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DAY④家族先導!欲張り中欧🇨🇿周遊旅〜チェコ・プラハ〜

ドブリーデン!(チェコ語でこんにちは!)
趣味が海外旅行の社会人です。

2024年8月に家族3人(父70・母・弟ダウン症)を引き連れて、オーストリア・ハンガリー・チェコ・スロバキアを周遊。
今日はハンガリーからチェコのプラハを旅します。

スケジュールは下記の通り。本記事は太字。
1日目:成田✈️ウィーン
2日目:ウィーン🚈ブダペスト(ハンガリー)
3日目:ブダペスト
4日目:ブダペスト✈️プラハ(チェコ)
5日目:プラハ🚈ウィーン
6日目:ウィーン
7日目:ブラチスラバ(スロバキア)🚌ウィーン
8日目:ウィーン✈️成田

前回の記事はこちら


すごいぞ!人生初のライアンエアー

朝4時過ぎ起床。空港近くのホテルに泊まっているとはいえ朝は早い。
今日の便は7:35ブダペスト発、8:50プラハ着のライアンエアー
ライアンエアーはLCCということもあり荷物の重量超過が厳しそうだ。
そのため重量オーバーしないように、前日からスーツケースに入れるものと手荷物に入れるものを振り分けて調整。
それにも関わらず、当日空港で事前に荷物を測ったら、21kg10.4kg
(20kgと10kgの荷物預け料金を事前購入済み)
慌てて調整して、19.9kgと9.4kgまで抑えた。
チェックインもスムーズにできて第一関門クリア!

第二関門は遅延なく無事にチェコに着けるかどうかだ。
自分たちの乗る飛行機は、早朝プラハからブダペストに到着する便で、その折り返し便。
ブダペスト着陸から乗客を入れ替えて、プラハに向けて離陸する時間も30分程度の間隔しかないし、結構タイトなスケジュールだと思っていた。

案の定、搭乗時刻を過ぎても飛行機はまだ到着していないようだ(笑)
しかし遅延などのアナウンスは一切なし。
搭乗開始予定時刻から待つこと約20分。
ようやく自分たちの乗る飛行機が到着!

「あぁ、これは30分くらい到着が遅れるな」と確信した。
搭乗案内が開始し機内へ乗り込む。
客室乗務員の若い女性が、荷物がたくさんのった頭上の荷物入れを、なんと片手で!通路挟んだ左右の荷物入れを同時に閉めていた。
すごい。怪力。

あれだけ遅延を確信したのに、なんと到着は定刻通り8:50!!!
定時運行の執念が実はすごかった。
拍手。
第二関門も無事クリア!!!

ブダペスト→プラハ 搭乗案内板

プラハで初のトラムに乗ったが…

空港からタクシーでホテルへ。
チェックイン後は早速トラムを乗り継いでプラハ城へ!
プラハで初のトラム。ドキドキ。

トラム停車場を探しても券売機がなく困ったが、調べてみると車内でチケットを購入できるようだ。
しかもチェコも65歳以上は無料!!!
ハンガリーに引き続き太っ腹!!!

プラハのトラム/レトロな車両が街並みに映える

トラムにいざ乗車するも、車内の券売機が反応しない。ICをかざすところも券売機も壊れている?
何度もトライしていたら、他の乗客から
"does not working"(故障みたい)」と教えてくれた。
そして「私たちも買えなかったの」と呆気らかんとしている。
つまり他のツーリストも無賃乗車ということだ
これで抜き打ち検問があったらやばいとヒヤヒヤしていたが、他の観光客も無賃乗車だという集団心理も働き安心した(笑)
そもそも壊れているのはトラム側の問題だしね。
実際検問もなかったからセーフ!


