ファンをつくりながら考え抜いた、サービスの持続可能性と私たちが幸せにしたい人 ～HIMARI流リブランディング【HIMARI法人化への道-中編-】

こんにちは！自炊のオンラインスクールHIMARIです。私たちは、自炊の継続をお手伝いすることで、夢や目標を叶えやすいからだとこころをつくるサポートをしています。（詳細はこちらから）

HIMARIでは2023年5月1日の法人化に向け、準備をしている真っ只中！この記事では【HIMARI法人化への道のり】と題し、今までの歩みを振り返っていきます。

前回は前編として、β版として実施していた腸活サロンHIMARIの裏側をお届けしました。

今回は中編となる、リブランディング期の話をしたいと思います。

β版の実施を終え、持続可能な運営方法を考え抜いていたこの時期。サービス内容のリニューアルや仲間の集結など、変化が大きかった約4ヶ月間でした。前回の記事に引き続き、代表のささまるさんに、今だから話せることを聞いてみました。

後編では、自炊のオンラインスクールHIMARI開校後の裏側をリリース予定です。

👇ぜひ気になる目次からご覧ください！

【コンテンツ検討】無理のない運営体制の模索

こんにちは！自炊のオンラインスクールHIMARI代表のささまるです。今日はHIMARIをリブランディングした、2021年末～2022年4月の話をしたいと思います。

腸活サロンHIMARIを終え、第2子を出産したのは2021年11月でした。この時期はHIMARIのリニューアルに向け、持続可能な運営方法を考える日々……。でも、本格的にリブランディングする前に、コンテンツについてはすでに私の頭の中で構想があったのです。

腸活サロンHIMARIで「続けるのは無理だ」と思ったことを、どう無理じゃない方法に変えるか。オセロをひっくり返すように考えていると、コンテンツが自然と形づくられたのです。

前編の記事でもお伝えしましたが、「これは無理だ。続けられない」と思ったことの1つに、時間に縛られることがあります。

レッスン日を隔週日曜日の午前中に2時間、リアルタイムでやると決めていた当時。実際にやってみると、体力的にも精神的にも負担がかかってしまって……。「時間に縛られないようにするにはどうすればいいんだろう」と考え、動画配信に切り替えようと思いました。

また、2時間もキッチンに立っているのは大変だな、と。参加者のみなさんにも負担をかけてしまったな、と思ったんです。「しんどい」という思いから自炊を続けられなくなるのは本末転倒なので、レッスン時間を短くし、1週間に1度自炊する仕組みを作ろうと考えていました。

その後できたのが、現在のHIMARIのコンテンツです。

私が持続可能ではないと思ったことを、全て洗い出した結果でした。β版をやってみたからこそ、「このコンテンツなら続けられる！」と確信が持てたのです。あの時β版をやってよかったと、今なら思えます。

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【届けたい相手】まず20代を、HIMARIで幸せにしたい

β版を経て変わったのは、コンテンツだけではありません。HIMARIを通して幸せにしたい人も、変化したように思います。

……いや、“変化した”というより、本当に幸せにしたい人が少しずつ分かってきた、と言う方が正しいかもしれません。HIMARIをなるべく若い世代、20代に届けたいなとぼんやり思い始めたのです。

実は20代の頃、私は仕事終わりに同僚とよく飲み歩いていて、食生活がかなり乱れていました。これから実力をつけて仕事を頑張るぞ！と思っていた矢先、病気になってしまって。ものすごく悔しかったのを覚えています。「心身の不調が原因で、頑張りたいのに頑張れない」、そんな人を減らしたいと思っていた原点を思い出していました。

当たり前ですが、病気にはならない方がいい。「やりたいことがある。叶えてたいことがある」なら、なおさら。もちろん、今のHIMARIは幅広い世代に使っていただいていますが、「不調になる前に、なるべく早く予防してほしい」という思いから、20代を中心にHIMARIを届けたいと思ったのです。

とはいえ、本当に20代をメインに考えていいのかは悩んでいました。そこでファンミーティングを開催し、HIMARIや私を応援してくださっている方が実際にどんな悩みを抱えているのか、聞いてみることにしました。

【ファンミーティング開催】応援してくださる方の声を参考に

2回実施したファンミーティングのなかで、印象的だったことがあります。

その方は、Instagramを通して私をずっと応援してくださっていました。私よりも年上で、娘さんがいる。ちょうど20歳になる年齢だったそうです。悩みを聞いてみると、娘さんの健康が心配とのこと。私はとにかくその方に幸せになってほしかったから、娘さんの健康を守りたいと思いながら話を伺っていました。

もう1人印象的だったのは、腸活サロンHIMARIに参加してくれたみほさん。実家を出て間もなかったみほさんは、自炊を通してお母様とコミュニケーションを取る機会が増え、さらに仲良しになっていきました。それに、自炊ができるようになればなるほどお母様が安心していた様子でした。

👆みほさんがHIMARIで経験した変化はこちら

「おいしい！」「楽しい！」をきっかけに大切な人と繋がれて、いい人間関係を築けたり、幸せが拡がったりする。これこそがHIMARIが創りたい世界であり、幸せの在り方だと思いました。みなさんの素直な声を聞いて、少しずつですが自分の想いに自信を持ち始めました。

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【仲間が集結】1人でやろうとせず、周りに頼る

リブランディングとファンミーティングを同時に行った裏では、運営メンバーが集まり始めていました。

でも当時は、チームというより個別でやりとりすることが多く、“手伝ってもらっている”感覚に近かったです。苦手なことは潔く諦めて、得意な人にお任せしよう。1人で全てをやろうとせず、周りに頼ろう。1人運営が大変だった腸活サロンHIMARIを経て、それだけは決めていました。

