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DAY②ビックリするほど安全・快適だったインドひとり旅(バラナシ編)

ナマステ🙏

2023年〜2024年の年末年始に、はじめてインドにひとり旅してきた。
6泊7日でデリー・バラナシ・アグラの3都市を周遊。

今日は2日目!2023年12月31日の大晦日!
2023年は、ガンガー(ガンジス川)で締めくくる!

昨日デリーに到着し、今日は飛行機でバラナシに向かう。

前回の記事


インドの電車は降りる人優先じゃない

エアインディア10時40分デリー発、12時着のバラナシへ。
ターミナルは、昨日も利用した第3ターミナル。
昨日はUberで空港からホテルへ向かったが、エアポートメトロにも乗ってみたかったことから、メトロで空港まで向かう。

エアポートメトロ車内
デリーメトロは、日本の技術や経験が生かされている。
香港のエアポートリンクと同様の表示方法

エアロシティーから空港まではたったの一駅で到着。
メトロから降りようとすると、これからメトロに乗車しようとする人たちによって出口を塞がれている!(笑)
日本のように降りる人優先ではないのは本当だった(笑)
負けじと我先にと下車し、無事に空港に到着した。


国内線でも時間に余裕を持て

空港に着いたのは出発2時間前の朝8時半。
国際線かと思うほど早い。
なぜか?

それは、
・空港に入るにもセキュリティチェックのため並ぶ(パスポートとeチケットの確認を受ける)
→15分ほど並んだ
・人口世界一の国だから、何かと余裕を持った方が良いと判断
→間違いなかった

無事にセキュリティチェックを通過し、エアインディアのチェックインカウンターへ。

エコノミーは…と

ひええええええええええええええ

エアインディアのエコノミーチェックインカウンターは長蛇の列

チェックインカウンターには、3〜4列くらい長蛇の列ができていた。
大晦日だからだろうか。
きっと1時間くらいは並ぶかな…。


と思わせておいてすみません。

今回利用するエアインディアは、ANAと同じスターアライアンスメンバー。
僕はスターアライアンスゴールド会員のため、
エコノミーの分際で大変恐縮ですが、プライオリティレーンでチェックインさせて頂きました。

スタアラゴールドで本当に良かったと思わされた瞬間のTOP5には入ります🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️
航空券を買う時、他の航空会社で、もう少し安いチケットもあって迷ったのだが、長蛇の列を見越して、エアインディアで予約しておいて本当に良かった🙌
過去の自分を褒めまくる。
きっとあそこで並んでいたら、良い大人が半べそをかいていただろう…。マジで。

優雅に華麗にチェックインを済ませ、搭乗口を確認し(空港広すぎ)、ラウンジを探し求める。
朝食も食べていないので腹ペコだ。

エアインディアのラウンジは、搭乗口フロアから1フロア上にあり、
フードコートエリアを抜けて、
さらにカード会社ラウンジを通り抜けた一番奥にある。
ナショナルフラッグでお膝元のはずなのに、一番遠い(笑)

エアインディアのラウンジ
朝からカレー。スナック類やサンドイッチなどメニューは豊富だった。

昨日から思っていたことだが、国内線ターミナルにも関わらず、日本人が多い!

年末年始だから日本人観光客が増えるのは分かるが、
「年末年始の旅行先に、ヨーロッパやドバイとか煌びやかなところじゃなく、わざわざインドに来るなんて、物好きな方がいっぱいいるんだなぁ〜。」
と思った。(お前もな)(インドに失礼)

しかも驚いたのは、家族連れや親世代(50〜60代以降)の旅行客もよく目にした。

出発は10時40分だが、搭乗開始時刻は9時40分と1時間前に設定されていた。
以前旅行したスリランカやモルディブも、出発の1時間前に搭乗開始時刻として設定されているものの、実際の搭乗開始は出発の30分前だった。(しかも、看板表記もboadingではなく、いきなりFAINAL CALL)
だから、南アジアはそういう文化なのかと思い、今回も出発30分前の10時10分に間に合うように搭乗口へ向かった。

すると、

列がない!

