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こだわり強めな僕の海外旅行ポリシー

こんにちは!
趣味が海外旅行の社会人です。

ことりっぷ主催の「私のこだわり旅」がもう間もなく締め切りだと気づき、改めて自分の旅行のこだわりについて問いかけてみた。


①旅の基本は個人手配

海外旅行の醍醐味は成功体験が積めることだと思っている。
ツアーのように、バスという名のベルトコンベアに乗って、効率よく周るのも悪くはないが、ホテルや移動手段を自由にプランニングしながら考えることが楽しい。

特に初めての国では、土地勘がないし、目的地に無事辿り着けるかも分からない。
日本とは勝手が違うため、日本ではスムーズに行くこともそう簡単にはいかない。
目的地に行くと言う簡単なことでさえも、メトロのチケットを買ったり、乗り換えをしたり、一つずつ課題をクリアすることで自信につながる。

航空券はスカイスキャナーを使って検索。
大型連休に限らず、3連休+有休を使って行くこともある。
今年2月には2泊4日でエジプトを満喫した。
(木曜深夜発、現地2.5日滞在、日曜夜着)
現地に3日もいなくても、ピラミッドに行って、カイロの街も堪能できて大満足!
プランに欲張らなければ意外とどこへも週末海外を楽しめちゃう。

カイロの街並み

②「こんにちは」「ありがとう」は現地の言葉で

世界共通語は英語なので、「ハロー!」「サンキュー!」で全く問題ないのだが、どうせ行くならその国の言葉で挨拶したい。

僕の場合は入国審査から始まる。
一般的に入国審査の管理官は、ムスッとしていたり、愛想がなかったりすることが多いが、
パスポートを渡した時には現地語で「こんにちは!」、審査後は「ありがとう!」と早速実践してみる。
無愛想な管理官が笑ってくれたり、言葉を返してくれたりしただけで内心ガッツポーズ。

入国後も基本的には
タクシー乗る時に挨拶したり、
ホテルのチェックイン時に挨拶したり、
道を尋ねる時にExcuse meの代わりに使ったり、
覚えた言葉が通じるととても嬉しい。
これも一種の成功体験。

特に、東南アジア・南アジア・中央アジア・イスラム圏など日本人とは外見が異なる顔つきで、外国人学習者が少ない言語の地域ほど、現地語で挨拶するととても喜んでくれる。

スリランカやウズベキスタンでは、「ィステューティー(ありがとう/シンハラ語)」「ラフマット(ありがとう/ウズベク語)」と言ったら、くしゃっと照れたような満面の笑みで返してくれた。

インドでは、アグラというタージマハルがある都市に行く列車の中で、席の向かいの親子に「この列車はアグラ行きで合っていますか?」と確認し、お礼に「ダンニャワード(ありがとう)」と言ったら、
”Do you know ヒンディー!?”と驚き喜んでくれた。

インドで初めて乗った高速鉄道
ガティマンエクスプレス

ガンジス川近くのホテルのレストランでは、「とても美味しい」の意味を込めて「very very アチャ」と言ったら、嬉しそうにしてくれて、「『とても美味しい』はヒンディー語でこういうんだよ」と教えてくれた。(忘れたけど)
翌朝激甘のお菓子をサービスしてくれたのも良い思い出。

好意でサービスしてくれた激甘スイーツ・ジャレビ
噛んだだけでシロップが口の中にじゅわっと広がる。
甘くないチャイと一緒でないと食べきれない。

帰国の際の出国審査でも、「ナマステ🙏」と挨拶したら、管理官がとてもフレンドリーで、こんなに愉快で楽しい出国審査は人生初めてだった。
「ヒンディー語話せるの!?」
「インドのどこ行ってきたの?」
「どこが1番気に入った?」
「また来てね!」
おかげでインドの印象は最後まで爆上がり。

こちらとしては、ただ現地語で挨拶しただけなのに、こんなに喜んでくれるなんてこっちも嬉しくなるし、民族も文化も言語も歴史も社会体制も全く違うのに、笑顔で喜んでくれるなんて何だか心が通じ合えた気がする。

次回から「美味しい(美味しかった)」の現地語も覚えて行きたいと思う。
お店を出る時に伝えてみよう。


③渡航先の歴史と文化を予習する

その国のバックグラウンドや歴史のストーリーを学んでおくことで、当時の社会や生活を想像しながら、その国の知見をさらに深めることができる。

かく言う僕も、昔は有名な観光地や歴史建築を見ても、「きれい!」「すごい〜!」だけで終わっていた。
それでもいいのだが、「行った」という事実だけが残り、「楽しかった」「良かった」と抽象的な感想だけで終わるのがもったいないと今更ながら感じた。

フランスに行った際は、フランス史を中心に世界史を総復習。
もともとフランスにはそこまで興味がなく、ファッションやショッピングなど、女性が好きそうな感じのイメージしかなかった。

しかし、実際にフランス史を勉強し直してみるととても面白くて、実際に観光した際も、歴史のエピソードが頭に入っているため、まるで聖地巡礼をしたかのような濃い時間となった。

フランスのヴェルサイユ宮殿は、血気盛んなパリ市民を恐れたルイ14世が、パリから20km離れたヴェルサイユにお城を築いたのが始まり。
外観から伝わる煌びやかで絢爛豪華なつくり。
宮殿の増築やら度重なる戦争などでその後財政難となり、のちのフランス革命につながるのだが、納得しかない。
ルイ14世の顔を見ると、「あ!YouTubeで見た顔だ!」と有名人に会った気分になった。

また、ヨーロッパに行くのであれば外せないのが建築様式の予習。
ロマネスク建築とかゴシック建築とかあんなやつ。
特徴を把握しておくことで、それぞれの個性を発見できるし、予習したことの答え合わせができるため、学んだことが活かされて楽しい。

屋根がツンツンとしたのがゴシック建築
@イタリア ミラノのドゥオーモ
ゴシック建築は大きなステンドグラスも特徴。
文字が読めない(=聖書が読めない)人でも、この綺麗な空間に入れば神の世界を擬似体験できる!イエス様は素晴らしいとなる! @フランス パリ サントシャペル
とにかく派手でコテコテしたのがバロック建築
@オーストリア ウィーン ペーター教会

ちなみに僕の勉強手段はYouTube。
「渡航先の国 歴史」と検索すれば様々出てくるため、繰り返し見たり、往路の機内の中でも事前に動画をダウンロードして聞いたりすることもある。
歴史だけでなく、地政学的なチャンネルも合わせて見るとより面白い。


④未開拓の国をひたすら攻める

ある時期から基本的に渡航先のリピートはしていない。
一つの国を深めることも素敵なことだが、今は行ったことのない国を優先的に訪れてみたいと思っている。
若くて自由がきくうちに、1カ国でも多くの国を巡り、未知なる世界を冒険したい。

最近はヨーロッパが続いたので、今度は発展途上国が恋しくなっている今日この頃。
とにかく混沌としたところに行きたい。
あの途上国特有の活気と"生きている"エネルギーにパワーをもらえる。
そういった点ではインドはすごく良かった。
これまでの海外旅行とは全く異なる景色と経験をさせて頂いた。
本来はパキスタン・バングラデシュに行きたいが、マイルドに行くならネパールか。
遅かれ早かれ行けるといいなぁ…。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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