親殺しの儀式:前編【自立と富づくり】
今回は私の音声プログラム「ハローウェルス」の受講生からいただいたある証言を紹介します。
一見、関連がなさそうに思える親との関係と富づくりについて、解説していきたいと思います。
「気づかずに母親の操り人形マシーンになってました...」
~受講生の方のメール~
今週もありがとうございました。
タナカミノルさんの音声にここまでハマるとは、正直なところ最初は思いませんでした。
12週まで聞いて、最初から聞き直しているところです。
文字おこししながら一字一句もらさないように、という集中力で聞いてみると、以前聞き流していた時には全然理解していなかったなーというのが、よくわかりました。
「お金は価値ではない!」というのも、第2話をもういちど聞いたときに、今回初めて聞こえてきました。以前は、右から左に抜けていたようです。
(中略)
あれがしたい、これがほしい、というような欲求は出てくるんですが、
じゃあこれは五段階のどこなの?と分類するのが、まだ始めたばかりなのでよくわからないところが多いです。
ただ、それでも理解できたのは、私は「承認欲求」が非常に高いということです(笑)
今まで、人に(特に母親に)承認されたいがために仕事やいろいろなことをやってきたと思いました。
が、実際に仕事で認められてもあまり嬉しくはなくて、それを母親に認めてもらったときに初めて嬉しかったので、やってることは5歳児と一緒だなと思いました。
子どものときにあまり承認されなかったので、今でも母親に承認されることは嬉しいんですが、それにあまりにも価値を見出していたことに気がついたので、これからはそこから少しずつ抜けられるように感じます。
これまでは、母親からの承認以外は、たとえほかの人が自分を認めてくれても、それを受け取っていませんでした。
が、それをちゃんと受け取っていれば、逆に母親からの承認はそこまで必要にならなかったのかもしれないと思います。
自分のコミュニケーションが偏っていたこと、コミュニケーションスキルが稚拙だなということも、よくわかりました。
いかがです?
もし自分には関係ないと思ってしまったのなら、誤作動は根深いです。
逆に、ある程度の幸せを築けている人は、自分にも思い当たると思って読んだはずです。
要は、
誰かの承認を得たいがために
自分の本当に欲しい物が分からない状態だと、
競争のゲームからは降りられない
のです。
その場合の「誰か」とは、多くの場合、自分の親か、指導者(カリスマ)です。
親殺しの物語
自分が幸せになるための「成功物語」ではなく、
誰かを幸せにするための「成長物語」では、
この「誰か」から精神的に自立する場面が必ず出てきます。
その場面のことを学者たちは「親殺しの物語」と呼んだりもします。
ちょっとここからは深くなるので、次回に続きます…。
ー追伸ー
欲しいものを手に入れたり、悩みを解決したり、豊かな人生を送るために必要なものってなんでしょうか。
多くの人が真っ先に思い浮かぶのが「お金」かもしれません。
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それも否定しませんが、実はお金を介さずダイレクトに手に入れる方法だってあります。実際に、
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