チームにおける「理念」とは、ベクトルの方向性を整えるモノか
プロ野球キャンプは現実離れした世界
2月1日は毎年恒例のプロ野球春季キャンプが始まる日で、「今年のペナントレースからは、どんなドラマが生まれるのか!?」と楽しみにしているファンは少なくないハズだ。
キャンプ地の【沖縄・宮崎・高知】などの温暖な地域は故郷からは縁遠く、キャンプの雰囲気はテレビの世界でしか味わうことができなかった。
しかし、南国に訪問する機会が増えたことで何度かキャンプの時期と重なり、「2月に野球を半袖でやるなんて...、紋別なら自殺行為だゼ!」と、コザ信金スタジアムで "赤ヘル軍団" の練習姿を見て、スタンドでつぶやいていたのを思い出す。
#紋別市の最低気温-10°
日本ハムファイターズの企業理念
そして、北海道生まれの「道産子」としては...、
北の大地にあの男が帰ってきたこともあり、「記録」もさることながら「記憶」に残るシーズンになることを期待し、日本ハムから目を話すことができない。
そんな奇想天外な人事を繰り出す、日ハムの「企業理念」を改めてグーグルさんに聞いてみると、次のような答えが返ってきた。
『BIG BOSS』 が誕生するのも、何となく頷ける。
今までプロ野球チームの理念なんて1mmも興味がなかったのだが、近頃は「学校の部活動でも、チームにおける理念的な発想は大事だヨ」と思い、「そういや、プロの球団の理念ってどんなん?」と疑問を抱いたのがキッカケだ。
[主体的×企業理念]の相互関係性がもたらすチカラ
ヒトは成長と共に「考えるチカラ」を身につけ、「主体性」を省くむ生き物だと最近は思っている。
成長すればするほど「自分で考えて行動するチカラ」が育つのだ。
中学のカテゴリーでは割合に「やらされる選手」が多いのだが、【高校 → 大学 → 社会人 → プロ】になるに連れ、自分に何が必要で何が求められているのかを問いただし、行動することができるようになる。
とはいえ、多くの場合は集団の一員であるため、「主体性」がてんでんバラバラになりかねない状況を生み出し、チームが崩壊する危険性を要しているのは言うまでもない。
「主体性」を「自由」と勘違いしてはいけない。
なので、「ベクトルの方向性」を統一する必要がある。
マネジメントスキルがもたらす新世界
つまるところ、日本ハムの選手であれば前述した「球団理念」を達成するのが第一優先順位で、そのために自らのスキルを磨き貢献する必要がある。
ところが、この理念をすっ飛ばして「個」が先行してしまうと、チームとしては成り立たず、「他の球団で頑張った方が良いよ!」と成績の良し悪しに関わらず肩を叩かれかねない。
そして、この方向性の統一は、言葉では簡単なのだが想像以上にやるべきことが多く、スポーツ団体に関わらず企業でも四苦八苦し、高度なマネージメントスキルの必要性を強く感じている。
もしかすると...。
高校のカテゴリーでもこのような落とし込みのスキルが浸透すると、「やらされる選手」を脱却して「主体的に行動する選手」が生まれる。
この過程は、同じ人間であれば指して変わらないのではと考えている。
その結果、「練習時間の短縮化」「暴力・暴言の問題解決」「顧問の時間的制約」など現場における様々な問題を解決する糸口になり、新時代が幕開けを予感させる。
マネジメントは「略」するためのモノと言うのだが、一見すると「楽」をするモノと捉えがちだが、目標到達の道のりはとっても長く険しく、知力と根気が必要だと感じている。
先ずは、カラダラボ内でで実践し、有効性を示せればと思うところだ。
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