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DAY⑦家族先導!欲張り中欧🇦🇹周遊旅〜ウィーン〜
グリュースゴッド!
(オーストリアの挨拶でこんにちは!)
趣味が海外旅行の社会人です。
2024年8月に家族3人(父70・母・弟ダウン症)を引き連れて、オーストリア・ハンガリー・チェコ・スロバキアを周遊。
スケジュールは下記の通り。本記事は太字。
1日目:成田✈️ウィーン
2日目:ウィーン🚈ブダペスト(ハンガリー)
3日目:ブダペスト
4日目:ブダペスト✈️プラハ(チェコ)
5日目:プラハ🚈ウィーン
6日目:ウィーン
7日目:ブラチスラバ(スロバキア)🚌ウィーン
8日目:ウィーン✈️成田
午前中はスロバキアの首都ブラチスラバへショートトリップ。
本記事は午後のウィーン観光。
12時半にウィーンバスターミナル(VIB)に到着し、早速ウィーン観光の続き!
今夜はあのウィーンフィルハーモニーで有名な楽友協会でコンサートを堪能する!
前回の記事はこちら
まるでガウディ!?ウィーンの現代建築
バスターミナルからメトロとバスに乗り換え向かったのがフンデルトヴァッサーハウス。
その前にガッツリランチをと思ったが、ヴァッサーハウス周辺のレストランは、1軒目も2軒目もキャッシュオンリーで退散。
カード社会のヨーロッパで、周辺のレストランが全て現金のみって「そんなことある!?」と思いながら、もう近くにレストランがなかったため、ヴァッサーハウスの目の前でホットドックを食べた。
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フンデルトヴァッサーハウスは、スペインのガウディ建築を思い起こさせるようなデザイン。
「自然界に直線はない」というヴァッサーの信念のもと、個性的でユニークなデザインが見ていて飽きない。
建物だけでなく、地面もあえて隆起させて凸凹に作られているのもヴァッサーのこだわりを垣間見れて素敵だと思った。
フンデルトヴァッサーハウスは、市営住宅で実際に人も住んでいると言う。
そのため内部の見学はできないが、周辺施設もヴァッサーの手がけた空間でショッピングができるなど雰囲気を楽しむことができる。
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約束を果たす!乗馬でウィーン市街を散策
ヴァッサーの世界を堪能したところで、今度はトラムに乗ってケルントナー通りへ。
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そして街中にある給水所の水も飲用可能。
空のペットボトルに入れて随時給水した。
円安旅には助かる!
一昨日のウィーン観光から弟がお馬さんを見ては、「パカッパカッ」と馬の真似をして乗馬したいアピールが強いので、約束通りお馬さんを目指してひたすら歩く。
シュテファン大聖堂・ペーター教会まで歩き、ようやくお馬さん発見!
キャッシュオンリーで30分105ユーロ(約18,000円)!
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ペーター教会から出発し、ウィーン市街地を30分かけて走ってくれた。
乗馬後、「ルートの希望はあるか?」みたいな質問を多分受けたが、よく聞き取れなかったこともあり、お任せコースを走ってもらった。
(全く別の質問をしていたのかもしれないが)
英語が通じないと悟られたのか、もともとガイドがないのか、建物を指差して「ここは◯◯だよ〜」みたいな案内は一切なし。
御者さんは、ながらスマホで馬を操る(笑)
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弟も満足気。チップ込みで110ユーロ支払った。
弟が喜んでくれたならお兄ちゃんも20,000円払った価値がある!(笑)
その後は、夜に備えて一度ホテルに戻る。
ホテルの最寄駅についた途端、大粒の雨が突然降り始めた。
あれよあれよと前代未聞の豪雨。
夕立のレベルを超えている。
30分治る気配なし。
8月末の日本列島も前代未聞の大雨に襲われたが、それに匹敵するほどの超大雨。
雷も鳴るわ風も吹くわで雨宿りをしていても水飛沫がかかってくる。
雨宿りしていたら、その中の一人にアラビア風の琴か何かの演奏者がいて楽器を奏でてくれた。
こういうのを自然にできちゃうのも粋だな。
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傘を持っていても雨宿りしなければならないレベル。
大胆で美味いウィーンパブで最後のディナー!
