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【YUICHI TOYAMA.】おしゃれな眼鏡を買いに行く

こんにちは、ジェンシナです。

今月末も購入品noteを書く予定ですが、その前にとても良い購買体験があったので、こちらに纏めようと思います。

今回は眼鏡の世界に足を踏み入れてしまった話です。

扉は突然開かれた!

今月BAOBAOでお買い物をする機会がありました。
男性スタッフさんの接客を受けていたのですが、彼の顔の一部がどうも気になる…。

この人の眼鏡、異様に格好良いな??

黒縁の内側にゴールドのライン。
同じくゴールドの鼻パッドも見たことのない形をしているし、眼鏡のつるもなんだかおしゃれです。

世の中にはこんなにおしゃれな眼鏡が存在するのか?!と思うと、どこのブランドか聞かずにはいられません。

そこで得た情報はこちら▼

・この眼鏡はYUICHI TOYAMA.というブランドのもの
・恵比寿にあるContinuerという眼鏡ショップがおすすめ
・JAPANブランドの眼鏡はとにかく作りが精巧
・ayame, MASAHIRO MARUYAMAなど、他にも魅力的なJAPANブランドが多数ある

元々セールストークが上手だなあと思っていたこのスタッフさん。
聞くとBAOBAOで働く以前は眼鏡ショップで働いていたらしく、眼鏡に対しても相当な熱量を持っていました。

今までZoffやJINSで家用眼鏡しか購入したことのない私。
おしゃれな眼鏡ブランドといえば、上司のかけているTOM FORDくらいしか思い浮かびません。
このスタッフさんとの会話をきっかけに、ふつふつと高まる眼鏡への興味関心…

もしかして眼鏡の世界って奥が深いのでは…?

はじめの一歩

数日後、スタッフさんおすすめの眼鏡ショップ・Continuerに足を運んでいる自分がいました。
一度気になると調べ倒さないと気が済まない質なんですね。

と言っても訪れたのは日本橋高島屋内にあるContinuer NIHOMBASHI。
ものぐさな私は恵比寿駅から徒歩10分歩く気力がなかったんです…。
日本橋高島屋なら、銀座線降りてすぐですから!

そこで早速ビビッときた眼鏡に出会いました▼

いや、普通の眼鏡じゃん!って思いますよね。
私もぱっと見そう思いました。
でもかけてみると、全体のラインが堪らなく美しく、自分の顔にしっくりくる気がするんです。
まるで顔に芸術品を乗せているよう!

クリアグレーのフレームも濃すぎず薄すぎず、絶妙な色合い。
シルバーカラーのつるも細くてスタイリッシュです。
そしてシックなお店の雰囲気も相まってか、眼鏡をかけた時の高揚感も段違いなんですね。

しかし私は眼鏡の超初心者。
ここで即購入は時期尚早…もっと自分に合う眼鏡があるのでは?と思い、この日は保留することに。

ちょっと立ち止まる

よくよく考えてみると、本当に眼鏡いるかな?という思いにも駆られてきます。
化粧をする時のかけ外しが億劫なので、購入するなら所謂伊達メガネ。
実用性のみで考えたら、普段着用しているコンタクトレンズで十分です。

なぜいま眼鏡に惹かれるのか? 

  1. 過去の私と決別したい
    正直眼鏡に良い思い出はありません。
    今ですら"アイウェア"なんておしゃれな名称も浸透していますが、私が眼鏡をかけていた中学生時代は「眼鏡=地味・暗い・オタクっぽい」イメージでした。
    人生の暗黒期と重なる苦々しいイメージ。
    これを機に決別してみたい気もします。

  2. 顔周りがちょっと寂しい
    私の顔タイプはソフトエレガント。
    よく言えば落ち着きがある、悪く言えば地味見えしがちです。
    昔に比べ濃いメイクはしなくなったうえ、最近では年相応の粗も目立ってきて、なんとなく顔周りが寂しくなったような…。

  3. 花粉症対策
    これから始まる憂鬱な花粉シーズン。
    大正製薬のサイトによると、普通の眼鏡でも目に入る花粉の数を60-70%ほどカットできるのだとか。
    おしゃれ眼鏡で花粉対策もできるなら、一石二鳥では? 

  4. 純粋におしゃれ眼鏡が欲しい
    これはもうBAOBAOのスタッフさんの眼鏡が格好良すぎました。
    人によっては医療器具にしかなり得ない眼鏡。
    ここまで興味を掻き立てられるとは…

う〜ん、やっぱり欲しい!

欲しい眼鏡は何だろう?

