背水一战ーー思っている以上に自分は強い
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【背水一战】
[日：背水之陣（はいすいのじん）]
ピンイン：bèi shuǐ yī zhàn
意味： 背後は川で逃げ場を失い、目の前は敵軍という絶体絶命の状況におかれ、覚悟を持ち決死で戦うこと。
『思っている以上に自分は強い』
「背水之陣」は誰もが知っている有名なお話。
漢に「韓信（かんしん）」という武将がいた。
ある時、趙軍と戦うことになった韓信は、味方の兵隊を集めわざと川を背に陣立てをした。
これを見た敵軍は「なんと愚かな場所に陣を敷いたか」と嘲笑ったが、実は韓信の作戦で、「負ければ死」という覚悟を兵士に持たせ全力で戦わせたのだ。
もちろん戦いは大勝利を収めた。これによって、決して諦めず、必死に戦う様子を「背水の陣で挑む」と言うようになった。
兵士達の戦闘力が急激に上がったのではない。
「逃げられない、何とかしなければならない」という気持ちが彼らを本気にさせ、底力を見事に引き出せたのだ。
これは私たちにとっても同様に言えること。
何となく「自分は弱くてダメだ」と思っていても、実はただパワーを十分に発揮出来る環境に置かれていないだけなのかもしれない。
もちろん日常で絶体絶命の状況が起こるなんてあまりないが、少なくとも後ろ向きにならず、気持ちを引き締めてみては如何だろうか。
仕事であれば、目標とタイムリミットを決めて取り組む。
何かの勉強をしているのであれば、定期的に検定試験に挑んでみる。
いつまでにどうなりたいかという夢を決め、がむしゃらに向かってみる。
長い間眠り続けていた自分の強さに、きっと気付くはずだ。
📚追い込まれたように、全力で戦ってみよう！
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