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泣ける漫画を

普段は小説をよく読む私だが、気に入った漫画を見つけると一気に既刊を読み込んでしまう。小説と同じ感覚で読むので、もしかすると勿体ないくらいの速度で目を進めているかもしれない。

そんな私が好きな漫画の特徴は、日常的な描写で泣けることだ。
本棚に並ぶ漫画といえば
・原作 七海仁、漫画 月子「Shrinkー精神科医ヨワイー」1~13巻(集英社)
・和山やま「夢中さ、きみに。」(KADOKAWA)
・〃「カラオケ行こ!」(〃)
・〃「ファミレス行こ。」(〃)
・〃「女の園の星」1~3巻(祥伝社)
・その他数冊
つまり、「Shrink」と和山やまさんの本がすごく好きだということ。

痛みや弱みに触れることで泣ける本の存在は心強く、私は「Shrink」をきっかけにたくさん泣いて自分と向き合うことができている。

友だちや知り合いと過ごす時間の些細なやり取りが幸せだと気が付かせてくれる本は、案外出合えない。私は和山さんの漫画の至るところで笑いが漏れたり涙が滲んだりする。

夜、ベッドの上でふと恋しくなって漫画を手に取りたいと思う日がある。
多分、そんな夜は泣きたいのであって、気軽に読める漫画、その中でもちゃんと私の日常を突いてくれる漫画に助けられるのだ。

文字と絵の分量によって、小説よりも早く世界観やメッセージが伝わる漫画。
誰にでも信頼できる一冊があればいいと思った。

#マンガ感想文

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