嫌われる勇気・ゼロ②

2019年10月17日 18:04

会社へ行かなくなってから僕は、パソコンでネットサーフィンしたり、辞めていたタバコもまた始めていた。

そしてある日、いつもの様にネットサーフィンしていると、ある公告が目に入った。

【何もない自分に、小さなイチを足していく】ゼロ

突然現れたこのメッセージが、とにかく僕の興味を惹きつけ離さなかった。
特にホリエモンが好きだとかは無かったし、いつもなら気にも止めない事なのに、今回は何故か気になる。

気がつけば、僕はアマゾンで【ゼロ】を購入していた。

数日後、ゼロが自宅へと届き、早速本を読んでみた。

僕はホリエモンの事を好きでも嫌いでも無かったが、メディアの影響もあり、ホリエモンの事を金の亡者だとか、絶対に悪い事して金を集めていると思っていた。
多分、世間一般の人と同じイメージを抱いていたに違いない。

しかし、ゼロを段々と読み進めて行くうちに僕の中のホリエモン像が段々と変化して行った。

頭が良く、勉強熱心な所。努力を努力と思わず、ひたすらやり続ける事。

沢山失敗していたのにも関わらず諦めない所。

そして何より働く事が大好きな人。

働くのが嫌になっていた僕は、この本とホリエモンの感銘を受けた。

こんなに働くのが好きな人はいないな。こんなに努力している人も見たことが無いな...。

僕は一体...何をやっているんだろう...。

そんな気持ちにさせてくれた。

本の中に【苦しい時こそシンプルに考える】

こんな言葉出てくる。

当時、色々考え悩んでいた僕にとって大変救われた言葉である。

本を読み、人生について、仕事について、自分について考え、少しだけ精神的に落ち着きを取り戻せた。

僕はこの日から堀江貴文と言う男が大好きになり、のめり込んでいった。

そして、堀江貴文と言う男を調べていくうちに、

【嫌われる勇気】という本と出合う事になる。