回裏、この回から登板の澤田投手がつかまります。岡本選手坂本選手
連打で無死一三塁から立岡選手が適時打。0-5となります。この3連戦、
立岡選手大活躍です。このあと何とか二死までこぎつけましたが、
丸選手にダメ押しの2点適時打を浴び、0-7の劣勢となります。
8回表マリーンズはヒット5本を集め、打者一巡の猛攻を見せ、4点を
返しますが、7点のビハインドは大きく、4-7で敗れました。久々の
カード負け越しです。
交流戦はすべて6連戦。移動日なしで今度は広島でカープとの対戦です。
新井監督率いるカープは昨年2位。今年もここまで上位をキープして
います。ZKがマリーンズの次に好きなチームなので、どっちも
ガンバレ目線です。
金曜にはマリーンズが美馬投手、カープが大瀬良投手です。
大瀬良投手と言えば、今村投手、一岡投手で”カピバラ3兄弟”で有名?ですね今村投手、一岡投手が退団、引退最後のカピバラ戦士(?)です。
昨年カープ優勝と予想した元広島の達川さんは、『大瀬良は15勝する』と
仰っていました。結果は6勝どまりでしたが、近年はカットボールの冴える
好投手にマイナーチェンジしています。この日は、この大瀬良投手の
一人舞台でした。出塁したマリーンズの選手は5人。
すべて四球での出塁で、ホームベースはおろか、3塁ベースも踏めません。そして自力では誰一人として一塁を踏めませんでした。手も足も
ヒットもでませんでした。大瀬良投手は9回129球、打者31人に対して
1本のヒットも許さないノーヒットノーラン達成です。マツダスタジアム
初のノーヒッター、大瀬良投手おめでとうございます。
こんな日もあります。今日は大瀬良投手が良かったと切り替えて次ですよ。
ちなみに試合は4回に野間選手、6回に小園選手がどちらも2打点となる
三塁打で0-4 とカープ快勝です。
土曜日はマリーンズが朗希投手、カープが玉村投手が先発です。
《スイマセン。この試合は動画を見ていないので、
得点シーンなどテキストからの推察でまとめています。》
朗希投手久々の復帰登板。先々週のホークス戦登板後、上半身の疲れが
取れないということで、1度1軍登録から外れていて、約2週間振りの
登板です。対する玉村投手は2019年ドラフト6位でカープに入団した
5年目左腕。同学年対決です。
2回裏矢野選手が振り逃げで出塁後、石原選手安打で一死一二塁。続く
玉村選手が送りバント。朗希投手の一塁送球が悪送球となり、二塁走者が
一気にホームイン。振り逃げに悪送球。自責にはなりませんが、
先制点がカープに入ります。
マリーンズは5回表に反撃です。佐藤選手中村選手連打、小川選手犠打で
一死二三塁。朗希投手凡退で二死となります。荻野選手の打球は三塁強襲。
サード羽月選手が打球を後逸し、マリーンズが2-1と逆転に成功。
荻野選手の打球が鋭かったのでしょうが、羽月選手何とか体で止めたかったでしょう。玉村投手はこの回で降板。朗希投手とがっぷり四つの投手戦を
披露してくれました。勝ちは付きませんが、自責点0ですから立派です。
6回表カープ2番手森浦投手から佐藤選手が適時打を放ち3-1とリードが
2点に広がります。復帰登板の朗希投手は6回90球、被安打3奪三振9と
まずまずな内容でした。ここから完全復調となることを期待します。
(この時点ではその思いだったのですが、その後再調整のため抹消となり、
現在は2軍施設で調整中とのこと。詳細は発表されていないので、
大きなケガなのかとヤキモキしています。)
朗希投手の後を凱旋登板の坂本投手、今季好調鈴木投手、
クローザー益田投手と無失点で繋ぎ、3-1で勝利。連敗を2で止めました。
カード勝ち越しを目指す両チーム。最終戦は雨の中のゲームとなりました。開始時間が15分遅れ、13:45スタートです。
マリーンズがメルセデス投手、カープがアドゥワ投手が先発。
アドゥワ投手は高卒8年目。2m近い長身からの角度のあるボールが持ち味。
昨年4年ぶりに1軍に復帰、中継ぎでの登板がメインでした。
今年先発として好投を披露しています。
マリーンズは4回、5回と先頭打者が安打で出塁するも、後続が続かず
無得点。一方メルセデス投手も毎回走者を出しながらも要所を締める投球で
4回までカープ打線を無失点に抑えます。
5回裏、一死から秋山選手セカンド内野安打、野間選手連打で一死一三塁。
何でもできる菊池選手がスクイズをキッチリ決めて、カープ0-1と先制ですマリーンズの反撃は7回。カープ二番手塹江投手から角中選手内野安打。
送りバント失敗でランナー入れ替わり、バッターは安田選手に代わり
中村選手。新井監督はここで塹江投手から矢崎投手にスイッチしますが、
誤算でした。中村選手、小川選手に連続四球を与えて一死満塁の好機。
メルセデス投手に代わる代打岡選手がレフトへ犠飛を放ち、ようやく
マリーンズが1-1の同点に追いつきました。できれば逆転して
メルセデス投手に勝ちのプレゼントをしたかったのですが、
同点どまりです。次の得点はカープに入りました。
8回裏、マリーンズは澤田投手を3番手として起用。石原選手ヒット、
矢野選手セフティーバントで一死一二塁のピンチ。ここでカープは
とっておきの代打、鹿児島県大崎の星、松山選手。4球目高め直球を
打ち返すと打球は左中間へ。センター髙部選手のダイビングヘッドも
届かず、勝ち越しのタイムリーヒット。
さらに秋山選手の今日3本目の安打が適時打となり2点追加、1-4となり
勝負ありです。マリーンズは2カード連続でのカード負け越しで
交流戦の戦績が5割に逆戻りです。
カープ強しでした。以上交流戦の第2週を振り返りました。
次回は交流戦最終週。有終の美を飾ってくれると期待します。
今回はこの辺りで。最後までご覧いただきありがとうございました。