【研究授業が終わりました〜!!!】
今週の山場の一つである。研究授業を一つ乗り越えた。
結論からいうと、授業者ってめっちゃお得!!
授業者になること以上の学びはないなと思います。
そう感じた大きな理由は、普段の授業よりもじっくり考える過程をもって、現時点でのベストパーフォーマンスを出した上で、課題が出てくるところに価値しかないと思うから。
成長するっていうのはなんでも同じだなと思う。
筋トレにしても、いつも同じ負荷では筋肉は大きくならないけれど、MAXを超える負荷をかけて初めて大きくなる。
授業も、現時点でのMAXを出そうとする過程と当日の授業でそれを超える負荷がある。その上で、また新たな課題という負荷をかけてもらえる。
成長するに決まっているなと思う。
大きく分けて、強みの発見と課題の発見で書いていきたいと思う。
まずは強みの発見。
①導入と課題の必然性
ここは普段の授業でも拘っているところ。
そして今回の授業でもパワーをかけたところの一つ。
「やってみたい!!」といかに子供の心に火をつけるのかにかかっている。
僕の意識しているところは2点。
ストーリー性と必然性。
今回のストーリーは奥さんを喜ばせたい話。
先月誕生日だった奥さん。
子供たちは奥さんにキーホルダーや折り紙、お手紙などのプレゼントをくれた。
奥さんはとっても喜んでいたんだってところから。
先生の気持ちわかる?と。
すごく幸せな反面、悔しんだよ。みんなばっかりありがとうって言ってもらえて、いいな〜先生も奥さんのこと喜ばせたいんだよ。
そして偶然通った駄菓子屋で奥様の大好物のラムネを発見。味は3種類。一つ23円。
これは喜ぶぞ〜っとレジに行ってペイペイで支払おうとしたら、なんと使えない!!!!!
えーーーー!!!!!!と慌てて小銭入れをみると、これだけ入ってたんだ。
70円。
果たして先生はお金たりたと思う??
と、まあそんなところ。
必然性は、70円という持ち金、焦る心への共感からつい「え!足りる!」「ギリたりる??」とつい言いたくなってしまうところを演出。
Canvaでスライドを作って可視化したとこストーリーに入り込ませるため。
このポイントは、よかった点として挙げていただいいたので、今まで出会った先生方と昨日練習に付き合ってくれた奥さんに感謝。
次は課題。
①自力解決場面
『学び合い』ではなく、一斉授業のようなスタイルで今は磨いている。
一斉授業がべれぼうにうまい人になれば、その分『学び合い』についの説得力も上がる気がするし、一つの技しかもっていないよりも複数の武器をもっていた方が絶対に強いと思うから。
で、自力解決の時間をとったがここはもう『学び合い』な感じに。
それもいいんだけれど目標に「自己の考えを表現できる」としたので、自己の考えを表現する場を作りたかったところ。
やっぱりこの場での丸写し問題には課題が残る。
②全体共有
テンポを意識しすぎるあまり「ここぞ」の部分で、もっと「全員のもの」にしきれなかった感が。
繋ぐところはたくさんのお褒めの言葉をいただいたが、その分テンポが上がり置いていってしまった子がいた。
もっと、子供たちの中で「え?なんでそれやっていいの?」「え?それってどういうこと?」という思いを持ったこ子もいると思うので、その言葉を代弁する感覚で、問い返し、切り返しできたらなと思った。
全体を通して、まず子供たちに大きな感謝。
今までの成長を表現しようという心が、目線、鉛筆の動き、切り替えスピード、準備スピード、見通しをもって取り組む姿勢、1人残さずわかろうと寄り添う姿勢、あらゆる考えを受入れ認め合う姿勢、多様な人と関わる姿勢、振り返りの分量、聞き方、メモ力、発見力など細部に現れていた。
そして、時間を割いて見てくださり、貴重なアドバイスをくださった先生方にもまた感謝しかない。
もっと成長します!!!!!
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