マリーンズ交流戦TV観戦記 5/31-6/2 タイガース戦

みなさまこんにちは、遅々として更新が進まぬZKです。
更新速度アップをもくろんではいるのですが・・・・
いやはやありがたいことに、本業でてんやわんや。
慣れてくればもう少しアップタイミングを早くできると思います。
前置きはこれくらいにして、
交流戦の戦いを振り返ります。

金曜日からの3連戦は、ホームZOZOマリンスタジアムでの開催でしたが、
球場の左半分は黄色いメガホンだらけ。一塁側にも一部
タイガースファンがいらっしゃいます。応援はタイガース優勢ですね。

金曜の先発はマリーンズが美馬投手、タイガースが青柳投手です。
2回表ヒットと四球などで二死二三塁のピンチ。ここで坂本選手の当たりはボテボテの三塁ゴロ。これが内野安打となり、タイガースが先制します。
リードを許したマリーンズは3回裏、友杉選手のヒットと和田選手の四球で無死一二塁のチャンス。荻野選手のセカンド併殺打でチャンスが潰えたかと
思いましたが、小川選手が何と二死からセーフティスクイズを敢行。
これが見事に決まって、1-1の同点となります。小川選手のしぶとさ
さく裂です。
4回裏は先頭ポランコ選手がレフト頭上を襲う大きな当たり。
セカンド塁上きわどいタイミングでしたがセーフ。そしてボールが転々と
する間にポランコ選手は一気に三塁へ滑り込みます。ポランコ選手の
相手のスキを逃さないプレイでチャンス到来。ここで安田選手が犠飛を
放ち2-1と勝ち越しに成功します。一死走者なしとなりますが、ここから
中村選手、友杉選手のヒットで二死一二塁。今日スタメン起用の和田選手が
ライトへ適時打を放ち、3-1と点差を広げます。
阪神先発青柳投手はこの回で降板。2年連続最多勝、最優秀防御率の
タイトルホルダーですが、ここ2年、苦しんでいます。サイドハンドより
下から投げる投手大好きZKとしては、活躍して欲しい投手の1人。
まだ30歳ですから、復活を期待しています。大ダマシイ!
今日のタイガースのキープレーヤーは、DH起用の前川右京選手でした。
智弁学園卒の3年目。パンチ力が魅力の左バッター。第1打席は四球、
第2打席はライトへのツーベース。そして6回の第3打席では走者1人を置いてライトスタンドへの本塁打。3-3の同点になります。これが前川選手の
プロ入り初のメモリアルアーチとなりました。おめでとうございます!
さらに7回表、二死二塁の第4打席では、2番手菊地投手からバットを
折りながらもライト前への勝ち越し適時打。最終回に第5打席が
回ってきましたが左腕高野投手だったので、代打原口選手が送られました。
タイガースファンは結果はどうあれ、前川にサイクルヒットを期待する
『スリーベース・スリーベース右京!』のコールをしたかったのでは
ないでしょうか?岡田監督カタイ。
ともあれ、3安打3打点の大活躍ですから、ヒロイン決定と思いましたが、
ここ最近のマリーンズはこれまでに見たことがないしぶとさを
発揮しています。今日も粘り腰を魅せたのでしょうか?

9回裏タイガースダブルストッパーの一角、ゲラ投手がマウンドへ。
友杉選手が今日3本目のヒットで出塁し、和田選手の犠打で一死二塁。
ゲラ選手はここまで23.2イニングで四球3の制球力は高い投手ですが、
今日は制球が定まりません。代打ソト選手、小川選手が四球出塁で一死満塁髙部選手がレフトへ犠牲フライを放ち、土壇場で4-4の同点となりました。
3試合連続最終回に追いつき3試合連続の延長戦です。
しぶといです。しぶとすぎます。
そして10回裏、今シーズン現役ドラフトでバファローズからタイガースに
移籍し、中継ぎとして大活躍の漆原投手がマウンドへ上がります。
簡単に二死をとりますが、ここからドラマがスタート
友杉選手が今日4本目のヒットで出塁。和田選手が四球で二死一二塁。
途中守備から出場の”終盤に打席が回ると何かが起こる”岡選手が打席に。
今夜は、初球を一閃。レフトへのヒットとなります。打球の速度が速く、
外野が前進守備だったのでサヨナラヒットとはなりませんでしたが、
二死満塁となります。そして打席は今日2安打3四球で5度出塁の小川選手。
2球で追い込まれましたが、そのあと4球をじっくり選び、なんと4打席連続四球。つまり・・サヨナラ押し出し四球となりました。
マリーンズ5月最後の試合をサヨナラで勝ち、5/14から月の半分負けなし。14試合かけて破竹の10連勝達成です。
今日も無失点投球を披露してくれた鈴木投手に今シーズン初勝利が
つきました。ZKは背番号35時代から応援していたのですが、ようやく今年
本領発揮ですね。
野手陣では、藤岡選手が離脱した穴を友杉選手、小川選手の
171cm小兵コンビがしっかりバックアップしています。髙部選手の復帰で
ベテランの荻野選手と角中選手を休み休み使えることも大きいですね。
こんな強いマリーンズ見たことないですしずっと見ていたい。

