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今年の映画はじめ『正体』感想

1月4日に観て来た「正体」
すみません、内容は良かったし色々あるけどともかく何をしてても綺麗な顔〜!!


というのは1度は置いて、全体的な感想から
ネタバレアリ!!↓


「あ、小説読まないと分からないところ多いな」という感じ。


怪盗20面相とかキャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン的な鮮やかな変わり身を魅せていく様なものではなく、【ひとりの人間がどの様に人と接し成長していくか】を描いている。なので単純化出来ない描写が本当は沢山あるんだろうな…!と言うことが汲み取れたので小説を帰りに買いました笑

一応2時間にきれいにまとまってるけど、(ジャンプとの関係性薄くない?)とか、(桜井さんに憧れるのはわかったけど東京で何があった?)とか(出版社辞めたあとの職場は残像でさらっとだなーー!)とか。

話の流れは分かるし、ここ省略があるなというのが逆に分かりやすいのでこれは仕方ない、小説を買おうとなるわけです。お話としては明るいしハッピーエンドなので尚更。600ページもあるので先は長い。けど楽しみ!

そしてそして

刑事山田孝之

この人この後大変ですね…キャリア的にはしんどいよね…。一方で、人との出会いというテーマとして言えばクソ上司から離れるきっかけとなったし、鏑木という青年に出会うことができた。迷いの心をずっと持っていた、罪悪感ゼロにはなれない心理を持ち続けていたこの人には幸せになってほしい。いや、きっと最後の過ちを認める行動が、むしろ彼にとっての救いになっていくに違いない!人生長い目線で見ると、プラス!!うん!そうあってほしい。

そして最大の魅力は最初に述べたように

横浜流星くんの影のある美青年ぶり

です。
ただキラキラしているイケメンではなく、心根は優しいけど過去に何かを抱え謎めいている繊細な美青年。これ、私が好きなやつです。

ハガレンのエドワードエルリックや君はペットや犬夜叉観た人には分かるかな…そう、
ちょっと現実離れしてるんです。


現代社会の闇を描いているんだけど結構優しい世界だし、主人公が真っ直ぐ。少女漫画に出てきそう。普通ならもっと闇堕ちしたり(最初だけ暗かったけど)、性格が曲がったりして周りに嫌われるとかが現実的なところ。たぬかなが「救われるべき人は救いたい形をしていない」って言ってたの思い出した。その辺り、このフィクションはかなり優しい。最後のお涙のシーンも長い。
ともあれ、こんな男の子どこかにいたら良いな〜吉岡里帆になりたいな〜なんて邪な心に響くものもあり。素敵なエンタメ作品です。


そしてそして逃亡劇と言えばで、観たくなったのが「ゴールデンスランバー」!!!堺雅人の!調べたら配信してなくて残念…というかこれ2010年の作品なのね!!!なんでもいい配信して!!

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