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ギルド(構想)について

こんにちは。「ビジネスの速度でシステム開発する」をテーマにシステム受託開発を行っている株式会社ゼロイチハッカーの石垣です。

社長になって半年を過ごし「人は信頼によって繋がっている、それはビジネスにおいても同じ」という当たり前で重要なことに気がつきました。社長レベルでは、人はこんなにも人を見て観察して、信頼の上で仕事を任せあっているのかと驚愕しております。

(たのむよ、マジで!)

今日は構想ではありますが、信頼をベースに協業する方法について書きます。

現場では、まず契約で、信頼はあと

現場に目を移してみましょう。実際の仕事を進めていくのは、現場担当者同士です。現場にとっては、まず契約書があり、はじめましての挨拶も程々に、仕事の中で信頼関係を作っていくという、社長レベルとは逆の手順で信頼と仕事が発生しています。

契約書があり、その次に信頼が来る。

相手の担当者が、信頼のおける良い人だったらラッキーだけど、気の合わない人、考えの合わない人だと、仕事の進みやコミュニケーション、発想など、全般的に、100%の力を出しきれない経験は誰しもあるかと思います。相手も同じだと思います。

(余計なことは、言わないでおこう。この人がどうなっても私には関係ない。契約上の役目は果たした。)(コイツ仕事できない奴だったな。まぁ契約上は役目は一応やってくれたからいいか。)

そういう仕事の仕方で、いいのだっけ?

人と組む理由を、ざっくり2つに整理してみました。

  1. 手が足りなくて、手伝ってほしいから

  2. 高め合う関係で、1+1を3とか5にしたいから

1の場合は、良さそうですね。「1だと足りないから、1.4とか1.7でいいから、出力を上げたいために人を増やすんだ」であれば、契約書があり、信頼まではいけなくても、2人合わせて1.4出せれば上出来ということもあるでしょう。

2の場合は、ダメですね。例えば「ウェブの専門家」と「データサイエンスの専門家」と「不動産営業のトップ営業マン」が組んだら、なんだか不動産業に新風を巻き起こす凄いものが作れそうな気がしますが、お互いが疑心暗鬼で出し惜しみしたり、バラバラになってしまったら、なにも創造的な新しいモノは作れないでしょう。

「お前なんかと組んだから失敗したんだ!」「それはこっちのセリフよ!」

信頼関係は最重要指標

「この人できるなぁ」と思う社長たちは、信頼をとても大事にしています。たぶん、それこそが成功の秘訣だと感じています。私は、特にスタートアップや新規事業のような現場にも、信頼関係を浸透させる仕組みが必要だと感じています。(調べてみたら、ぜんぜん私だけではなかった。ちょっと違うけど言いたいことは同じ→「攻撃的な人が1人入っただけで、チームの生産性は30〜40パーセント低下する」の体験談

「君にできないことは私がやる!」「そっちは任せた!私にはこれを任せて!」

具体的に考えていること

以下、たとえば、構想として考えていることを箇条書きにしてみます。

  • 下請けにならない・下請けさせない

    • 紹介するが、契約書は別

    • 信頼できる事業者を紹介する

    • 紹介してもらった事業者は、自分の信用で契約書を巻く

  • お互いの強み・弱みを把握しあっている

    • マウントしない

    • 「君が苦手なことは、私がやる!」というセリフがマウントにならない関係

    • 「ここわかんないから、教えて!」が気軽に言えるガチ助け合える関係

  • 仕事をモジュール化ないし専門分野で切れるようにする

    • こっから先はAPI連携で、繋ぐよ!任せたよ!

    • 事業者は、まるでオブジェクトであり、パブリックメソッドで通信し、内部はお互い気にしないで済むようにしたい。(契約書も自然と分かれる)

  • 差し出すものは「信頼」

    • 「契約書よりも、信頼」。左に価値があることを認めつつ、右により価値を置く。ゼロイチハッカーギルド宣言なるものがあるとすれば、こんな感じか。

    • いきなり全幅の信頼を寄せないで、ちょっとずつ信頼していきたい。

    • 周波数をあわせるイメージ

  • 信頼をベースにしているものの、友だちの輪とか、烏合の衆ならぬグループではなく、方向性のあるチームとか、コミュニティのような場

  • 1on1、雑談が大事。雑想しよう。

信頼し合える仲間と共に、それぞれが独立しつつ、協調して、価値を出す世界をつくりたい

目指すところは、そんな感じです。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
もし興味関心がありましたら、Facebook, Twitter 等で話しかけてくださると、とても嬉しいです。ぜひ、一緒に考えていただけると嬉しいです。

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