…飛行機に乗ったのは、僕が最後のほうだった。
すみません。。。


活気と喧騒のバラナシ市街へ

12時過ぎにバラナシ空港へ到着。
バラナシに着いても、タクシーの勧誘はしつこくなく、
"NO!"
で撃退し、無事にUberドライバーとマッチング。
ホテルまで約1時間の道程。

バラナシ空港  青空が広がっていた

移動中は、窓の景色をぼーっと眺めていた。
アラジンが住んでいたような土でできた四角い家々が並んでいたり、
5人乗りの乗用車に、10人くらい乗って明らかに積載オーバーして走っている車も見たりした。
しかも、運転席に子供を抱きながら運転している…。
子どもがぐずったりしたら事故りそう…。
何でもありだな…。

だんだんと交通量が増え、クラクションが絶え間なく鳴り響き始めた。


プープー、キーキー、ピーピー、ブーーー

ものすごい喧騒。

人の数もすごくなってきたところで、ホテルに到着。

今回お世話になるのは、
シュリー ガネーシャ パレス

交通量が多い通りに面しているが、
細い路地を抜けて奥まったところにホテルがあるため、落ち着いた空間だ。
そして何よりガンジス川のメインガートとも言われるダシャーシュワメード・ガートにも徒歩10分程度のためアクセス抜群✌️

客室の前は中庭が広がっていて気持ち良い
客室内。
部屋に入ってもクラクションの音が聞こえる。
プープー、キーキー、ピーピー、ブーー…


ホテルでは、ガンジス川のボートツアーの予約もできるということで情報収集。
・ボートツアーは朝と夕方の2パターン
・1組でボート1隻貸切
・ガンジス川の南北に連なるガートを巡る
・夕方からのは、ヒンドゥー教の礼拝儀式プージャを船上で鑑賞

これで一人3,500ルピー(日本円で約5,000円)

現地価格からするとかなり高いかな…。

個人で直接ボート漕ぎに値段交渉すれば、もっともっともっと安いだろうが、インドにまだ慣れていないし、あとからぼったくられても嫌なので、悩んだ末、安心を買ってホテルのツアーに申し込むことに。
朝と夕方どちらがおすすめか聞いたら、朝は霧がすごいから夕方が良いとのこと。

16時にガイドがホテルまで迎えにくるということで、それまで散策を兼ねてラッシーを食べに行こう!

空を見上げると牛のオブジェが
ガンジス川へは、バイクと人混みをかきわけて向かう
道端に普通に神様がいらっしゃいます


道中歩いていると、

「こんにちはー!どこ行くの〜?」

と前から日本語を話すインド人の声が。

YouTubeで見たことのある顔だったが、警戒心MAXの僕は、日本人じゃないフリをして(バレているけど)、足早に避けた。

「なんで逃げるのー?そういうとこ日本人よくないよー!」

終いには、
「あ、財布落としたよー!」

と後ろから言い放していった。

そんな嘘に騙されるか!と思い、
ひたすら道をまっすぐ進んだのであった。
(財布も落としてないから、良い奴ではないと確定!)


アートがいっぱい!路地裏巡りが楽しい


そんなこんなでラッシー屋さんに到着!

ババラッシー!

先客に日本人が二組いらっしゃった
ザクロラッシー

ラッシーと聞くと、日本ではヨーグルトジュースを連想するが、
ここでは、とろーりとした食べるヨーグルト。
ほのかに甘いヨーグルトと、ザクロの食感が楽しい。
ペロリと完食😋

そしてバラナシの路地には、壁画アートがいっぱいあって歩いているだけでも楽しい。

床屋さんの雰囲気も良い感じ♪
ようやくインドに来たって感じでテンション上がる!

そろそろ約束の時間になるため、ホテルへ一旦戻ることに。


ボートツアーはファンタスティック!

