#163.点滴の種類変更
昨日から
妻の点滴の種類を若干変更しています。
以前までは
①5%TZ(250)※+ファルモチジン(20)+オルガトロン(3.8)
※TZ…Traubenzuckre(ドイツ語)ブドウ糖の意。シュガーと同意。
②ソルデム1(200)
ステロイド(オルガトロン;抗炎症作用)やブドウ糖、補水液等でしたが
妻の容態も安定してきているとのことで
昨日からは
①ソルデム1(500)+(混注;ブドウ糖50% 20+オルガトロン1A+ファルモチジン1A+シーパラ1A)
ステロイドは変わらずですが、ブドウ糖の量を増やし
加えてビタミン剤などを追加しています。
その影響からなのか・・・
痰の量は少し増えた様な気がするな。
以前、緩和ケアの先生からは
「代謝がよくない体に栄養などを増やすと、体が浮腫んでしまったり痰の量が増えたりする。なので容態を安定させて本人が苦しくないようにするには栄養や水分もギリギリな方がいいんだよ」
なんてことは言われていた。
ただそんなこと言ったってな。
妻が痩せ細っていく体を見ると
栄養を・・・なんて思ってしまいます。
一応、在宅医の先生とは
状態を見ながら栄養はどうするか考えていきましょう。
そんな話になった。
今のところなんだけど・・・
緩和ケアの先生より
在宅医の先生の方が
考え方が柔軟な気がするな。
在宅医の先生は40歳前と若いけど
しっかり家族の意向を理解しようとしてくれている様な気がする。
以前、緩和ケアの看護師さんから
こんなことを言われた。
「昔から緩和ケアを長くやっている先生は昔ながらの考え方というか、とにかく患者さんが苦しまない様にすることを第一に考えていますから」
ただまぁこの考え方も大事だと思う。
患者や家族の意向が
苦しまない様に・・・ということを第一に考えているならば
その意向通りの治療であり
それはそれで間違ってはいない。
ただ患者やその家族の意向は様々だと思うし
勿論、誰もが苦しみを取り除きたいと思うが
そこにまだ『治療』を強く望んでいるケースもある。
在宅医の先生と初めて会った時に
「在宅でできる丸山ワクチンとか高濃度ビタミンCなんてものもあります。色々と治療を探していきましょう」
丸山ワクチンもビタミンCもお医者さんは嫌がる人が多いのかなって勝手に思っていたけど、直接そんな提案されるのは正直言ってびっくりしたな。
その治療をやったからといって
必ず改善するわけではないのは承知しているけど
前向きな提案をもらうのは本当に嬉しいと思う。
とりあえずは
次の目標である妻の誕生日
今月24日まで妻の容態が安定し
また家族みんなでお祝いしたいな。