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#200.時間がない

今日は子供たちを保育園に送った後

役所で障がい者医療証の申請

そして福祉サービスの申し込みを行った。

その後は障害年金の申請のために年金事務所へ

またそもそも障害年金申請の為には

妻の年金手帳が必要ではないかと思い

自宅を一生懸命に探したのだが見つからず

最初に再発行手続きを行なった。

肝心の障害年金の申請は

その相談だけでも予約制らしく

その場で相談が出来なかった。

やむなく昼から再度、年金事務所に趣き

障害年金に必要な書類を受け取った。

その書類というのも

初診証明や医師の診断書などが必要で

かつ申請しても

実際に年金が支給されるのは早くて3ヶ月後とのこと・・・

手続きには本当に時間がかかるなと思う。

その後は妻の病院へ

今日は先日撮影したMRI結果の説明を受ける予定であり

病院へ到着次第、主治医から説明を聞いた。

MRI画像については

妻が直近で撮った

昨年12月の画像との比較で行なった。

結果は

昨年12月と比べ

腫瘍は概ね8倍にまで大きくなっていた。

素人の私が見ても

率直に言って

なぜ今、生きていられるのか

そんなレベルだった。

また今の妻の容体は

微熱があり

酸素3ℓでSpO2が92前後という状況。

心拍も高く、呼吸数も多く

明らかに在宅で診ていた時よりも容体は良くない。

私が妻の顔を見ても

正直に言って

末期

今日もつのか?

そう感じた。

主治医から言われた。

このまま病院で看取りますか?

それとも自宅で看取りますか?

自分の中では答えは決まっていたが

すぐに答えはしなかった。

義父と相談した上で回答します。

主治医からは

自宅へ戻られるのであれば

当初予定の29日(月)の退院を待たず

すぐにでも帰った方がいいと思います。

その事を踏まえて

義父へは相談した。

義父からは

私の想像通りの答えが帰ってきた。

そのまま病院で診てもらった方がいい。

その方が合理的、負担もなく過ごせる。

ただ

私はその意見を断ってでも

妻を

家に連れて帰りたい

そんなことを言うと

義父は

きついと思う。家で看取ることはショックも大きいとは思う。

ただ最後は好きにしていいよ。

最終的には

自宅へ連れて帰ることを納得してくれた。

私は妻を

明日、退院させることにした。

MRI画像だけ見ると

今日でも

明日でも

いつ妻が果ててしまうか

わからない。

ただ最後まで

妻のそばで

支えたいと思っている。

それは最後まで揺るがない。

最初から決めている

決意

いくら医学的な治療の選択肢がなくなろうとも

妻にしてあげれることは全てやる

それが私なりの

諦めないことだと思っている。

残り時間は少ないかもしれないが

まずは明日、無事に退院し

家族で過ごす時間を

妻と過ごす時間を

大切にし

今を一生懸命に生きようと思う。

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ジル
記事を通じて、少しでも誰かのお役に立てればと思っています。