実際にお任せしたのは、デザインやライティング、競合調査やスケジュール調整など、手を動かす仕事です。そしてリブランディングも、話を聞いてもらいながら考えを整理して進めることにしました（壁打ち）。その相手は、腸活サロンHIMARIで理想的な変化を遂げてくれたみほさんです。

HIMARIを大好きでいてくれた彼女と話すととつい白熱し、HIMARIの新たなスタートに向けて最高に気持ちが高まったのを覚えています。

【リブランディング】腸活サロンを「自炊スクール」に

リブランディングの結果、「腸活サロンHIMARI」は「自炊のオンラインスクールHIMARI」として新たなスタートを切りました。

「腸活」ではなく「自炊」にしたのは、腸を良い状態にするためには自炊の継続が不可欠だったから。

私たちが叶えたいことは、こころとからだの健康をつくること。それによって、夢や目標を叶えやすい状態をつくること。私たちが腸活を取り入れてレシピをつくるから、みなさんは深く考えずに、HIMARIレシピで「自炊」を続けてほしい。それだけで、健康に近づけるようにするから。そんな思いで、サービス名を変えました。

また「腸活」と聞くと、ハードルの高さを感じるかもしれないと思い、あえて“言わない”決断をしたのでした。

そして「サロン」ではなく「スクール」にしたのは、自炊を通して、自分の心身をどのように整えればよいのかを学ぶ場所にしたいという想いから。

単なる料理のスキルだけでなく、時短して生活になじませるスキル、食彩の栄養のこと、からだを不調にする原因を学ぶことなど、様々な角度で心身の健康を楽しく学べる場にしたい。理科、算数、国語……と、生きるうえでの基礎を学べる“小学校”のようなイメージを持ちながら、リブランディングしたのでした。

コンセプトやサービス名が決まり、いよいよリリース！……となりますが、その前に、もう1つ行ったことがあったのです。

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【お披露目会開催】過程を見せてファンづくり

それは「リブランディングお披露目会」と「コンテンツお披露目会」でした。実はお披露目会の2日程を先に決め、リブランディングに取り組んでいたのです。

「人はコンテンツを作る過程に楽しさを感じ、応援したいと思っている。だから結果だけではなくて、過程も見せていくといい」という話を聞き、HIMARIのリブランディングも見せてみようかなと思いました。

純粋に、HIMARIのファンを増やしたかった。リブランディングの過程をお披露目できたら、ファンになってもらえるかもしれない。そして誰かがサービスをつくるうえで、参考になることがあったらいいな、という気持ちでした。

当日は、各回で約40名ずつ参加してくださってびっくり。サービスをつくる過程に興味のある方は多いんだなと、実感しました。「共感するサービスです！」との声もたくさんいただき……。リブランディングするHIMARIにさらに自信が持てた、そんなイベントになりました。

お披露目会の開催にあたり、大変さやプレッシャーはあったと思います。開催日を先に決め、ギリギリまで検討を繰り返していたので。でももう私には頼れる仲間がいたから、腸活サロンHIMARIほど「大変だった」感覚ではないのかもしれません。

【集客】想いを何度も伝えた1ヶ月

お披露目会の勢いをそのままに、2021年4月1日、自炊のオンラインスクールHIMARIをリリースしました。

説明会の開催は全部で3回。平日昼・平日夜・土日夜と、毎週のように開催しました。HIMARIに興味を持ってくださった方が「説明会に参加できなかった」「リリースされたのを知らなかった」とならないように、様々な時間で開催したのです。

というのも、腸活サロンHIMARIの時は、集客の告知をためらっていて……。周りでサービスをつくっている人がほとんどいなく、“営業”のように発信することに抵抗がありました。ただやっぱり、1度発信しただけでは情報が届かなかった。その経験があったので、自炊のオンラインスクールHIMARIでは何度も説明会を行い、色々な層の方が参加できるようにしました。

正直、不安は消えませんでした。「集まらなかったらどうしよう」って。でも集客のときも、1人じゃないことが心強かった。ともに頑張ってくれる人が周りにいるだけで、不安が分散されていたように思います。お披露目会でいただいた反響も、確実に自信になっていました。

説明会に参加された方が「入学しました！」と次々に発信してくださって。口コミのおかげもあり、自炊のオンラインスクールHIMARIは32名のひまりっこ（HIMARI受講生の愛称）とともに開校を迎えました。目標の倍以上の人数で、スタートすることができたのです。

現在はいつでも入学できるようになりました！
検討したい方は公式LINEから♪

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「自炊への投資は人生最大の時短であり、節約である」と、説明会やnoteで何度もお伝えしていたのを思い出します。

HIMARIに入学してほしいのは「私が稼ぎたいから」とかそういう話ではなくて、みなさんにとって食に投資をすることは時間もお金も本当に節約になるし、頑張りたいときに頑張れるこころとからだをつくれるから。「入学しなきゃ損だよ！」と胸を張れる、そんな一言でした。

「やりたいことを諦める前に、食に投資して夢を叶えようよ。そのためのお手伝いだったらHIMARIがやるから！面倒なことは肩代わりするから！」と、改めて伝えたいです。

開校後1年間の話は、次回の【後編】でお届けします！

HIMARIの入学を検討したい方へ

ここまで法人化への道のりをお伝えしてきましたが、noteだけでは伝えきるのがむずかしい……もっとみなさんにHIMARIへの想いを伝えていきたい……！

ということで、4月はHIMARIの想いや健康を守る大切さを知れるイベントを多数開催予定です🎉まもなく情報を公開しますので、お楽しみに！

また自炊のオンラインスクールHIMARIは、公式LINEより随時入学できるようになりました♪

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