レベル99のニート【自尊心・承認欲求のコストとは】
今日はレベル99のニートの話をします。
とくに飛び抜けた容姿があるわけでもないどこにでもいるようなある女性が、15歳の時にボーイフレンドからジュース代の100円を出してもらいました。
「おごってやるよ（えっへん）」
「ありがとう（ハート）」
誰にでも思い当たるような経験だと思います。
そう、これは誰にでも思い当たるとは思いますが、その女性は少し違いました。
その後、高校時代にはバイト先の店長から現金で100万円を受け取り、25歳のときには男性から1晩で1億円を受け取ることになります。
その女性のしたことは単純です。
自分の提供できる価値とお金の期待値の高い交換のルールを発見し、そのルールを守る規律を保ちながら、資金量を増やすことだけに集中する。
それだけです。
誰もが経験する体験なのになぜ彼女のようになっていないのか？
もしあなたが10年以上前にジュース代100円をおごってもらった経験があるならば、同じルールを使って彼女のように1億円も稼げていたかもしれません。
にもかかわらず、まだ現金1億円を稼いでいないとしたら、その理由は「方法を知らない」のではなく単に「ルール違反をしているだけ」です。
そう思いませんか？
もしかしたらあなたは言うかもしれません。
「いやいやちょっと待って下さいよ」
「100円と1億円とは規模が違いすぎる」
本当にそうでしょうか？
絶対にそうだと言い切れますか？
「愛人なんてこと私はしたくありません」
「そんな誰かに依存したり身体を売ってまで、お金をもらっても嬉しくない」
本当にそうでしょうか？
絶対にそうだと言い切れますか？
愛人業の本質とは
私の知人にも、愛人業で生計を立てていた（現役も含む）人たちが何人かいます。
たぶんあなたの周りにもパートタイムを含めるとたくさんこころあたりがあると思います。
もしかしたら、ステレオタイプの愛人イメージを持っていると混乱したかもしれませんが、ここであらためて愛人業の本質を考えてみましょう。
ひところ、通常の感覚からしてみればとても美しいとは言えない女性が保険金殺人で何人もの生命を奪った事件が世間を賑わせました。
もちろんセックスは、ひとつの要素として介在することもあるかもしれませんが、愛人業の本質は「いい顔をしたい」という相手の自尊心やプライドに付け込んで上手に自分の要求を通すプロなのです。
この本質はあの名著にも取り上げられている
世界中で支持され多くの人々に影響を与えて、約80年経っても読まれているベストセラー、デール・カーネギーの「人を動かす」。
そこに書かれている本質は「ただひたすら他人の自尊心を満たす」ことについてです。
つまり、自分の自尊心を手放して相手の自尊心を優先することでどれだけ人間関係や交渉の期待値が高くなるかを、延々と延々と、いくつもいくつも例を出している本です。
ロイ・バウマイスターの「意志力の科学」（参考p.241）にも心理学的な検証結果として、自尊心を高めようとすると能力が落ちることが紹介されています。
世間一般の常識とは逆ですよね。
自尊心を満たす＝高いコストを支払う可能性がある
ここでもしあなたが「私は愛人ではないし、たとえ1億円を積まれても愛人なんてまっぴらだ」と思っているとしたら、
あなたは「自尊心」を満たすために日常的に高いコストを支払い続けてる可能性があります。
要するに、カッコつけるために必要以上のお金や時間や労力を使っているのです。
これは承認欲求も同じです。
人間関係において「自分は特別な存在でありたい」という思いを持ち続けていると、知らず知らずに高いコスト（お金・時間・労力）を支払い続けることになるのです。
愛人をすることが間違っていると思うのも自由なのですが、そう思ったところであなたの何が増えるのか？をよく考えてみてください。
もし「自分も高いコストを支払ってるな」と気づいたら、あなたのコミュニケーションや行動に占める「自尊心」や「承認欲求」の比率を下げるだけで、あなたの豊かさは増え始めますよ。
ー追伸ー
欲しいものを手に入れたり、悩みを解決したり、豊かな人生を送るために必要なものってなんでしょうか。
多くの人が真っ先に思い浮かぶのが「お金」かもしれません。
「お金さえ稼げば、すべて解決できる」
それも否定しませんが、実はお金を介さずダイレクトに手に入れる方法だってあります。実際に、
✔ お金がなくても狙った異性を落としたり
✔ お金がなくてもタダで旅行に行ったり
✔ お金がなくて理想の家に住んだり
なんてことは可能です。
お金ばかりに注目していると、豊かさを紡ぎだす本質的な能力ががら空きになってしまいます。
豊かさを生み出す本質的な仕組みや原理原則に興味がある人は、ぜひ以下の記事を読んでみてください。
「人脈・経験・お金…一切ない引きこもりが「富さん、こんにちは！」できた方法論」
記事の最後に、周りの人とのすれ違いをなくすコミュニケーション術についた解説した無料プレゼントも用意しているのでお見逃しなく！
最後までお読みいただき、ありがとうございました。