自分と他人を再発見する”ストレングスファインダーワーク”をやってみた
Mutureでは事業を通じて「相利共生の未来を実現する」という夢を掲げています。相利共生を実現するには、事業・人問わず、「理解した・分かった気」にならず、常に新鮮な気持ちで互いを知ろうとする姿勢や行動が重要だと考えます。
しかし、普段の業務では特定の側面しか見えづらかったり、リモート中心ゆえに余白のあるコミュニケーションが生まれにくくなってしまうことも事実です。そこで月に1回「Nice to μ you!」という全社MTGを行い、業務から離れたカジュアルな場でリラックスした気持ちで事業と人を知る機会を作っています。
先日は自分とメンバーの相互理解のため、ストレングスファインダーをつかったワークショップを開催しました!
■ワークの目的
全社MTGはI/You/We3つの観点で企画を行なっています。今回のストレングスファインダーワークはひとりひとり(I)/チーム全体(We)に焦点を当て企画しました。
■ストレングスファインダーとは
人が持つ才能を177問の質問を通じて明らかにするテスト。才能は「4つの領域(実行力・人間関係構築力・影響力・思考力)」「34個の資質」に分類されます(レポートのサンプルはこちら)。資質を知ることで以下の3つを行うことを目的としています。
■実際のワーク内容
💻事前:ウェブテスト受験
今回は「クリフトンストレングス34」という34個の資質全順位と上位5つの資質について解説を受けられるウェブテストを利用。選択式のテストで45分ほどかかるのですが、仕事中だと業務状況や仕事で求められる思考にひっぱられてしまうということで、始業開始直後の1時間を推奨受験時間としました。
🗣当日
<用意したもの>
①レポート結果
②オンラインホワイトボード (今回はstrapを利用しました)
③ワークシート (詳細は後述)
<タイムスケジュール>
❶イントロ
<受験結果を正しく使うために注意したいこと>
レポートには資質の特徴や理解を深めるための設問が掲載されており、大変読み応えがあるのですが、結果をどう捉えるかのセットアップがないと「面白かった!」で終わってしまったり、誤った解釈でネガティヴな影響を与えてしまうため、以下の4つを共有しました。
❷個人対話:レポートの読み込み
レポートの中身をより自分と結びつけて内省がしやすいよう、ワークシートを作成、4つのステップでワークシートを埋めながらレポートの読み込みを行いました。
ここでワークシートが完成!
5つの要素が一緒に並んでいることで、要素の共通点やつながりを俯瞰的に捉えることができました。
❸チーム対話:キャッチフレーズをつけよう
「自分にとっては当たり前の行動でも、人からはこう見えるんだ!👀」という発見がありました。
❹全体で:自己紹介
🍀後日:分布図共有
■やってみてのGood&More
😆Good
レポートを読むだけでなく、自分との結びつきをシートにまとめることで、より自分ごとにできた。テストを受けて終わりにしないことが重要
自分を俯瞰する機会になりました。自分にとって当たり前であったり、強みとして認識していなかったものを発見でき、今後の自己成長を考える手がかりにできそうという声もあった
自分を知るだけでなく、対話を通じてメンバーを理解することができる
🤔More
結果について
5つの資質を総合的にどう捉えるかについては素人では踏み込めなかったので、目的に応じて専門知見を入れることも必要
違いの個を知るからさらに進んで「単発に終わらせないためにチームにどう活かすか」についてはさらに検討
時間配分・進行について
メンバーの繁忙具合の配慮と誤った読解を防ぐために、レポートの読み込みもワークショップの中に入れたが、ワークシートを埋めることに一生懸命にならざるを得なかったので、事前にやってもらうかゆとりをもった時間が必要
キャッチコピーを作る対話についても、理解を深めるためには1人あたりの時間をもう少し長くしてもよい。また、1つの組み合わせだけで行なったが、メンバーを変えて複数回行うことでより視点を増やせた。
やり方には改善点がありましたが、個にもチームにも一定の効果が見込めるため、Mutureでは今後新しいメンバーが加わった時のオンボーディングプログラムに組み入れながら、自己発見やチームビルディングに活用していく予定です😆
🙇参考情報
今回のワークを考えるにあたって、こちらの書籍や記事を参考にさせていただきました!
ストレングスファインダーの理解
ワークショップの検討
Mutureは丸井グループとGoodpatchの共創によって生まれたジョイントベンチャーです。”プロダクト”と”それを生み出せる組織づくり”の2つの観点で、DX支援を行なっています。
わたしは、Mutureメンバーがバリューを発揮できる組織開発を担当しています。まだまだトライアンドエラーの毎日…。さまざまな企業の方と情報交換もさせていただきたいです!MutureについてもYOUTRUSTのカジュアル面談やDMなどでぜひお気軽にお声がけください!
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