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楽して賢く育てる!教育効果の高いボードゲームを紹介します。

海外の学校ではボードゲームが取り入れられるなど、実は近年ボードゲームの教育効果が注目されています。

今回は、実際に購入して試したものの中から、休み時間にもサックとできて、さらに学力向上に繋がりそうな、ボードゲームを紹介します。

身に付けたい力別にまとめましたので、クラスの現状やお子さんの実態にあわせて参考にしてください。

記憶力

ナンジャモンジャ

ユニークなキャラクターにオリジナルの名前をつけて、その名前を覚えてカードを取り合います。簡単なルールですが、何度やっても笑えるゲームです。どの世代でも楽しめるのも魅力。

人数:(2〜6人)
1プレイ:10分〜20分
対象学年:4歳〜


ナインタイル

タイルをカードの順番に並び替えるゲーム。裏表で違う絵柄が描いてあるので、それを記憶しながらいち早く並べた人が勝ち。記憶力とスピードが勝負。

人数:(2〜4人)
1プレイ:10分〜20分
対象学年:6歳〜


算数脳

ウボンゴ

パズルゲームの決定版。
図形パーツを決められた枠にはめ込む速さを競って対戦するゲーム。勝負の面白さもあり何度でも楽しめます。このゲームを繰り返して算数嫌いな子が図形に強くなりました。最後の宝石の数を数えるときには、足し算や掛け算の計算力も鍛えられます。算数脳を鍛えるのに適したゲームです。

人数:(1〜4人)
1プレイ:10分〜20分
対象学年:4歳〜


カタミノ

マスの中を決められたパーツで埋めていくバズルゲーム。マスを広げていくと難易度が変わっていきます。基本は1人用ですが、順番にしたり一緒にやったりしても楽しめます。ウボンゴで物足りなさを感じてきた子におすすめ。

人数:(1〜2人)
1プレイ:10分〜20分
対象学年:4歳〜


ブロックス

マスの中により多くのブロックをおけた人が勝ちという単純なルールですが、ブロックの置き方にかなり頭を使う奥の深いゲームです。

人数:(2〜4人)
1プレイ:15分〜30分
対象学年:小学校低学年〜


ニムト

全員一斉に数字カードを1枚出して、場の4つの列に配置していくゲーム
7並べのような感じです。但し列の6枚目を出した人はその列の全てのカードを取らなくてはいけません。また、カードには牛の絵柄があり、最終的に何匹の牛を取ってしまったかで勝負が決まります。数字の大小の学習と牛の数を数える際に足し算が鍛えられるおすすめのボードゲームです。

人数:(2〜10人)
1プレイ:15分〜30分
対象学年:小学校低学年〜


海底探索

サイコロを降って、深海へとコマを進めていきお宝を集めるゲーム。ただし酸素ボンベの残量があるのでどこまで潜り引き返すかが勝負の分かれ道。ドキドキ感も面白いが、引き算と足し算、確率が同時に学べるのも魅力。

人数:(3〜6人)
1プレイ:15分〜30分
対象学年:小学校低学年〜


判断力&集中力

おばけキャッチ

カードをめくってアイテムを素早くキャッチしていくゲーム。同じ形か同じ色かどちらを取るべきか考える必要があり、瞬発力と判断力が鍛えられます。

人数:(2〜4人)
1プレイ:10分〜20分
対象学年:4歳〜


ドブル

めくったカードと手元のカードの共通するキャラクターを探していくゲーム。目で捉えた情報をいち早く整理しなければならないので、判断力と集中力が鍛えられます。これと絵柄の違うスポットイットというものもあります。ルールは同じです。動物やスポーツなどの絵柄があるので、それを英語で言わせると英語の時間の楽しい教材にもなります。


人数:(2〜8人)
1プレイ:10分〜20分
対象学年:小学校低学年〜



思考力

NEWスタディ将棋

元祖ボードゲーム。藤井棋士をきっかけにブーム再来。
2手、3手先を読む力が身につきます。進む方向が書いてあるので、ルールを知らなくても楽しめます。

人数:(2人)
1プレイ:25分〜40分
対象学年:小学校中学年〜


マンカラ

これは海外では昔からある定番のボードゲーム。石を動かすだけの簡単ルールですが、計算力と思考力が鍛えられます。老若男女が一緒に楽しめるボードゲームとしても人気です。

人数:(2人)
1プレイ:10分〜20分
対象学年:小学校低学年〜


ガイスター

陣地ゲームに心理ゲームが融合。相手の心を読みながら戦略を考える力が鍛えられます。ルールも簡単なので、すぐに始められるのも魅力。

人数:(2人)
1プレイ:15分〜30分
対象学年:小学校中学年〜


ゴブレット

子どもの頃にノートや地面に書いてやった○×ゲームを進化させたゲームです。単純ながら大中小のゴブレットの使い方が勝敗の決めてになる意外と奥が深いゲームです。

人数:(2人)
1プレイ:10分〜20分
対象学年:小学校低学年〜


カタン

陣地を取り合うキングオブボードゲーム。サイコロの出目の確率と戦略が勝負の分かれ道。常に思考し続けるので考える力が鍛えられます。ただ1プレイが60分ほどかかるので、休み時間には無理なんです。ボードゲームクラブが設立できたらぜひ置いてほしい一品。

人数:(2〜4人)
1プレイ:60分
対象学年:小学校中学年〜


考察力

ザ・マインド

対戦ではなく、このゲームは協力。声を出さず空気や表情を読み合いながら、小さい数字から出していくというゲーム。数の大小の学習にも。

人数:(2〜4人)
1プレイ:10分〜20分
対象学年:小学校中学年〜


ごきぶりポーカー

騙し合うカードゲーム。カードを相手に伏せて渡し、その時何の絵柄のカードかを宣言します。相手はそれが本当か嘘かを見抜くというゲーム。相手の心を読みあう心理的要素が面白い。カードには決められた枚数があるので、そこから計算するなどの戦略も生まれます。大勢でワイワイ言いながら楽しめます。

人数:(2〜6人)
1プレイ:15分〜30分
対象学年:小学校低学年〜高学年


さて、ここまで厳選して紹介しましたが、ボードゲームを置きたいけれど、教室で置くのは禁止という方も多いと思います。

そんな方は、ぜひ今から伝えるボードゲームのメリットを参考に管理職や学年主任に相談みてください。

ボードゲームを置くメリットとは3つあります。それは「学力向上」「コミュニケーションの促進」「いじめ防止」です。学力向上はこれまでお伝えしたので飛ばします。コミュニケーションの促進についてもある程度ご想像できると思うので飛ばします。

3つ目の「いじめ防止」ですが、ボードゲームを教室に置いてからトラブルが確実に減りました。特に雨の日はすることがなくて、トイレでコソコソしたり、教室で暴れたり、なんてことはよくあると思いますが、ボードゲームを置くと、子どもたちは雨の日が楽しみになります。ボードゲームがよいストレス発散にもなるので、いじめやトラブルが起こりにくい環境を作ることができます。

学力も向上し、友達の輪も広がり、トラブルも防げて、そして楽しい。ボードゲームを教室に置かないのはもったいないと思います。ぜひあなたの教室にもボードゲームを置いてみませんか?

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