
【ソーシャルビジネスで働く人】一般企業からソーシャルビジネスの世界へ!回収&販売担当・テツ
こんにちは!ZERO PC広報担当のみなみです。
今回は、ZERO PCで働く仲間をご紹介します!
今回ご紹介するのは、
パソコン回収と販売を担当し、先日ZERO PCを卒業したテツさん。
ソーシャルビジネスに飛び込んだきっかけ
一般企業とソーシャルビジネスの違い
ZERO PCに入って自身の中に起こった変化
などをお話ししてもらいました!
「ソーシャルビジネスで働くことに興味はあるけど、実際どんな感じなのかわからない...」
そんな方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです!
テツさん
新卒で食品配達サービス事業を行う一般企業に就職。
海外でマーケティングを勉強するべく退職したものの、
コロナ禍で留学が延期に。
留学準備をしつつ、ZERO PCでパソコン回収と販売を担当。
ZERO PCでの業務

ーZERO PCではどんな仕事をしていましたか?
パソコンの回収と、ZERO PCの販売をしていました。
回収では、法人さまのオフィスに行き、不要になったパソコンを引き取っていました。
販売では、ショッピングモールの広場などで行う期間限定店で、ZERO PCを販売していました。
ZERO PCの仕事と並行して留学に行く準備もしていたので、週3回ほど働いていました。
手触り感を持って社会課題に関わりたい。一般企業からソーシャルビジネスの世界へ。

ー以前は一般企業で働かれていたとのことですが、ソーシャルビジネスやZERO PCに興味をもったきっかけをお聞かせください!
学生時代から国際協力には興味がありました。大学では、国際協力農業学科で勉強していました。
その時は海外に目を向けていましたが、外に目を向ければ向けるほど自分の国や地域の課題にも気づき始めました。
最終的には、日本国内の農産物の生産者の方々の力になりたいと思い、食品配達サービスの会社に就職しました。
ですが、日々の仕事の中では、自分の目の前の仕事が地域の生産者の方々のためになっているという手触り感があまり持てませんでした。
もっと手触り感を持って社会問題に関わりたいと思っていたところ、ソーシャルビジネスというものがあるのを知りました。利益を生み出すビジネスだからこそできることがあるという考えも持っていたので、びびっ!ときました。自分が就職活動をしていた時には、ソーシャルビジネスというものはなかったので。
ソーシャルビジネスについて調べていく中で、ボーダレスジャパンの記事が一番読んでいてドキドキしました。笑 そのボーダレスの事業の中で気になったのがZERO PCです。以前旅行で行ったパレスチナで、多くの人が難民として暮らしているのを見て。それからなんとなく、自分の中で難民という言葉がキーワードになっていたんです。
まずは留学をしてからソーシャルビジネスをやる会社に就職しようと前職を辞めたのですが、コロナで留学が延期になってしまいました。そこで、留学の準備をしつつ、ソーシャルビジネスで日本の難民問題に取り組むZERO PCで働くことにしました。
同じ志を持つ仲間と、スピード感を持って業務改善

ー以前勤めていた会社とはどんな違いがありましたか?
前職と比べて小さい会社なので裁量が大きく、スピード感を持って物事に取り組むことができました。
以前の会社では業務が仕組み化され、特に工夫をしなくても事業が成り立つようになっていました。改善のアイデアを提案しても、実現までには時間がかかりました。
ZERO PCはまだ小さい会社なので、改善点はたくさんあります。なので気づいた人が改善を提案・実行し、そのスピードも早いです。例えば、法人さまから回収したキーボードなどをリユースパーツとして販売してみたり、パソコン初心者の方でもパソコンを選びやすいようにポップを作ったりしました。自分のアイデアが形になっているのを見るのは、とても嬉しかったです。
ただ、前の会社と変わらないこともありました。社会課題を解決するソーシャルビジネスをやっているなんて、どんな聖人・聖者がいるんだろうと最初は不安でしたが笑、 泥臭く仕事をするのは他の会社と同じで、決して特殊な世界ではないのだなと思いました。
一方で志を持っている人が集まる場でもあるので、社会の課題に対して本音を言える人たちと共に考え、動くことができるのは素敵だと思います。
ー前職の経験は役に立ちましたか?
社会人としてのマインドセットは、とても生きてきました。遅刻しない、ミスしない、成果を出す、責任を持つなど。前職で営業と配達をやっていたので、もちろんそのスキルも役に立ちましたが、具体的なスキル以上に、自分をアップデートして行く気があるかどうかが大切だと思います。小さい会社の多いソーシャルビジネスでは、やれることは何でもやってみようという会社が多いので、前のめりな姿勢が大切だと思います。
「難民」ではなく、同僚
ーZERO PCに入って変わったことはありますか?
「難民」という人たちに対して、「難民」と思わなくなりました。仕事をしている分には、彼らはふつうの同僚です。そうやって、ふつうに難民の人と接する環境が日本ではとても少ないなと思います。
また、難民という多様性が認められる社会であれば、他の多様性を持つ人にとっても生きやすい社会になるのではと思いました。違う個性を持つ人と接しよう、理解しようという姿勢が大切なのではないかと思います。

仕事を通じて、「生きづらさ」を解消していく
ーZERO PCでのお仕事、本当にお疲れ様でした!これからは何をしていきたいですか?
まずは海外でマーケティングを勉強します。その後、その知識を活かして社会に良いことをしている会社に入り、売上に貢献したいと思います。
また、仕事というものを通じて、生きづらさを抱えている人と一緒に何かやりたいなと思っています。自分は留学に行くつもりがコロナで延期になり、何もしていなかったのですが、ZERO PCでの仕事を通して社会と関わりを持ち、役にたつことができていると思えました。
自分が働くことの大切さを実感したからこそ、仕事を通して、誰かの生きづらさを解消していきたいなと思います。
飛び込んでみないことには始まらない
ー最後にこれからソーシャルビジネスで働きたい人にメッセージをお願いします!
興味があるなら、とにかくやってみるのがいいんじゃないかと思います。飛び込む前は不安でしたが、入っていかないことには始まりません。社会人の方は、しっかり仕事をしてきたと思えるのであれば、間違いなく経験は生きてきます。最初の一歩は不安だと思いますが、とにかくやってみてください!
テツさん、ありがとうございました!今まで本当にお疲れ様でした!!
いかがでしたでしょうか?
これからソーシャルビジネスでのキャリアを考える方にとって、少しでも一歩を踏み出すきっかけになれば嬉しいです!
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記事を読んで一緒に働きたい!と思ってくださいましたら、
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