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【AI】AGIが普及した世界

AIはヒトを必ず超える

 昨日、情報系の授業で「孫 正義」さんの特別講演を見た。

 そこでは、AGIについて語られていた

AGI(Artificial General Intelligence)

 要は、ヒトの叡智の総和をAIが10倍も越えた物。

 簡単に言うと、どれだけヒトが寄って集っても全ての分野において優れるAIだ。

 孫さんはこの時代が10年後に来ると熱弁されていた。

 「海外ではAIの進歩や活用したサービスが作られている。なのに、日本では禁止にしていたり、AIをよく知らない人で溢れかえっている。

 AIは確実に電気、車、スマートフォンのようなコモディティブ(誰もが知り、持っているもの)な存在になる。
 これだと絶対に世界から取り残されて発展が遅れるぞ。
 このままで良いのか、日本。」

 と、話されていた。

 確かに日本はAIをどちらといえば敵視・軽視している節がある。
 「確実性に欠ける」
 「ハルシネーション(嘘でも堂々と主張すること)を行う」
 「自分で考えることに意味がある」

 といったような意見も僕はよく見たことがある。

 そして僕もその意見に少々賛同していた節がある。

 しかし、世界に目を向けるとAIの発展は目ざましい。

 かのChat-GPTも情報の確実性が日に日に増している。
 新しい機能も増えている。
 冷蔵庫の中の写真を撮って、「この中で料理のレシピを考えて」と聞くと、写真から物を認識して、考え、提案をしてくれるという。

 将来的には、ロボットが家の中のこと全てを管理してくれることも可能になる。

 また孫さんはChat-GPT内でキャラクターを数人作り、キャラ同士で議論をさせるという。
 役員と議論するより何倍も早く、確実に話が進むと冗談を話されていた(笑)。

AGIを絶対に学べ!とは言わなくとも

 そんな人を超越した存在、AGI

 それがやってきた時、それを扱える人とそうでない人で明らかな差がつくのは明確だろう。

 俺自身、変化の激しい時代に育ち、あり得なかったものが登場し、新しい仕事が生まれる、ということを目の当たりにしてきた。

昔は想像できなかった仕事や分野

 例えばyoutuberなどの「インフルエンサー」

 言い方に語弊はあるが、動画を投稿してたくさんの人に見てもらうだけで儲かるなんて誰が想像できただろうか。

 スマートフォンでの株や為替の取引

 理論上、片手で数億を取引できる。
 夢しかないこと。

 オンライン会議を使ってのリモートワーク

 会社に行かなくても、実際に会わなくても、どこでも仕事ができるようになった。
 10年以上前にはこれが一般的になるなんて考えられなかっただろう。

 VRやメタバース

 まだまだ研究分野だが、実際に触れると稼いでいる人をたくさん見てきた。
 フルトラッキング機材を作っている人、3Dモデルを作って販売している人、メタバースワールドを作り企業に提供している人
 実は市場が右肩上がりで急成長している分野だ。
 誰が仮想世界でお金を稼げると思ったのか。本当にSFファンタジーの世界だ。

新しい未知の仕事のパイオニアを目指す

 SoftBankはこれから世界で最もAIを活用した企業を目指すという。
 実際に社内でAIを活用した案のコンペを行ったところ10万ほど集まったという(賞金があったというのもあるが)。


 孫さんのこういう動きを見てワクワクした。

 いつの時代だってそうだ

 誰もやらなかったこと、知らなかったこと、できなかったこと

 それらを一番最初に始めた奴が栄光と富を勝ち取っている。

 未開拓の土地、ブルーオーシャン、最先端技術

 AIには無限の可能性があると考えさせられた。

 授業後、俺はさっそくChat-GPTを試した。

 ただの検索として使うのではなく、議論や推論、数値化や抽象的なことを具体的に説明してもらう。

 今回、俺は配信アプリ「ミラティブ」のユーザー層や人気の配信の特徴を教えてもらい、それらを加味した有効的な配信内容を教えてもらった。
 他にも、「疲れた社会人」という役職を与え、その立場だとどのような配信が好まれるかなど教えてもらった。

 結果、一人でウンウン唸って考えて調べていた時より何倍も効果的な答えが即効で返ってきた。

 俺は、それで確信した。

 AIの力の片鱗を。
 本当に世界を変えてしまう、スマートフォンのような存在だと。


新しいAIを活用する側に立つだけで、既存のビジネスをより効果的にできるかもしれない


 作る側になれば、夢しかないだろう。

 ただ、作られたサービスを恐れなく使うだけでも何倍も有益なことができる。

 俺はAIを「扱える側」の人間になって、成長する。

 これは間違いなく10年待たずに5年以内に結果が出るだろう。


 ミクロなビジネスだと有益なものを共有すると危険だが、すでにAIはマクロで考えなければいけない段階になっているのだろう。

 孫さんがSoftBankでAIをどのように活用しているかを特別講演したことがその証明だろう。


 つまり、日本は確実に遅れている。

 個人的に今からAIを活用して、何かをすれば結果が出せると考える。

 まだまだ、日本は青い。
 赤くなる前に成長しようと誓った。


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