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[記事] アルピーヌが9年ぶりにA110を刷新へ。 EVスポーツブランドとして次章に挑む。
フランスに本社を構えるルノーグループのアルピーヌは、ライトウェイトスポーツカー「A110」を来年初旬に電動化(EVで登場)して投入する。これはアルピーヌがEVスポーツカーブランドとして次章に挑むべく、最後の切り札となる。
現行型A110は初代の販売終了から約40年経った2017年に1.8L直4ターボエンジンを搭載し登場。当時ブランド自体が途絶えかけていた状況からアルピーヌ復活へ繋いだ。2024年にはグローバルで4,408台を販売し、欧州2シータースポーツクーペ市場でシェア1位を獲得している実力派人気モデルだ。そんな中、アルピーヌはブランド70周年記念限定車「A110 R 70」と新グレード「A110 GTS」を2月26日に発表。同時にEVとなる次期型A110の具体的な投入時期を告知した。
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A110 R 70
限定車R 70と新モデルGTSは3月に注文が開始され12ヶ月間のみ販売される。その後EV仕様にバトンタッチされるとのことだ。つまり来年3月あたりの投入を意味する。EVにスイッチした後の販売状況と変化は注目になるだろう。
アルピーヌはブランド初となるEVで電動ハッチバック「A290」を昨年発売。今年5月には電動スポーツファストバックSUV「A390」を発表し市場投入する予定だ。また、A110の他にも4車種の電動モデルを2030年までに投入する。