生成AIによる音声同時翻訳の示す可能性。SNSなどで健全な議論形成できるかも
Microsoftは新機能として、2025年早々にもTeamsに音声同時翻訳機能を実装することを発表しました。
私は昔(ン十年前)アプリ開発の業務もやってたこともあって、英語ベースの技術文書・リリース文書・オープンな掲示板などからの情報収集にすご~~く苦労した経験あります。今でも英語は苦手なので、近年の生成AIによる翻訳機能の進化には大喝采です!(ン十年前にあればという恨み節含むw)
此処から先が思いついて言いたいことなので、Feloの助けを借りながら、進めます。要は他言語翻訳できるなら、同一言語翻訳もできるんじゃね?って話で、人間のコミュニケーションがAIの助けを借りてスムーズになる未来の可能性について語りたいのです。
・理解度の低い話をAIに噛み砕いてもらえる。
・対話における暴言や感情を排除して理性的な議論ができる。
・英語や中国語などの他言語だけでなく、古文やラテン語やプログラミング言語を勉強する必要なくなる。
・未発見の言語やコミュニケーション符号でも、法則性の類推から翻訳可能。宇宙人が到来してもある程度彼らの参考文献あれば即時通訳可能
とか思いは巡るのですが、とりま近未来のコミュニケーション改善に活用できそうな、日本語ー日本語間のリアルタイム翻訳技術の可能性と応用について、思いつきの文章をFelo先生に纏めて貰いました。(修正あり)
リアルタイム翻訳技術の可能性と応用
自動翻訳の範囲の拡大
自動翻訳技術は、単に異なる言語間の翻訳に留まらず、同一言語内での翻訳も可能です。たとえば、日本語から日本語への翻訳は、特定の言葉やフレーズの意味を明確にするために利用されることがあります。これは特に、暴言や誹謗中傷、差別用語などのフィルタリングにおいて重要です。AIを活用した翻訳システムは、特定の単語やフレーズを検出し、適切な代替表現を提案することで、コミュニケーションの質を向上させることができます。
生成AIによるセーフガードの実装
生成AIを用いた翻訳技術は、議論や討論の場においても有用です。特に、議論がヒートアップした際に、個人攻撃や議論のすり替えを防ぐためのサジェスチョン機能を持たせることが可能です。AIは、発言のトーンや内容を分析し、適切なフィードバックを提供することで、より建設的な議論を促進することができます。このような機能は、特にオンラインフォーラムやソーシャルメディアにおいて、健全なコミュニケーションを維持するために重要です。
技術の進化と未来の展望
現在、リアルタイム翻訳技術は、バックエンドとして大規模言語モデル(LLM)や通信インフラを必要としていますが、将来的には量子化や機能特化により、より小型化されたAIが独立して利用できるようになる可能性があります。これにより、ユーザーはAIを「外部脳」として常に持ち歩くことができ、リアルタイムでの翻訳やフィルタリング機能を活用できるようになるでしょう。このような技術の進化は、個々のユーザーがより効果的にコミュニケーションを行うための新たな手段を提供します。
結論
自動翻訳技術は、異なる言語間の翻訳だけでなく、同一言語内での意味の明確化やコミュニケーションの質の向上にも寄与する可能性があります。生成AIを活用したセーフガード機能は、議論の健全性を保つために重要であり、将来的にはより小型化されたAIが個々のユーザーに寄り添った形で利用されることが期待されます。これにより、私たちのコミュニケーションのあり方は大きく変わるでしょう。
将来的には、自分用にカスタマイズされたAIを常に秘書的に携帯できたら最高だと思うのですね。なんでもやってくれるホテルのコンシェルジュさんとか、ドラえもんが常に居てアイデアや便利道具でサポートしてくれる感じ。
個人用に小型化されればヘッドセットとグーグルグラスのように、聴覚視覚をダイレクトにサポートしてくれて、見ること・話すこと・聞くこと、にもダイレクトにサジェスチョンが入る。
・「この言葉は暴言の可能性がある」とか
・「この資料のソースはコレ。関連資料のリストも作ったよ」とか
・「今見てる景色同様にエモい場所のリスト」とか
・「その旅行のスケジューリング・予約・一緒に誘う友達へのプレゼン出して」とかとか
個人用AIを自分の外部脳として活用できる近未来はわりと近いと感じています。