情報生産者。

高校のゆとりの時間が探究学習へシフトした。息子の学校はそれがメインイベントなのでカリキュラムが結構しっかりしてる。

けど、娘の学校はまだカリキュラムが安定していないし、ロングホームルームにちょっと先生が説明して、テキスト配って、「はい!やってみて~」みたいな。

いや。それでは高校生にはむずかしでしょ!!!
最後に関連した大学の先生の講義を少し聞けたりするみたいだけど……

まず苦しむのはテーマを決めること。
自分の学びたいこと!と言うけれど大きいテーマがあるためそれの中で探さなきゃいけない。まずそのテーマがすきじゃない子にはハードル高い。

もし調べたいことがあっても、わからないことを質問したりできる先生もいなければ深堀することはむずかしい。
本やレポートで使える信頼できるサイトで調べたものだけでは既存の考えから脱することは不可能。

でも上のリンクを読んでわかりました。
この探究ってすっごい高度な思考がなきゃだめなんだって。

物事の真相・価値・在り方などを深く考えて、すじ道をたどって明らかにすること。 思考によって論証したり問題解決を図ったりすること、あるいは、論証や問題解決のために深く思考すること。 そのような営みが「探究」であるといえます。


探究のテーマを決めること、学びたいことを考えることは自分を見つめ直すことでもあるから本当にすぐできる訳じゃない。心を抉る作業が必要な時もあるって。

しかも先生ですらメソッドが確立されてなくて難しい。

息子を見てて思ったのはテーマや好きなことを決めるにはバックに長い時間かけて積み上げた好きなことのストックをたくさん持っていて、自分でやりたいと思ったことをできるかできないか考える前にやってみて、はまったら続けること……

オタク気質じゃなきゃむずいね。

情報の生産者ってことはぐぐってわかったことを器用にまとめて発表するだけではできない。オリジナルな問いと答えが必要でめちゃくちゃ難しい。

でもオリジナルって読んでて楽しい。
その人の思考とか本音とか生き方のバックグラウンド丸出しな感じに魅力を感じる。

noteでもそういう発信されてる方の文章が好き。そのひとの体験したことを、脳内を共有した感じになるの楽しい。

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