〈ネタバレ無し〉人が感じる“愛”という概念の正体とは『愛なのに』
〈愛を否定するなよ〉
どうも!じきどらむです!
昨年の映画年間ベスト1にしたのは今泉監督の『街の上で』でしたが、そんな今泉力哉監督が城定秀夫監督とコラボした最新作が公開されました。
という訳で今回は2人の天才がコラボレーションした『愛なのに』の魅力をまとめていきます。最後まで宜しくお願い致します!
イラスト:じきどらむ
予告はこちらです⤵︎
あらすじ
古本屋の主人と女子高生、結婚を控えるカップルと遊びで付き合う関係の存在…。
求婚と結婚
古本屋を営む多田浩司は目立たず静かに暮らしていた。そんなある日のこと店に通っていた女子高生の岬が本を一冊万引きしてしまう。
捕まえて優しく理由を聞いてみると「前からあなたが好きだった。結婚して欲しい」と岬から突如、求婚されてしまう。
多田には振られてもまだ好きな女性がいたので岬を相手にもしなかったが、その好きな女性が結婚することを知ってしまうのであった。
R15+のラブストーリー
城定監督と今泉監督によるL/R15コラボレーションという企画で誕生した本作は、互いに脚本を提供しR15+指定のラブストーリー映画になりました。
この企画に参加した城定監督は「今や日本を代表する天才映画監督の今泉力哉氏とのコラボはプレッシャーが半端ない」と語っていました。
主演の多田役には瀬戸康史さんが選ばれ、彼の憧れの女性である一花役にはゲスの極み乙女。のいかほなこさんが出演しています。
愛なのに
劇中の中に登場する「愛を否定するなよ」という言葉が深く心に刺さって、身体の中を泳いでいくような感覚に囚われてしまいます。
生きている中でなかなか“愛”という概念の正体を見つけることは出来ませんが、本作では定義の無い“愛”を知れるキッカケを教えてくれるのです。
恥ずかしいくらい真っ直ぐで、回りくどいくらい厄介かつ純粋な愛情を貰うことで、自分の中にある愛という概念を感じ取ることが出来ます。
まとめ
『愛なのに』★★★★☆
今泉監督と城定監督は日常の中にある“言葉に出来ない雰囲気”を映像化する天才です。今日は忘れられないあの人に連絡してみようと思います。
最後まで見てくれてありがとうございます(*^^*)
以上、じきどらむでした!
『愛なのに』公式サイト
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