ガイドと合流し、ボート乗り場まで向かう。
彼はお店を二つ経営しており、道中ツアーの流れを説明し、気になることは何でもリクエストしてねという旨と、ツアー終了後は彼のお店に寄るよということだった。
商魂たくましいな…。

ボート乗り場に向かう途中、チャイをご馳走してくれた。
インドで飲む初めてのチャイ…

多くのインド人で賑わっていた

ミルクが濃厚で甘くてめちゃ美味!!!
チャイってこんなに美味しいのか!と感動した。

そして、ボート乗り場に到着し乗船。
僕のボート…でか!!!
10メートルくらいの長さのエンジンボートを一人で貸し切り…!
確かに1組でボート1隻とは聞いていたけど(笑)

夕日に沈むガートをガンジス川から眺める
活気と混沌と汚れが入り混じり、かえって美しささえ感じる
ガートとは、沐浴場を意味し、階段場に続いている。
ガートは84個もあるらしく、各ガートはそれぞれ個性があって面白い。
火葬場があるマニカルニカ・ガート
ヒンドゥー教徒にとっては、ここで火葬され、ガンジス川に還されることが最大の悦びなのだそう。
花売りが来て、お祈りしながらガンジス川に流す。
みんなやるもんだと思って、お祈りしては流すを3回繰り返し(お花を3個流した)、1,000ルピー(約1,500円)請求された!絶対ぼったくり!
まあ貴重な体験ができたから良いけどね。
ガートをすべて周り終え、ヒンドゥー教の儀式プージャに備える。その間、花やチャイ、お菓子などの物売りがどんどんボートを渡って営業に来る。
また、ヒンドゥー教の神を顔にペイントした子どもに、僕の額に突然ペイントされた。100ルピー(約150円)請求。
観光客気分なので全然良いです。
プージャを見るために対岸沿いも船上もすごい人。
プージャの始まり。
バラモンによるお経から始まる。耳に心地が良い♪
お経が終わると、今度は音楽が流れ始め、乗客も音楽に合わせて手拍子したり、歌ったりして一体感が生まれる。
それにしてもすごい人。

プージャを鑑賞し終え感じたことは、
聖なる川を求めて、これだけのヒンドゥー教徒がガンジス川に集まり、祈り、清めるインド人の敬虔な姿に圧倒された。
また、プージャ鑑賞中には、声援や盛り上がりの拍手もあり、その一体感もすごかった。
自分もその中の一人に溶け込めた気がして嬉しかった。

ちなみにインド人はしょっちゅう、痰を聖なるガンジス川に吐いていた。驚きもしなかったけど。

それはさておき、ガンジス川のボートツアーは想像以上に素晴らしかった。
最後にガイドの土産屋にも寄り、神聖な気持ちで帰路に着いた。


2023年ありがとう。ナマステ🙏(Good Bye)

夕食はホテルにあるレストランで。
プージャ終了後は非常に混雑するとの事前情報から、あらかじめディナー付きのプランを予約しておいたのだ。

ウェイターさんが色々気さくに話しかけてくれて、めちゃめちゃフレンドリー。
ヒンディー語で万能の言葉「アチャ」(YESやGOODを表し、ここでは美味しいの意味で使用)を使ったら、とっても喜んでくれた。

ベジタリアン向けのメニューだったが、トマトの旨みが凝縮されたカレーと豆カレー、ガーリックナン、ヨーグルトソース…どれも美味。えびせんのようなパリパリ食感のチップス(中央)も美味しかった。
キングフィッシャービールは追加注文(コップ)
伝統的な生演奏をバックに2023年最後の食事を頂く

ボートツアーも素晴らしかったし、
ホテルの受付の方も何でも相談できる雰囲気だし、
生演奏を聴きながら美味しいご飯を頂き、
ウェイターさんと楽しく会話して、
多幸感に満ちた状態で2023年の締めくくりができた。

今日も朝は早かったし、インド旅はまだまだ続くので体力温存しなければならない。
年越しを待たずに眠りについたのであった。

3日目へ続く…

ご覧いただきありがとうございました。
ダンニャワード🙏

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