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空#66 / Hajimari
今日の雲一つない快晴から連想したのは、私の中の“小学3年生の私”はじまりだった。
はじまりという名前をつけたのは、私が歌と出逢ってたことで全てが始まった出発点だったから。はじまりはどちらかと言うと性別は男の子。歌と向き合う時のこの少年の瞳は、まるで今日の空のように曇りのない輝きを放つ。
「“今の私”はね、あの時の君みたいに一生懸命頑張ってみてるの。絶対に叶えたい夢があるから。“なりたい私”になりたいから。そう思えたのは君が居てくれたからだよ。はじまり、ありがとう。」
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そんな私の言葉に、きっと彼は照れくさそうに笑顔を返してくれるはず。
資格取得講座の勉強を始めて、仕事も探し始めて、それに加えて普段の生活を送りながら癒しに触れる時間を確保する。私にしては過去最高に誠実に日々と向き合いながら生きているんだけど、誰かに伝わるかな。折角だし褒めてもらいたいよね? 私がそう言うとみんなは
『ちゃんと見てくれてるから、大丈夫。』
って嬉しそうに笑ってた🫧