フェニックスリーグ観戦2日目 対広島
観戦日2日目は、宮崎市の南隣日南市の天福球場で行われた
ロッテVS広島です。
午前中に宮崎市を出発。海岸線をひたすら南へ走ること約1時間半。
たどり着きました日南市油津にある天福球場。
セリーグでは、カープびいきなZKにとって、一度は訪れたい球場でした。
最寄り駅は、JR日南線の油津駅。こちらの駅舎は屋根に『Carp』の文字。
そして駅舎は真っ赤。 カープカープしています。
球場はカープ色が強く、球場へのエントランスには、
カープのモニュメントがいくつもありました。
さて、試合です。
先発はロッテがルーキーの秋山投手 カープが高橋昴投手。どちらも左腕。
先制したのはわれらがロッテ。
2回表、先頭の藤原選手がレフト前ヒットで出塁。続く佐藤選手が三振に
倒れますが、和田選手の打席でヒットエンドランが決まり、一死一三塁。
先制点のチャンスで打席立った7番植田選手がレフト前への
タイムリーヒットで1-0。幸先良い滑り出しです。続く谷川選手の当たりは
ライトライン際への浅いフライ。ライト正随選手がスライディングキャッチ
このとき、セカンドランナーの和田選手が三進できなかったかな?と
ロテファンの友人が仰ってました。速水選手が四球を選び
満塁となりましたが平沢選手が三振に倒れ、この回は1点止まりです。
一方カープの攻撃
2回裏ワンアウトから二俣選手がセンターオーバーのスリーベースも
直後田村選手のファーストライナーでサードに戻れずダブルプレー。
3回裏は石原選手レフト前、韮澤選手ライトへのツーベース、
中村奨選手四球で無死満塁の反撃のチャンスを作りますが、
続く矢野選手が空振り三振、正随選手ショートゴロダブルプレー
なかなか得点にはいたりません。初回から3回までのチャンスで1点でも
入っていれば、一方的な試合になったかもしれません。
秋山選手は打たれながらもなんとか乗り切っていましたが、4回に
失点します。この回先頭の末包選手がセンター前、続く林選手の当たりを
今日セカンドの茶谷選手がはじいて、無死一二塁のピンチを招きます。
二俣選手の当たりは強烈なサードライナーでワンアウト。
野手の真正面でした。ここで踏ん張りたいところでしたが、田村選手が
ライト前へ運びます。ライト山本選手からの返球のコースがよく、
ホームクロスプレーとなりますが。球審の判定はセーフ。
1-1の同点となります。どうでしょう?植田選手も首をひねっていて、
三塁内野席から見ていたロテな2人からはアウトに見えました
(ひいき目かな?)。リクエスト検証のシステムはありませんから、
得点認められます。
秋山選手はこの回で降板。毎回出塁を許していたので、課題ありですね。
投球フォームを見た感じでは、体全体でなく腕で投げるイメージでした。
打線の方は、3回以外出塁をしますが、併殺打やエンドラン失敗などで、
追加点奪えませんでした。8回は四球2つとツーベースで二死満塁まで
攻めましたが、0行進です。
ロッテのリリーフ陣は、5回から育成の永島田投手が登板。
ヒット1本打たれますが、無失点でしのぎます。6回、7回は中村投手。
1軍経験もある中村投手は2イニングパーフェクト。来年は左腕中継ぎ枠に
入ってほしいです。
8回は横山投手が登板。ワンアウトから正随選手が遊ゴロエラーで出塁。
平沢選手打球には追いつきましたが、送球がそれました。一死二塁。
ここでカープの4番末包選手がレフトへのタイムリースリーベースヒット。
カープが終盤に勝ち越しに成功1-2。左中間の当たりでしたから、
できればツーベースヒットで抑えておきたかったです。
5番林選手はセンターへの大きなフライで三塁ランナー悠々ホームインで
1-3 。最終回は三者凡退に打ち取られて試合終了。
カープが 3-1で勝利をおさめました。
今日の試合で気になったのは、走塁のミス。
両チームともライナーゲッツーがありました。
カープは2回裏 一死三塁の場面のファーストライナーでのゲッツー。
マリーンズは4回表 無死一塁のショートライナーゲッツー。
どちらも、ランナーは戻らないといけないシーンでした。
一塁ライナーのサードゲッツーは初めて見ました。
ショートゲッツーは、見たことありますが、ショートが高く飛んで
キャッチした後、着地時にしゃがみこんでから一塁送球でアウト。
どちらも捕球から時間があってのゲッツーですから、走者の打球判断が
よろしくないということになると思います。
天福球場は観客席とグランドの距離がものすごく近くて、ベンチの声や
審判のコールはもちろん、素振りの音やスパイクがグラウンドを
噛む音など中継ではなかなか聞けない音も聞こえ、臨場感たっぷりでした。
本日の観戦記はこれにて終了です。
次回は、フェニックスリーグ観戦最終戦をアップしたいと思います。
最後までありがとうございました。