青い目の東北人
私の祖母の目は青い。
緑と灰色がかった青色。
背も高めで、色白、鼻も高く、彫りが深い。
これだけ聞くと、外国の血が入っているように思える。
でも、たどれる限り外国の血は入っていない。東北の出身だ。
Googleで検索してみたら、こんな結果が出た。
東北 青い目 約 4,180,000 件
(20/04/17時点)
思ったよりも私と同じ疑問を持っている人がいる。
出てきたいくつかのサイトを見てみると、確かに東北に青や緑の目を持つ人は一定の割合でいるみたい。
山浦博士が調べたデータの紺碧度1、2、3、4を合計すると15.2%という結果となる。また青い瞳は遺伝学的に茶や黒に対して劣勢 であり、それが発現するためには、発現例に数倍する潜在保有者を推定 しなければならない。東北地方には調査結果をはるかに上回る数の「青 い瞳」の遺伝子をもつ人達が存在すると考えられる。
東大・医科学研究所、医学部のグループが「ポリオーマ・ウイルス」 の分布を調査したところ、日本全国ほとんどの地域で有色人種に多い 「B型」を採取したものの、青森県弘前(ひろさき)、秋田、仙台など の北日本の一部では「A型」の亜型と考えられる新たなウイルスを発見 した。この報告に基づいて考えるなら、北日本の一部には、白人と共通 の遺伝子をもつ人たちが存在することとなる。
「人国記」という資料には「この国の人は 日の本の故や 色白くして 眼の色青きこと多し」というのがあるそうだ。 成立は15ー16世紀 だと言われている。5000年前三内丸山の住民は全員青い瞳の持ち主だったのではないかと考えているのだが、、、
いずれにしろ「青い瞳」の背後には、封印された歴史、消された東北の 歴史があるのだろうか。これからの研究に期待したい。
(http://turuoka.sblo.jp/article/103985535.html)
ただ引用したブログ自体も孫引きなので、一次情報がほしい。
医学博士の「山浦玄嗣」という人の調査の様なので、博士の名前をいくつかの論文サイト(CiNii, PubMed, The New England Journal of Medicine)で調べたけど、それらしい論文は見つからず。
(後で「歴史街道1996年3月号」という雑誌に掲載された記事だと分かったけど、入手出来なかった。)
しかも、私が確認した限りでは東北人と青い目の関係について、この博士以外に言及している人が見当たらない。
となると、
①このトピックに実際に興味がある人がそんなにいない
②この博士の調査自体が怪しい
③もしくは・・・。
の、どれかもしくは全部かなと思う。
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