マリーンズ交流戦振り返り ベイスターズ戦、ドラゴンズ戦

みなさまこんにちは、ZKです。2024年の交流戦も最終週です。
ここまでマリーンズは5勝5敗2分け。最終週の出来いかんで勝ち越しが
決まります。ホームZOZOマリンの地の利を活かせたのでしょうか?
早速ベイスターズ戦から振り返ります。
火曜日はマリーンズが小島投手、ベイスターズがジャクソン投手です。
小島投手が2回につかまります。伊藤選手と大和選手の連打で無死一二塁。
さらにルーキーの左バッターコンビ井上選手と渡会選手にも連打を浴びて、
0-3。このあと梶原選手にもタイムリー2塁打がでて、4点差に広がります。
小島投手はこの後7回まで投げ、安打は1回と2回だけでした。
立ち上がりの躓きが痛かったですね。
打線は、淡白。ベイスターズ先発ジャクソン投手の前に、7回まで2塁も
踏めず、4回は三者連続三振など、元気がありませんでした。
結局ベイスターズとの初戦は、0-4で敗戦となりました。

第2戦目は試合の前半と後半でガラッと展開が変わりました。
マリーンズの先発は今シーズン初登板の中森投手、ベイスターズは左腕の
助っ人ケイ投手です。1回裏、四球とヒット、暴投などで一死二三塁。
4番ソト選手の当たりは三塁前に転がるボテボテの内野ゴロ。
これをサード井上選手が一塁へ悪送球。この間に走者2人が還り、
マリーンズが2点を先制します。
3回まで無失点に抑えていた中森投手、4回一死二三塁から山本選手に犠飛を打たれ2-1となります。
しかしマリーンズ打線が、すぐさま中森投手を援護します。
4回裏今日スタメンマスクの田村選手がレフトへ適時打を放ち3-1。
6回表中森投手は二死まで抑えるも四球2つで二死一二塁としたところで
坂本投手と交代。中森投手は102球、被安打4与四死球3の内容。
次回も先発での今日以上の好投を期待したいです。
代わった坂本投手は渡会選手に適時打を浴びて3-2となります。
ここまでは接戦だったのですが、終盤ベイスターズの猛攻を受けます。
7回登板の東妻投手は、打者10人から被安打6で6失点。
8回は廣畑投手が安打1で抑えましたが、レフト石川選手の落球で1失点
9回は二保投手がオースティン選手に被弾するなど4失点。
7から9回で11失点、結局3-13で大敗です。
終盤スタンドが湧いたのは、昨シーズン末に現役ドラフトでマリーンズから
ベイスターズに移籍した佐々木千隼投手が登板し、マリーンズ在籍時代の
テーマ曲perfume の『FLASH』が流れたときくらいでしょうか。
三浦監督、粋な演出をしてくれました。

なんとかカード3タテは阻止したいマリーンズ。
木曜日の先発はマリーンズ西野投手、ベイスターズは大貫投手です。
先制はベイスターズ。2回表今シーズン途中からNPB復帰の筒香選手が
右中間へソロ本塁打を放ちます。筒香選手やはり飛距離は素晴らしいです。
復帰から1か月少しで既に6本目の本塁打です。
3回はルーキー渡会選手の適時打で0-2となります。
昨年のドラフト会議でマリーンズも1位指名した渡会選手。ヤクルトに
在籍されていたお父様同様明るいキャラクターで人気選手になりそうです。
この3連戦全てて打点を挙げています。
こんなにZOZOマリンで活躍するなら、ロッテに来て・・ゴニョゴニョ。
劣勢のマリーンズは2回裏一死満塁のチャンスがありましたが後続が凡退。
3回裏再度一死満塁として、角中選手の犠飛で1点を奪取。
しかし2度の満塁のチャンスでわずか1得点では厳しいですね。
西野投手は4回牧選手にも一発を浴びスタジアムの左半分が大喜びに。
西野投手は7回3失点なので決して責められません。
マリーンズも9本のヒットを放ち、9回裏には一死二三塁としましたが、
チャンスにタイムリーが出ず1-3で惜敗。このカード3タテを喫しました。
これで今シーズン木曜日に開催された試合は、0勝1分4敗となりました。