世界最古で最大のプラハ城へ

プラハ城までは坂道を登り、そこからさらに287段ある階段を登らなければならない。超大変。

プラハ城に行くには287段ある階段を登る。
丘の上に登れる公共交通機関の手段はない。

プラハ城内は見どころ満載。
かつてはボヘミア国王や神聖ローマ皇帝の居城であり、現在は大統領府として機能されているそうだ。

神聖ローマ帝国かぁ…。
世界史では名前がバンバン出てくるけど、今は存在していない国で、超ざっくりした解釈で言うと「昔のドイツらへん」という認識だったが、チェコも神聖ローマ帝国の一部だったんだなぁ。

プラハ城を前にすると、神聖ローマ帝国が何だか一気に身近に感じる。不思議。
そして歴代の神聖ローマ皇帝もハプスブルク家が支配していたから、当時のハプスブルク家の力や影響力ってやっぱりすごかったんだな!

まずは聖ヴィート大聖堂
思った以上に大きい!でかすぎる!!
外装も本当に綺麗。
そしてプラハはオーバーツーリズム。
どこへ行っても人、人、人。
ブダペストと大違い。

聖ヴィート大聖堂/チェコ最大の教会
色とりどりのステンドグラスがあり本当にきれい。
このステンドグラスは緑ベースで、他の教会ではあまり見てこなかった色合いで素敵。
大聖堂見学終了後、正午になったため衛兵の交代式をやっていた。
王宮
聖イジー聖堂
黄金小路
身をかがめないと入れないような小さな入口の家々が並ぶ。ハプスブルク家のルドルフ2世がボヘミアも統治するようになってからは、錬金術師が住むようになり、そこから黄金小路という名前になったそうだ。

プラハ城は想像以上にでかくて見応え抜群だった!
ギネスブックによると、世界で最も古くて大きい城の一つであるのだとか。
ひえ〜〜〜。
287段の階段を登ってきた価値があった!
ただし思った以上に体力を削られるため(暑さ・階段・人・城内の広さ)、元気なうちに見学するのがおすすめ!


人生初のチェコ料理

お昼はプラハ城を出た目の前のところで人生初のチェコ料理!

ビールが馬鹿でかい!
普通の生ジョッキ2杯分は入りそう。
暑さと疲れも相まって、ビールが染み渡る。
チェコ風ビーフステーキ
お肉はほろほろ、ソースは少し甘味があって美味。
この手の料理に必ずついてくる茹でパン。蒸しケーキに近い食感で、ソースにつけて食べるのがまたたまらない。
ラズベリーソースをつけると甘酸っぱさが加わり飽きない。
名物のアップルパイ  甘さ控えめで美味しかった。

美味しいビールとチェコ料理を堪能し、今度は降りながら次の目的地を目指す。

プラハの街並み
オレンジ色の屋根が多く、中世にタイムスリップしたかのよう。あとはひたすら階段を降りるだけなので、景色を堪能する心のゆとりが生まれる。
トラムの駅から
プラハはこういったカラフルで可愛らしい建物が多い

日差しが刺すように痛い中、今度はトラムを乗り継ぎストラホフ修道院へ。

トラム車内では、父親やダウン症の弟を見るとすぐに席を譲ってくれる。
ヨーロッパでは初めての光景かも。
チェコ人優しい。

ストラホフ修道院
隣が教会でどこが修道院か分からなかった。
チケット売り場も少し離れていてわかりづらい。
ここには福音書を含む28万冊の本が所蔵されていて、宗教上の図書館とも呼ばれている。
哲学の間
天文学・歴史学・言語学・数学などの蔵書を保管
神学の間
様々な聖書や文学の本が所蔵されている

蔵書コーナーは2つのコーナーに分かれていて、それぞれを結ぶ通路には様々な展示品が飾られていた。
どれも綺麗で迫力満点!

