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PUBG競技シーン初心者向け講座②際ムーブの基礎

Giepieです。引っ越しなど多忙につき更新遅れてしまい申し訳ありません。前回の記事を見てくださった方、Twitterでシェアして頂いた方本当にありがとうございます!皆様に役立つ情報を発信できるよう、今後も励みます。

前回はムーブの基礎についてお話ししました。まだ読んでない方はぜひ読んでみてください!PC版PUBGだけでなくて、スマホ版のPUBGや他のバトルロワイアル系のゲームにも応用出来ると思います。

PUBG競技シーン初心者向け講座①基本的なムーブ

読んでくださった人の中で 際ムーブを具体的にどうすればいいのか分からない、という方が多いかと思います。

第2回では、際ムーブの基本的な考えをお教えします!

1. 第2,3安置は最大のチャンスである

まず初めに、際ムーブのマクロ(大きい)な動きについて説明します。際ムーブでは遅めに物資と車両を集めるため、第1安置では安置の際しか取ることが出来ません。しかし第2安置が決まった時、安置内に潜り込める場合があります。それは第2安置が極端に寄った場合です。

第1安置の中央は敵が詰まっているため、中央より少し離れたポジションは空いていることが予想されます。そのため第2安置が極端にずれると、必ず敵がいないスペースが生じます。このタイミングで安置内にアプローチできるかどうかが、際ムーブで安定するためには最も重要です。


無題のプレゼンテーション (7)

第2安置がずれると、敵がいないスペースが生じる。第1安置で中央にいたチームは他のチームとけん制しあって移動が遅れるor出来ないことが多い。そのため、生じたスペースに迅速に移動すれば確保することが出来る。

もし第2安置が中央に寄ってしまった場合は、際をキープして第3安置で大きくずれた際のスペースを狙うようにしましょう。

それでも安置が大きくずれなかった場合は、もはや大きく移動することは基本不可能と考えてください。第3安置以降は狭く、安置内のどこにでも敵が潜んでいる可能性があります。それではどうムーブしていけばいいのでしょうか?ここで、際ムーブのミクロ(小さい)な動きが重要となってきます。

2. PUBGは”陣取りゲーム”である

PUBGは“陣取りゲーム”であるという言葉を聞いたことはありませんでしょうか?PUBGでは自らの“陣地”を増やす事が、攻撃にも防御にも大きな意味を持ちます。

従来のラウンド制FPSでは、マップも狭く敵が居る場所というのは限られています。しかしPUBGなどのバトルロワイヤルゲームでは、マップが広く敵が居るかもしれない場所は無数に存在します。何も警戒せずに動いてしまうと、思わぬ所からの銃撃を受けて即壊滅してしまうでしょう。

そこで、ムーブする際には敵がいない場所を1つ1つ確認する=クリアリングする必要があります。クリアリングには、より遠くまで多くの範囲を見渡す為に高所から行うのがベストです。

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①周囲を高倍率のスコープで索敵する(高所からがベスト)。目で見るだけでなく、音を聞くことも大事。例えば目の前から車両が複数出ていく音がすれば、そこには敵がいないと予想される。

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②クリアリング出来たラインまで移動する。移動した後すぐ周囲の射線を確認し、車両のタイヤを割られないように。また移動させるメンバーは1~2人にとどめ、残りのメンバーは後ろから援護しよう(いわゆるタレットですね)。

この2点を繰り返して、敵のチームがいない事が確認できている=自分たちのチームのが支配する陣地を広げていきます。これにより安全に安置内の敵がいないポジションに入ることが出来ます。

一方、クリアリングした結果敵がいた場合においても、自らの陣地が広いことは戦闘においてもアドバンテージを得ることが出来ます。

3. 陣地の広さは選択肢の多さである

まず接敵した際に、戦闘を避ける選択をした場合を考えましょう。しっかりクリアリングをして陣地を広く持ちつつ接敵した場合であれば、安全に自らの陣地を通って引くことが出来ます。しかし、無謀にクリアリングせずに陣地が狭い状態で接敵した場合では、安全でないかもしれないルートを通って引くしかありません。後者は完全な博打であり、前者の方が安定するのは明らかです。

無題のプレゼンテーション (8)

陣地の外を通るのは非常にハイリスク。序盤に人数が欠けてしまった際に、博打で安置中央に突貫してそのままドン勝ということもあるので、まともに戦闘を行うことが難しい場合には悪くない。

次に、こちらから戦闘を行う選択をした場合も考えてみましょう。陣地が広ければ、味方が広がって敵に様々な角度から射線を通すことが出来ます。これはいわゆる”クロスを組む”と呼ばれるものです。クロスを組んでいると敵が障害物で身を隠しても別の味方が射撃を通せるため、圧倒的に有利です。一方、陣地が狭ければ味方が広がることが出来ないため、相手にクロスを組まれてしまいます。それほどに、陣地を広く持ちクロスを組むことは戦闘において重要な役割を担っています。

無題のプレゼンテーション (9)

PUBGでは動くと銃の精度が落ちるため、遠距離の射撃の際には静止する必要がある。クロスを組めばたとえ相手が世界王者でも勝つことが出来るだろう!射線の暴力!

以上のようにクリアリングによって陣地を広く持つことは、戦闘を避ける防御面においても戦闘を行なう攻撃面においても重要な役割を持つことをぜひ意識してみてください。際ムーブではマクロとミクロの二つの視点を意識し、自らの陣地を増やして次のムーブの選択肢を最大限に保つことが大事です。

今回はここまでです。少し長くなりましたが読んでいただきありがとうございました。ぜひ周りの方にも共有して頂けると幸いです。何か質問やコメントがあればぜひTwitterのDMなどでもいいのでお寄せください。

次回はチーム内のオーダーやアタッカーなどの役割について、私が思うことをお話ししようと思います。

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