雨も落ち着きホテルで小休憩し、ウィーン最後の夕飯探し。
お目当てのレストランは満席。
雨が降ったため、テラス席が利用できなくなり、収容人数が少なくなったのだろう。
最終的に、ホテル近くのオーストリアパブで最後の晩餐。
クラシカルな雰囲気で、伝統的なウィーンのパブが楽しめる。
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やはり一皿一皿が馬鹿でかい!(笑)
ウィーンは華やかで上品な街並みだが、食事のボリュームに関しては結構豪快だ(笑)
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ニンニクの風味が食欲をそそり、時間の経過とともに、スープがパンに浸り美味さが倍増!
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ヌードルと書かれていたため中華麺系かと思ったが、パスタだった。美味い。
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さつまいものポテサラ。酸味が良いアクセント。
サイドとはいえメイン級の馬鹿でかさ。
毎回海外に行って思うが、こんなに一皿の量が多いと、訪日観光客は日本の少食さに驚くのではなかろうか。
店員のおばちゃんも愛想が良かった。
毎日ベースは似たようなものを食べているはずだが、一週間いても食事に飽きない。
オーストリアの食事、美味しいです!
天国からの地獄、傷が癒えぬまま
ウィーンで最後の食事を済ませ、多幸感に満ち溢れていた。
あとは旅のクライマックス、ウィーン楽友協会でモーツァルトのコンサートを楽しむのみ!
(演奏者がモーツァルトの姿に扮して演奏する)
しかしここで悲劇が。
ウィーン楽友協会に向かう途中のトラムでチケットの抜き打ち検査があった。
なんとチケットを有効化していなかったため罰金!
その額 一人17,000円×4名=68,000円!!!
詳しくはこちら
ショックを引きずりながら楽友協会へ。
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わ〜!
テンションが上がらない。
心なしが写真が雑(笑)
大きなリュックは預けなければならず、一個あたり1ユーロ。
たかが1ユーロでも予想外に出費が重なりテンション下がる。
罰金の件で心のダメージがどん底に突き落とされていたが、黄金ホールは確かに立派だった!
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この黄金ホールは、ウィーンフィルハーモニーが本拠地の演奏会場!
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公演中、罰金のショックもあり、ふて寝してしまったが、寝てしまうほど演奏もオペラも素晴らしかった!(笑)
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モーツァルトの「フィガロの結婚」「トルコ行進曲」
ヨハンシュトラウスの「美しき青きドナウ」「ラデッキー行進曲」など、知っている曲を聴けるのも嬉しい。テンション上がる。
演目最後の「ラデッキー行進曲」は客の手拍子も重なり、フォルテのところでは手拍子が大きくなるなど、会場の一体感がすごかった!
コルネット奏者?に日本人らしき女性がいた。
ファゴット奏者は中東系の方で、奏者は必ずしも皆オーストリア人とは限らないようだ。
一つ残念だったのが座席の配置。
僕の座席は2階席の端っこの2列目だったが、なんと1列目との段差がなく、ステージがほとんど見えなかった。
しかもなぜか自分たちのところだけ段差がなかった。
他の空いている席に移動したくても係員が常駐しており、場所の移動を許してくれなかった。
終了後、隣に座っていた中南米系の女性が係員にクレームを言っていた。
あれは挙げるべきクレームだと思う。
そんなこんなでこの旅最後の夜が終了。
今回の旅も何事もなく平和に終われそうだと思った矢先、まさかの罰金で、ショックのあまり心から楽しめなかったコンサートになってしまったが、音楽の都ウィーンでクラシックを聴けたのは良かった。
明日はいよいよ最終日!
ザッハートルテも食べたい!
ソーセージスタンドでソーセージも食べたい!
最後まで欲張りな僕の旅は続く。
本日もご覧いただきありがとうございました!
ダンケ・シェーン!
最終日へ続く…
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