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読書:生き方 ・毎日、驕らず謙虚に生きる
1、読んだ本
読書メモ第9回目は、
書名:生き方 人間として1番大切なこと
著者:稲盛和夫
2、感想
著者は、京セラの創業者であり、KDDIを設立した稲盛和夫さん。語るように書かれていて、読みやすかったです。
ただ、本の中でも稲盛さんが言っているように、知っているのでなく、自分の行動に活かすことが大事。まずは謙虚になろう。そして、毎日、「今日はできたかなぁ?どうかなぁ?」って反省しようと思いました。
生き方の方程式
稲盛さんによれば、人生や仕事の結果は、下記の方程式で表される、と説きます。
人生・仕事の結果=考え方✕熱意✕能力
考え方=心のあり方や生きる姿勢、哲学や理念や思想など。
熱 意=事をなそうとする情熱や努力する心。
能 力=才能や知能。
掛け算であるから、「能力」があっても「熱意」が乏しければいい結果は出ない。「能力」がなくても「熱意」をもってあたれば、「能力」に恵まれた人よりいい結果が得られることもある。
そして、三つの要素の中で「考え方」が重要である。考え方は、マイナス点が存在し、能力と熱意に恵まれていても、考え方の方向が間違っていると、良くない結果を招く。
だから、「プラス方向の考え家」=「良い心」を持つことが大切だ。
と、説きます。そして、本書では、稲盛さんの考える、「良い心」を持って生きるための考えが語られています。
めっちゃわかりやすい。やはり、自分の生きるための何らかの自分を律する哲学、思考、ルールを持つことが大事なんだ、と改めて思い直しました。
当面の私の目標:謙虚を心に刻む
本書内では、様々な考えが書かれていますが、私が印象に残ったことは、「謙虚」であること。
稲盛さんですら、偉そうに振る舞ってしまった日もあり、帰宅後に、1人「さっきはごめんなさい。」と反省していたそうです。
この本を読み、
私も、日ごろから驕らず、謙虚になり、間違った言動をしないよう、またしたこと気がついたときは、自ら反省し、改める。
と、心に決めました。