他人と比べない考え方
人と比べて落ち込む事は、自分を軽んじている事と同じだ。
人の持っている能力は色々な分野がある。
運動、話術、勉強、ゲーム、手作業、力作業、想像力…など、挙げていけばキリがないくらいだ。
生きる上で人は様々なコミュニティに属しており、そこでは自分の持つ能力が試される。
どんなコミュニティにおいても、大多数の人は誰かに負けている。
人と比べ、喜んで切磋琢磨し、能力を伸ばす事ができればそれでいいかもしれない。
能力が足りずにそれ以上出来ない人もいるし、そもそも誰かに勝つ為ではなく、楽しむ為にやっている人だっている。
楽しむために始めた何かが、いつの間にか周りの期待や押し付けにより、いつしか勝ち負けばかりを意識するようになってしまい、もはや楽しめなくなってしまったなら、これほど寂しい事はないだろう。
大人なら「これは楽しむためだけにやるんだ」と自分で決める事ができるが、社会経験のない子供にはそれが出来ない。
親が比べてばかりいると「ああ、世の中はこういうものなんだ。」と勝ち負けありきの思考が刷り込まれてしまうだろう。
ウチの子は今のところ、秀でた才能は特に見つからない。
でも好きな事ならいくつかある。
勝ち負けは度外視して、好きな事を純粋に楽しめる環境を作ってあげれば子供は輝ける。