カンフー映画の事。
ここにもたびたび書いていたが・・・
香港映画の監督の話があり、プロット(あらすじ)作りをしていたのだが、どうやら、その話は無くなってしまったので、その事を少し書いておこうと思う。
物語を作るにあたって、いくつかの制約があった。
そのひとつは、非常に興味深いもので、そこに引かれた。
この部分は知られてはいないが、秘密ではないので書いておく。
何度も映画化されている香港・中国映画の主人公に「葉問」という人物がいる。
映画は日本でも何本か公開されていて、一番最近の「葉問3」にハマってしまった事を前に書いた。
Wikipediaにも「葉問」という項目がある。
すごく簡単に説明すると「詠春拳」というカンフーの先生で、ブルース・リーにも「詠春拳」を教えたことで一躍有名になったのが「葉問」だ、イップマンとも呼ばれる。
詳しくはウキぺディアの「葉問」項目を読んでいただければいいのだが、実は日本語版のウキぺディアには載っていない事がある。
日本語版のウキぺディアの左側を見ると「他言語版」という項目がある。
おそらく一番下にある中文版をクリックしてみて欲しい。
↑ これが中文版
ほとんどの人は読めないだろうけど、ジッと目を凝らして文字を見てゆくと、こんな文言が見つかるはずだ。
「1924年毕业到日本神戶深造未果・・・」
実は葉問、日本の神戸に1年ほど滞在していたそうだ、なぜこの事が日本版のウキぺディアに無いのか不思議だが、どうやら事実のようである。
日本を舞台にした葉問の話!
だが、この日本での1年、ナニをしていたのかは謎に包まれている、留学先を探していたという話もあるが、良く分らない・・・ この時葉問は31歳になっている。
まあ、謎であれば、勝手にストーリーを作ればイイ、好都合だ。
しかし、与えられたお題はそれだけでない、詳しくは書けないが1924年の神戸と2018年を結ぶ物語にする必要があった。
まあ、書きましたよ、結構面白い物語が出来たと思うけど、まあ、直しがあり、直しがあり、直しがあり・・・。
結局、無くなるという・・・
まあ、映画の話なんてそんなもんだ・・・
だけど!
なんの縛りも無くなったので「葉問、日本で大暴れ!」的な、戦前の神戸の南京町を舞台にした、本格的カンフーアクション映画が出来るかもしれない。