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旬の果物。

みなさんこんにちは。暑さに負けていませんか?ZKです。
今日は、宮崎で栽培されている美味しい果物についてです。
突然ですが、トップの写真に写っている食べ物何かわかりますか?
素人撮影なので、きれいな画像でなく申し訳ないのですが、
こちらライチです。

南九州の宮崎県では、さんさんと降り注ぐ太陽の日差しを浴びて、
たくさんの農作物が栽培されています。
有名なのは、マンゴーでしょうか。「太陽のタマゴ」という名前で
ブランド化が進み、たくさんの方に認知されています。
大きくなり始めたマンゴーの実にネットをかけ、完熟して、
自然落下したものを収穫、出荷。
手間暇かけて育てているので、それなりなお値段もしますが、
糖度も高く、進物用としても人気が高いとか。

残念ながら、ZKは、「太陽のタマゴ」は食したことはありませんが、
6月頃には、地元のスーパーにもマンゴーが並びます。
また、「摘果マンゴー」という大きく熟す前に収穫したものを
農家の方からおすそ分けいただけることがあります。地元ならではですね。
こちらは、小ぶりですがしっかりと甘く、充分美味しいです。
ってことは、「太陽のタマゴ」はめちゃくちゃ美味しいのでしょう。
それ以外にも、夏野菜としては、トマトやキュウリ、トウモロコシなど、
たくさん農作物が栽培されています。

こちらは、都城市。道の両側はすくすく育ったトウモロコシです。

さて、前段が長くなりましたが、宮崎に来て「これも栽培しているの?」と驚いた果物があります。それがライチです。
ライチと言えば、赤褐色のうろこ状の硬い皮に覆われた果物。
皮をめくると真っ白な果実が現れます。
かの楊貴妃も愛したと言われる、熱帯から亜熱帯の果物です。
ちょっといい中華料理のデザートで出てきたり、最近では、ジュースで
気軽に入手することもできるようになりました。

そのライチを栽培している場所が宮崎県にあるのです。
宮崎市から30kmほど北に走った場所にある高鍋(たかなべ)町の
ミキファーム
という農業法人。こちらでは、毎年7月になると、
ライチの摘み取り体験が行えます。

宮崎県高鍋町にあるMiki Farmのライチハウス

ということで、今年も行ってきました。3年連続3回目の体験です。
まずは受付で、ライチを枝から切り取るはさみと収穫した
ライチを入れるかごを受け取ります。
日によって、収穫できるハウスが違うそうで、その日に収穫体験できる
ハウスの棟を教えてもらいます。ハウスの中に入ると・・・ 有りました! 

ライチの枝をハウスの支柱で吊り下げ、陽が当たるようにしているよう。

きれいに整列したライチの木に実るたくさんのライチの実。
どれを収穫しようか悩んでしまいます。
こちらのハウスで栽培されているライチの実は、
だいたいゴルフボール大の大きさです。1個当たり35~40gくらい。

収穫後、受付に戻って、計量。重さで金額が決まります。
販売価格は100gで600円。
ライチ園の横には、ガーデンテラスがあり、ライチを使ったスイーツを
その場で楽しくこともできます。

伺った日は真夏日。暑かった・・

3年前に伺ったときから徐々にテラスがグレードアップしていて、
ドッグランや小さなお子様が遊べるスペースも完備されていました。

3回目で初めて知ったことがあります。それは・・・・
全ての実が収穫対象ではないということ。

前述のマンゴーのように、ライチも大きな実がなるように、
生育中に摘果を行っているそうです。その数何と約7割。
収穫7割でなく、摘果7割。つまり半分以上は商品にならないということ。

素人目には、たくさんの実が成っていると感じたのですが、ZKが見たのは
すでに半分以上摘果した後のライチの木ということでした。
なんとももったいない話ですが、美味しくて大きな実を収穫するためには
必要な作業なのですね。
お米などの穀物だと、栽培した分がそのまま収穫量になることが
多いですが、果実などでは、収穫にいたらない部分が多々あるのですね。

スタッフの方の話では、「どの実を摘果するかものすごく悩むし、
もったいないという気持ちもある」とのことでした。

それだけ手塩にかけて育てたライチ。
今年のライチは、爽やかな酸味も充分感じることができて、美味でした。

一年に一度のお楽しみの宮崎のライチ。来年も忘れずに収穫に行こうと
思います。

今回はここまで。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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