2022年のロッテ重大ニュースの2
みなさまこんにちは!
パ・リーグ 特にロッテ好きなZKです。
前回の2022年ロッテ重大ニュース投手編に続き
今回は野手編重大ニュースです。
前回も書きましたが、独断と偏見で選んでいますので、
「それ?」と感じられても、おおらかにご覧ください。
まずは若手の躍動から
松川プロ堂々の開幕スタメン
人生18年目の大阪出身松川虎生選手。
高卒プロ1年目でいきなりの開幕スタメンマスクで出場しました。
開幕戦では、石川投手とのバッテリーで完封勝利。前回のトピックで
触れましたが、4月10日には完全試合のマスクをかぶり、
オールスターにもファン投票で選出されました。1年目のキャッチャーが
オールスターのファン投票1位ですから、どれだけ注目度が高かったかが
わかります。シーズン開幕前には解説の黒木さんが
松川捕手のセカンドへのスローイングのコントロールの良さを
絶賛していましたが、シーズンが始まって驚いたのはキャッチング。
佐々木朗希投手の160km超えのストレートをビタ止め捕球。
ベテラン石川投手、美馬投手にも評価されていますから、
まるでベテラン捕手です。ドラフトで1位指名されたときは
松川?誰?あぁ小園のキャッチャーねくらいに思っていました。
すいません。DeNAの小園投手よりも先に1軍デビューしました。
松川選手のすごさを一番感じたのは、4月24日の京セラドームの
対オリックス戦でしょうか。この試合の2回裏二死一塁の場面。
カウント0-2から一塁ランナーが盗塁で二進。新しいボールをもらおうと
グラブを差し出しながらマウンドからホームベース方向へ歩き出す佐々木
投手に対して、球審は何か言いながら詰め寄ってきます。
佐々木投手の苦笑いを球審は判定への不服と受け取ったのかも
しれません。このとき球審と佐々木投手の間に入ったのが松川プロ。
なんて冷静なのでしょう。プロ一年目の所作とは思えない堂々とした
対応。スバラシイ。
課題は、打撃でしょうね。入団時は広角に長打が打てる強打の捕手の
触れ込みでしたから。来年はプロ初本塁打を
かっ飛ばしてもらいたいです。そして、今シーズンはけがなどで
なかなか一軍で活躍できなかった田村捕手、去年から加わった加藤捕手、
打撃が魅力で他ポジションでの起用もある佐藤捕手、柿沼、江沼の経験
ある捕手に、2軍の正捕手として売り出し中の植田捕手など競争は
激しくなりそうです。
髙部選手がレギュラー定着、盗塁王獲得
大卒3年目の今年はオープン戦の首位打者を獲得するなど好調だった
髙部選手。開幕から先頭打者として打線を引っ張ってくれました。
シーズン序盤、札幌ドームでサヨナラ負けにつながる捕球ミスが
ありましたが、その後は広い守備範囲で投手をバックアップ。
リーグ2位タイの9捕殺を記録し、ゴールデングラブ賞も獲得しました。
コロナで離脱した時期もありましたが、600打席超えての打率.274、
安打数148本、得点66はどちらもリーグ2位 立派です。
攻撃面で髙部選手ポテンシャルが発揮されたのは、5/13(金)の
対オリックス戦。初回中安、3回四球、5回左安、8回四球と回ってきた
すべての打席で出塁し3盗塁、3得点まさに先頭打者の働きでした。
欲を言えば、出塁率でしょうか。今季の出塁率が.324で打率との差が
わずかに .050。四球が少ないのが気になります。
髙部選手の持ち味は積極的な打撃ですから、四球が少なくなるのかな。
出塁率が上がれば、年間50盗塁も無理ではないかもしれません。
マークは厳しくなるでしょうが、来年も足で守備で打撃で
切り込み隊長としての活躍を期待しましょう。
山口選手がチームトップの16本塁打 ミスター3ラン!
秋田明桜高校から入団した高卒4年目山口選手。今年は見事2桁本塁打を
達成。今季放った16本の本塁打のうち、ソロが4本、2ランが5本。
そして3ランが7本。ソロが5本なら、5-7-5で本塁打数でも俳人だったのに。
こじつけは置いておいて・・・
今シーズンZKは宮崎の練習試合で山口選手の本塁打を見ました。
対戦相手はホークスの藤井選手。センターバックスクリーンにドデカい
当たりを放り込んでいました。ツボに入るととんでもない飛距離がでます。
最終戦の3ランも印象深いですが、今シーズン1番すごかった試合は、
間違いなく9月22日の京セラドームのオリックス戦でしょう。
1試合3本塁打で8打点ですから。今季はオリックスの山岡投手から
よく打っていた印象があります。
課題は確実性でしょうか。打率がもう少し高くないと、レギュラーとして
常時スタメン出場は厳しいかもしれません。守備もまだまだな印象ですから
試合終盤で交代の可能性が高いですから。
続いて、ベテラン選手のトピックスやはりこの人は外せません。
荻野選手 記録ラッシュ
250盗塁 1000試合出場1000安打 プロ入り13年連続2桁盗塁
今年も頼れる韋駄天でした。今シーズンは、春先出遅れましたが、交流戦
5/27から一軍帯同。規定打席には到達しませんでしたが、.310の高打率を
記録。シーズン最終盤は、指名打者での登場が多くなりました。
来シーズンも頼れるベテランとして活躍してもらいたいですが、
荻野選手の場合はまず健康第一で。荻野選手がグランドで優勝を迎えるを
見たいと切に願っています。
以上、野手編のトピックスでした。
活躍した選手がいた半面、シーズン開幕前に期待された
両外国人(+エチェバリア)のバットが湿ったままで、
得点力不足になりました。
来年の助っ人構成がどうなるのか気になるところです。
次回は、番外編重大ニュースを書きたいと思います。
今回も長いトピックになりましたが、
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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