ここで気づいたことがある。
ハンガリーでもそうだったが、チェコはトラム車内や屋内には冷房がついていない。
冷房をつけていても、ほとんど効いていない。
湿気がない分過ごしやすいが、日差しはかなり強い。
SDGsなのか、単に夏の暑さを楽しんでいるのか不明だが、徐々に暑さで疲労が蓄積される。
特に屋内に冷房がないのが地味に辛い。

その後は、かつて貴族の居住区といわれたマナーストラナへ行こうとしたが、皆疲労困憊だったためホテルに戻って休憩。
なんだかんだ自分が1番休んでしまった。
3時間近く動けなかった。

宿泊先はグランドホテル ボヘミア。
旧市街・新市街にも徒歩圏内でアクセス抜群。
ホテルの枕元にチョコレートがあったり、チェックアウト時にもチョコレートのサービスがあったり最高。


旧市街散策〜チェコ居酒屋に初潜入!

涼しくなってきたため19時前に散策開始。
旧市街広場からカレル橋へ向かう。

旧市街広場は予想以上に広くて雰囲気も良くて気に入った!プラハの建物はカラフルでそれぞれデザインも異なりいちいち可愛い。
時計台
毎正時に時計台のショーがある。プラハにいた2日間だけで2〜3回楽しませてもらった。
ある回では、開始前にカウントダウンで始まり、終了後は拍手で終わり、周りが非常に盛り上がり、年越しのカウントダウンのようだった笑

旧市街広場に限らず、プラハの街並みは中世の街並みそのもので歩いているだけでも楽しい。
そして例にも漏れず石畳!
ウィーン・ブダペストの道路はほとんどがコンクリートだったため、ようやくヨーロッパに来たなぁという感覚を覚えた。

そしてお店を巡りながらのそぞろ歩きが楽しい。
ホテルからカレル橋まで徒歩15分ほどの距離で、ひたすら石畳の上を歩くのだが、景色が楽しくて疲れを感じない。

建物にはそれぞれ異なる紋章がついている。
番地が出来るまでは、この紋章が住所替わりだったようだ。

19時でもまだまだ空は明るいため(西陽はきつい)、夜景を見るため夕飯を食べながら日が暮れるのを待つ。

カレル橋
西陽が眩しい!そして人、人、人!
路上ミュージシャンやら絵描きさんが多くいて賑やか。
カレル橋を渡り切るのは明日の楽しみに。
カレル橋からの夕陽

今夜はチェコ居酒屋のホスポダへ。
Googleマップで見つけたカレル橋からほど近いホスポダを目指す。

U RUDOLFINA
店内は地下になっている

ここのビールは少し甘味やクセがあってなんでだろうと思ったら麦の香りだった。
チェコのビールは麦芽含有量を選べるらしい。
今宵は牛肉タルタルとローストポークを注文。

ローストポーク
ローストポークは肉自体に下味(塩)がついており美味しかった。そして付け合わせのジャガイモも美味しい!
チェコにはじゃがいものハズレなし!
ソースとの相性もグー。
お昼に食べた少し甘めのソースと同じものかな。
牛肉タルタル
牛肉タルタルはブレッドにのせて頂く。
肉肉しいが玉ねぎやハーブが良いアクセントになって臭みを和らげてくれる。
付け合わせのニンニクを生で少しずつ齧って食べると食欲が増す。しかし激辛を引くため少しずつ食べるのが肝心。中国留学中の羊肉串を食べた時を思い出す。

食後20時過ぎ。
完全に暗くはなっていないもののカレル橋周辺がライトアップされた。
ブダペストのドナウ川沿いのような明るさを想像していたが、あまりどこもライトアップはされておらず、夜景を楽しむ感じではなかった。

カレル橋からの夜景
でもこう言う控えめな夜景も素敵。
スーパーでお寿司(巻き寿司)を発見。
内陸国チェコのネタは野菜系だった。
魚は鱒かニシンの冷凍や甘露煮のようなものがあり、美味しそうだった。

本日は早朝ハンガリーからチェコへ出発し、丘の上のプラハ城を見学。
そして修道院、旧市街散策と、朝から晩まで大充実の一日だった。
明日はチェコ2日目!そして夕方にはウィーンに向けて出発。
滞在時間は短いが、プラハも思う存分楽しむぞ!

本日もご覧いただきありがとうございました。
デクイ!(チェコ語でありがとう)
…なかなか覚えられなかった笑

5日目へ続く…


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