土曜日の先発はマリーンズ田中投手、タイガースビーズリー投手です。
ビーズリー投手はNPB2シーズン目。今シーズンは5月中旬から一軍昇格。
過去2戦いずれも無失点で通算11イニング無失点2勝0敗の好投手です。
対するマリーンズの先発田中晴也投手は日本文理高卒2022年ドラフト3位
指名の2年目20歳の右腕。プロ初登板初先発のマウンドに立ちます。
満員のZOZOマリン相手はタイガース。緊張しないはずはないのですが、
田中投手が初登板とは思えない落ち着いた投球を披露してくれました。
5回84球被安打2与四球1奪三振6 複数のランナーを出したのは初回のみ。
1球投げるたびにロージンに手をやって、手首から先が真っ白でした。
球審からのお咎めはなかったので、許容範囲のようです。
ひとまず今日投げて1軍登録を抹消するようですが、次回登板も期待です。

試合は接戦で進みます。4回裏内野安打と死球で二死一二塁から安田選手の当たりはファースト大山選手の前で高く跳ねるイレギュラー。ラッキーな
適時打で1-0とします。6回から継投のマリーンズ、2番手は中村稔投手。
二死から植田選手の当たりはキャッチャー前のボテボテの内野安打。
マリーンズにとって不運な当たりでした。さらに糸原選手中前安打、
近本選手四球で満塁となり、前川選手への3球目が死球で押し出し。
1-1の同点となります。これで田中投手の勝ちの権利が消えました。残念。
試合はこのまま最終回へ。9回表のマウンドは益田投手です。先頭の
近本選手が死球で出塁しすぐさま盗塁で二進。前川選手の一ゴロで
一死三塁。ここで元ファイターズ直球破壊王子こと渡邊選手が
レフトへの犠飛。タイガースがノーヒットで勝ち越しに成功します。
こうなると9回裏は自慢のダブルストッパーの一角岩崎投手の出番。
一死から代打中村選手の当たりはセンターの前へ近本選手が懸命に前進も
捕球できず二塁打となります。佐藤選手三振でツーアウト。
レフトスタンドから猛烈な『あと一人』コールが沸き起こります。
友杉選手は追い込まれて『あと一球』コールにチェンジ。
しかし友杉選手がやってくれました。レフト後方への長打であと一球の
土壇場から同点に追いつきました。これで直近の4試合連続で最終回に
追いついたことになります。神懸かっているというか、
早めに点取れというか。
とにかく4試合連続延長戦突入です。10回11回とタイガースは
2イニング連続併殺打でチャンスを逸して迎えた11回裏、
二死二塁から現役ドラフトでライオンズから移籍の愛斗選手が打席に
入ります。4球目を振りぬくと打球はライト頭上を越えるサヨナラヒット。
2試合連続延長サヨナラ勝ちで11連勝となりました。
どうしちゃったのでしょう。マリーンズが負けません。負けなさすぎです。 

貯金2桁を掛けたカード最終戦の先発はマリーンズがメルセデス投手、
タイガースが才木投手です。タイガース才木投手とは昨年の交流戦でも
対戦し0-2で完封負けを喫しています。1年越しのリベンジ達成と
なったでしょうか?
1回表今日1番起用の森下選手がレフトホームランラグーンへ
先頭打者本塁打。タイガースが1点を先制します。・・・以上です。
実は、この試合得点シーンはここだけだったのです。
2年連続で才木投手に完封負けを喫しました。最終回、小川選手髙部選手の連続ヒットで無死一二塁になった時は、『キターーーーー』と思いましたが
才木選手の壁は高かった。今日の試合ソト選手に2回チャンスで打席が
回ってきましたが、最終回は最悪の遊ゴロ併殺打。0-1での惜敗。
マリーンズの無敗記録は15試合、連勝は11でストップです。

連続記録はいつかは途絶えるものですから、次のカードから切り替えて
行ってもらいましょう。
交流戦第1週目は 見どころが多すぎて、noteも延長戦に入って
しまいました

最後までご覧いただいたみなさま、ご苦労様でした。
次週からは通常モードで更新していく予定です。

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