脳科学に基づく絶対忘れないショートカットキーの覚え方
ショートカットキーの覚え方伝授します!
みなさんはショートカットキーを使っていますか?
知っているけれど、覚えるのが難しくてつい右クリックに頼ってしまう。
そんな方が多いのではないでしょうか。
確かに便利なのは分かっていても覚えるのが大変なんですよね。
「コピーはえーっとなんだっけ?」とその煩わしさがショートカットキーの一番の壁だと思います。
私もそんな煩わしさから、マウスでできるから使えなくてもいい。と割り切っていました。
しかし一分一秒でも早く帰りたい!そう決心してから、もう一度ショートカットキーを覚え直してみると、今までよりも仕事が速くなることを実感しました。
今回は、これからショートカットキーを使えるようになりたい。仕事を一分一秒でも速くできるようになりたいと思っている方に、ショートカットキーを一発で覚える方法をお伝えします。
ショットカットキーは、語呂で覚えろ!
語呂というのは、いい国(1192)作ろう鎌倉幕府などのあれです。
少しむずかしい話をしますが、記憶には『短期記憶』と『長期記憶』があります。
どうすれば、すぐに忘れてしまう短期記憶から長期記憶にするかが、覚える上でとっても重要なのです。
脳科学では、この方法がいくつか解き明かされています。
その方法の中に”意味記憶”というものがあり、それが語呂合わせなんです。
単なる1192という数字に”いい国”という意味を持たせる。
つまりイメージを作ることで忘れにくい記憶に変えることができるのです。
ちなみにこの方法を使えば、小学生でも百分率を100桁まで言うことができます。ここでは、長くなるので省略しますが、興味のある方はぜひググってみてください。
必須ショートカットキー10選
では、さっそくまずは必須のショートカットキーを紹介します。
このショートカットキーを覚えるだけで仕事の生産性は間違いなく向上します。
ワード、パワポなどいろいろなところで使える基本になるので、まずはこれを覚えましょう。
①Ctrl+C・・・コピーのC
②Ctrl+X・・・ カット✂️のX
③Ctrl+V ・・・ババンと貼り付けるV
④Ctrl+S ・・・上書きセーブのS
⑤Ctrl+A・・・ALL選択のA
⑥Ctrl+Z・・・あとがないぜのZで戻る
⑦Ctrl+Y・・・やり直しするY
⑧Ctrl+F・・・文字をFind(検索)
⑨Ctrl+B・・・ぶっとくするB
⑩Ctrl+H・・・ちかん(置換)はH
どうですか?こうやって覚えると、覚えやすくなると思います。
これが意味記憶です。
貼り付けはババン、カットはハサミなど、まずはイメージを脳に焼き付けてください。
そうすれば「え〜っとなんだっけ」といちいちググったり、パソコンにショットカットキーを書いた付箋を貼ったりする必要はありません。
あとは、とにかくこれを日常でできるだけ使う。
マウスに右手が動こうとした時、グッと堪えて、キーボードから手を離さず、イメージを思い出す。
すると、今度は次第に手が覚えていきます。
ショートカットキーを使えるようになるフェーズ2の段階への突入です。
これを脳科学では”手続き記憶”と呼びます。
みなさんが自転車を意識せず乗れるのはこの手続き記憶によるものです。
とにかくまずは、打って打って打ちまくる。
そうすると自転車を何も考えずスイスイ乗れるように、手が勝手に動いてくれます。
手が覚えてくれた頃には、もうあなたは右クリックするのにマウスまで手を運ぶのが煩わしくなっていることでしょう。
終わりに
今回紹介したものは、長年ずっとマウスでカチカチやってきた自分が短期間でショートカットキーを使えるようになった方法です。
一人一台端末が入ってからは、子どもたちにもショートカットキーの語呂合わせの歌を歌わせたりしています。
子どももイメージから入るとあっという間に使いこなせるようになりました。
ぜひ皆さんも、ショートカットキーを使いこなし、仕事を効率化していきましょう!
それでは、また。