日常生活で思わず出てしまう、ZIPAIR客室乗務員あるある5選!
皆さん、こんにちは!客室乗務員の森瑞絵です。
普段のフライト業務に加え、ZIPAIR公式TwitterやnoteなどのSNS運営も担当しています。
本日は客室乗務員歴10年目の私が、日常生活で思わず使ってしまうフライト時の専門用語や仕草など、「ZIPAIR客室乗務員のあるある(!)」を写真と共にご紹介していきます!
これって職業病?なんて内容もあるかもしれません(笑)
外出先でお手洗いに行く時に「ラバ」という。
機内ではお手洗い(化粧室)のことを「lavatory(ラバトリー)」と言いますが(略して「ラバ」ということも)、外出先でもついそのように言ってしまいます。
前職では東南アジアのエアラインにいたため、その国では化粧室のことをTANDAS(タンダス)と言っていました。なので私がラバと言うようになったのはZIPAIRに入社してからですね!(ちなみに、皆さんの独特の「ラバの」呼び方はございますか?ありましたらぜひ教えてください!)
またZIPAIRでは温水洗浄便座を完備したウォシュレット(*1)付きのラバトリーがあったり、車いすのお客さまが使いやすいようなコネクティングラバトリーを採用したりするなど、さまざまなお客さまのニーズに答えられるような心地よいエアラインを目指しています。
親指を立てたOKサインをしてしまう。
機内では少し離れたほかのクルーに対して「OK(問題ないです)」の意味を込めて片手をグーの形にして親指を立てたりします。
「OKサイン」や「thumbs up」と言ったりもしますね。
このポーズをよく使ってしまうのがカフェ。「席を取っておくね」と言ってくれた同僚に遠くからOKサインをしてしまうことがよくあります(笑)
ちなみにZIPAIRではボーイング787型機を使用していますが、前方からこのOKサインをするとちゃんと後ろまで見えるんですよ♪
アルファベットを独特な呼び方で呼ぶ。
クルー同士でアルファベットを伝える際、聞き間違いなどがないように、例えばAを「アルファ」や「エイブル」と呼んだりします。
先日も友人と映画館に行ったときに、つい「座席は24のチャーリーとデルタ(24C、24D)だよ」と言ってしまいハッとしたことがありました。
今この記事を読んでいる航空関係者の方がいらっしゃれば、同じような経験があるのではないでしょうか?
どこでもシートベルトを探してしまう。
新幹線やバスに乗ると、ついクセでシートベルトを探してしまいます。
到着した空港から滞在先のホテルに向かうバスの中でもクルー同士で「皆がシートベルトをしているか」声をかけあって確認しています。
安全を最優先に行動することが、私たちの仕事で最も大事なこと。
緊張が解けた後もつい意識してしまいます。
胸ポケットのボールペンをとる仕草をする。
こちらはZIPAIR客室乗務員ならではのあるあるかもしれませんが、フライトが終わり私服に着替えた後も胸ポケットからペンをとる仕草をしてしまうことがあります。
乗務中、お客さまに関する共有事項や到着時間、目的地の天気などの着陸前の情報(arrival info:アライバルインフォといいます)など、ほかのクルーも含めメモをとることが多いためペンの出し入れも多いのです。
ちなみに、制服は15種類あるバリエーションから好きなものを着用することができ、靴もスニーカーを採用しています。
「自分らしさ」を大切にしているZIPAIRだからこそできた、枠にとらわれない新しさと実用性に優れた制服はお客さまからも好評です。
これまでご紹介したほかにも、トイレットペーパーを三角折にしたり、スーツケースのパッキングがどんどん上手くなったりするなど、業務を通じて行うようになったことはたくさんあります。
この記事を書きながら「あれもそうだ!」と自分でも改めて気づくことがたくさんあり、楽しかったです♪
皆さんにも「あるある」な内容を楽しんでいただけたら嬉しいです。
ZIPAIRにご搭乗いただく機会がありましたら、制服に注目していただいたり、アルファベットの呼び方に耳を澄ませてみたりしてくださいね。機内での新しい過ごし方がみつかるかもしれません!
皆さんと機内でお会いできるのを楽しみにしております。
*1:ウォシュレットはTOTOの登録商標です。