調べていくうちに、パーツ名も覚えてきました

Continuerでの試着を通して、自分が求める眼鏡を考えてみました。

・1本目はシンプルで使いやすい眼鏡
凝ったデザインの眼鏡も素敵ですが、1本目はTPOを選ばないシンプルなデザインの方が使い勝手は良さそうです。

・フレームはグレー
身内曰く目つきが悪いらしい…ので、求めるは顔の印象が少しでも和らぐフレーム。
柔和な雰囲気が出そうなブラウンは、自分にはちょっと難しい色味なので1本目からは除外。
色が薄すぎるフレームや細いチタンフレームは何だか物足りません。
結局最初にビビッときた眼鏡と同じく、グレーのフレームに絞ることにしました。

・メタルはシルバーカラー
手持ちのジュエリーはほぼPtとWG。
ジュエリーに合わせて、メタルパーツはシルバーカラーで探すことに。

たくさん歩いて分かったこと

ジュエリー同様、眼鏡も実際に試着してみないと合う合わないがわかりません。
休日は都内の眼鏡ショップ行脚に勤しみましたが…

眼鏡って意外と在庫がない!

それもそのはず、JAPANブランドの眼鏡は主に福井県鯖江市で製造されており、職人作業のため「店頭在庫一点のみ」のアイテムが非常に多かったのです。
常に在庫が潤沢なZoffやJINSに慣れきっていた私には衝撃の事実!

例えばBAOBAOのスタッフさんがかけていたのはYUICHI TOYAMA.のプレミアムシリーズ・YUICHI TOYAMA:5の眼鏡。

こんな感じ

こちらはデザイナーの外山氏と鯖江市の凄腕職人5人の協業プロダクトですが、需要と供給が追いつかず、お店によっては2年越しに在庫が復活したアイテムもあるのだとか…。

元きた道に戻る

探し回れど先日の眼鏡以上にしっくりくるものに出会えません。
他店で比較のために試着したくても、そもそも在庫がないという現実。
ある店舗では、男女問わず人気なモデルのため、入荷してもすぐに売れてしまうという情報までいただき震え上がりました。

眼鏡の世界、奥が深すぎる…! 

あの時あの眼鏡に出会ったのは運命だったのか…。
そう思うと急に心が凪いで、何の躊躇いもなくContinuerへ電話していました。
はい、取り置きです。
だってContinuerのスタッフさんも、結局は直感で良いと思った眼鏡が1番!と仰っていましたから。

私の購入品

後日、最初にビビッときた眼鏡を受け取ってきました。
初志貫徹で購入したのはこちら。

YUICHI TOYAMA/D UD-155 KIKUSUI

こちらはYUICHI TOYAMA.の中でもDコレクションと呼ばれるモデル。

『YUICHI TOYAMA/D』は、“ジャパニーズモダン”をコンセプトに、模様などの装飾性を削ぎ落としたミニマルな日本の民藝品に見られる「造形美」や「用の美」からインスパイアされたコレクションです。
フレームを置いている時の美しさを保ち、掛けた時にもその調和が取れ、自然と顔に馴染むことを実感できるサイズ、 シェイプ、バランスを追求しています。

ボズュー自由が丘Blog

どの角度から見ても美しい佇まいにうっとり…。
パッドはスプーン型のメタルパーツで、しっかり鼻筋にフィットします。
また、テンプルが細いので、横顔がスッキリして見えるのも魅力的。

Dコレクションは日本の伝統的な家紋をデザインに落とし込んでいるそうですが、こちらは「菊水」という家紋がベースとなっています。

「菊水」の家紋

「菊水」といえば真っ先に日本酒が思い浮かんでしまうのですが、元はと言えば有名な楠木正成の家紋。
旧日本海軍にも菊水刀という軍刀があったくらい、伝統的な家紋です。
それを眼鏡のデザインに落とし込むなんて…格好良すぎる!!
最初に芸術作品みたい!と思ったのはあながち間違いではなかったようです。

置いた時の佇まいもまた素敵

芸術的なアイテムを身につける時の高揚感…これはジュエリーを身につける瞬間と似ています。

もしかして、眼鏡ってジュエリーなのでは?!と思わずにはいられません。

眼鏡の世界、想像以上に奥が深すぎました…。

扉を振り返って

BAOBAOでお買い物をしたことがきっかけで、足を踏み入れてしまった眼鏡の世界。

BAOBAOのスタッフさんには勝手に謝辞を送りたいくらいですし、Continuer NIHOMBASHIのスタッフさんも大変親切で、本当に良いお買い物ができました。

次に気になるのはayameというブランド。

ayame SPD-DHV

この赤茶色のフレームに調光レンズを入れて、夏はサングラスとして使ったら素敵だろうなあ。

これからはもっと自由に眼鏡を取り入れて、日々のコーディネートに幅を持たせていきたいです。

そして、今回まわった眼鏡ショップはこちら▼

・Continuer NIHOMBASHI (日本橋)
・EROTICA (新宿)
・EYETHINK (新宿)
・EYEWEAR MEBIUS (渋谷)
・G.B.Gafas (渋谷)
・GLOBE SPECS (渋谷)
・YUICHI TOYAMA. (表参道)
・Eyewear shop in Ginza Mitsukoshi (銀座)
・The PARKSIDE ROOM (吉祥寺)

どのショップも接客が大変丁寧だったので、おしゃれな眼鏡が気になっている方は是非足を運んでみてくださいね。

それではПока(ぱかー)🫶

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