交流戦最後のカードはZOZOマリンでのドラゴンズ戦です。
前カードのベイスターズ戦の時も感じましたが、アウェイにも関わらず
ビジターの応援席が満員です。球場で観戦するファンの方が増えていると
いうか、戻ってきているように感じます。
金曜日の先発はマリーンズが種市投手、ドラゴンズが涌井投手です。
涌井投手はマリーンズ在籍時に背番号16を付けていましたから、
新旧16番対決となりました。
ドラゴンズは初回2本のヒットと四球で一死満塁から板山選手の内野ゴロで
1点を先制します。板山選手は昨年までタイガースに在籍していましたが、今シーズン初めにドラゴンズと育成選手契約5月に支配下登録となった
苦労人。どこでも守れるユーティリティーで貴重な戦力となっています。
マリーンズは3回裏岡選手とポランコ選手の連続二塁打で同点としますが、
4回表、ドラゴンズ宇佐美選手の適時打で1-2と勝ち越されます。
ですがそのすぐ裏、髙部選手のタイムリー2塁打で2-2の同点。
6回表先頭板山選手の当たりはマウンド付近へのフライこれを内野が
お見合い。結果は最後グラブを出していた上田選手のエラー。
無死二塁となります。このあと内野ゴロ2つで板山選手が生還し
ドラゴンズが三度勝ち越しに成功。
しかしマリーンズが追いすがります。7回裏先頭の友杉選手の三ゴロを
高橋周選手が弾き出塁。髙部選手の打席で友杉が二塁へ進み、打席には
岡選手。ここでドラゴンズ二番手清水投手が2球連続の暴投で友杉選手が
ホームイン。両チームの3点目はともにエラー絡みでの得点となりました。
試合はこのまま延長戦突入。マリーンズは交流戦5試合目の延長戦です。
決着をつけたのはドラゴンズ。10回表、今日ここまで4打席抑えていた
中田選手がタイムリー二塁打を放ちこれが決勝点。3-4で敗れ5連敗です。
残念ながら交流戦の負け越し決定です。
続く土曜日はマリーンズ今季2度目(かな?)のブルペンデー。
横山投手が先発します。対するドラゴンズはメヒア投手が先発。
今日の試合はマリーンズペースで進みました。
先発横山投手は2イニングをヒット1本、奪三振3の上々のピッチングで
マリーンズに流れを持ってきます。3回からは2番手高野投手がマウンドへ
2回2/3を投げ、ヒット3本打たれますが無失点。特に4回は三者連続三振の
好投です。5回にピンチを迎えましたが、3番手廣畑投手が抑えます。
打線は3回裏一死一三塁から藤岡選手の内野ゴロの間に先制。
さらに5回裏、二死から岡選手がヒットで出塁し、藤岡選手がライトへの
2ラン本塁打で3-0と点差を広げ、ソト選手と髙部選手の適時打でこの回
一挙5得点で6-0となります。6回はソト選手の2打席連続適時打、
角中選手にも適時打が出て9-0。
7回は髙部選手が足で見せてくれます。ツーベースで出塁し二死二塁。
途中出場愛斗選手の当たりは高いバウンドのサードゴロ。サード高橋選手が
後ろ重心で捕球し、懸命の一塁送球。結果は内野安打。サードからの
送球を一塁手が懸命のバックホームを見せるも髙部選手は悠々ホームイン。
さすが2年前の盗塁王です。
廣畑投手の後は国吉投手、東妻投手とつなぎ、無失点リレー完成。
10-0の快勝でようやく連敗が5で止まりました。
2番手で登板した高野投手がプロ入り初勝利をマークしました。
この試合で吉井監督が就任されてから通算100勝目。
『ブルペンデーがメモリアルなのも自分らしい』とコメントされて
いました。

交流戦の最後の試合となる日曜日はマリーンズがメルセデス投手、
ドラゴンズが柳投手の先発で試合開始。柳投手は都城出身なので、
個人的には応援したい投手の一人。ここ数年交流戦で対戦するたびに
抑えられているイメージがあります。
先制はドラゴンズ。1回表、先頭大島選手が二塁打で出塁し、3番起用の
カリステ選手の犠飛で0-1となります。来日2年目のカリステ選手、
いいですね。内外野どこでも守れるユーティリティ。金曜日に活躍した
板山選手もユーティリティさが売りの選手。立浪監督が好きなタイプの
選手なのかもしれません。
柳投手相手に先制点はキツイかと思いましたが、2回裏に反撃。
ルーキー上田選手の適時打で同点に追いつくと、友杉選手のスクイズで
2-1と逆転に成功。友杉選手、小川選手の小技がいい味出してます。
4回表に同点とされますが、5回裏、ポランコ選手が打った瞬間の
2ラン本塁打。4-2と再び勝ち越しに成功します。
メルセデス投手は今日も好投。7回2失点自責1の内容で今季2勝目です。7回にポランコ選手とソト選手の連続適時打でダメ押しの3点が入り、
交流戦の最終戦は7-2の快勝となりました。

3週間を振り返ると負けない1週目、
打たれまくり、抑えられまくった2週目から3週目の前半、
有終の美を飾る最終カードで
トータル7勝9敗2分けの8位。2桁失点が2回ありましたが、
負け越し2で乗り切りました。
ただ、パ・リーグ首位のホークスと4位のイーグルスが大勝ちしたので、
首位との差が開き、2位から5位までがギュッと詰まりました。
このままだとオールスターブレイク前にホークスにマジックが
点灯しそうです・・・

ホークスは柳田選手が戦線離脱しましたが、その穴を埋める選手がガシガシ出てきます。選手層が分厚いです。何とか食い下がっていくためには、
交流戦明け最初のホークス戦が大事かと思います。

以上、2024年の交流戦の振り返りでした。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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