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Vol.7 B2Bの成果事例
今月は「ZBR流マラソントレーニングシステム」ということで、マラソンで自己ベストを狙う方から、ゴールまで楽しく完走したいという方のために、日々のトレーニングをどうやって組み立てていくのか?についてお話しています。
今日は、僕がパーソナルコーチを担当していたKさん(2023横浜マラソン出場)の事例を取り上げて、B2Bの重要性についてお話ししていきます。
というわけで、早速始めましょう。
そこでビルドアップ、できちゃうの!?
Kさんは30歳代男性。
フルマラソンのベスト記録は、前年の横浜マラソンで出した5時間56分。ちなみにハーフマラソンは2017年に出した2時間5分です。
ただ、前回の横浜マラソンは後半ズタボロになって歩きまくったということで、今回は最後まで走ってゴールしたい!願わくば4時間切るタイムで!というのが目標。
7月末からコーチングを始めたので、10月末の横浜マラソンまで期間は約3ヶ月。
Kさんの場合、ZBRB.Hiratsukaにて高地トレーニングを活用しながらトレーニングを進めてきましたが、基本的にはウィークデイのLTインターバルと、ウィークエンドのB2Bを地道に実施してきました。それと、週イチのDojoは欠かさず。あと、CHIMERA EVERYDAY使ったファットアダプテーションも。
初月の8月は基礎構築に重点をおきました。その期間のB2Bメニューは、土曜日に高地スタジオでLTインターバル、そして日曜日に150mのヒルスプリント。
そして9〜10月のB2Bは、土曜日に3kmのLTインターバルを6セットからはじめて、最終的には8セット。日曜日はLT240秒+R60秒のLTインターバルを6セットからはじめて、最終的には10セット。
このB2Bでの走行距離が、初期では30km程度で、そこから40km程度まで徐々に増えてきました。
そんなトレーニングを積み重ねつつ、9月下旬にトレーニングの一環として出場したハーフマラソンでは、1時間47分の大幅自己ベスト更新。
このハーフに向けては、直前の5日くらいはテーパリングしましたが、トレーニングの一環としての位置付けだったので、そこまでトレーニング量を落とすことはしませんでした。それでも大幅自己ベスト更新だったので、かなり走力がついていることを確認することができたんですね。
そして。平塚で開催した「Hiratsuka30」では、スタート前は「5分20秒前後でペースを刻んで、余裕があれば少しビルドアップしてみましょう」と計画してました。
序盤こそ雨が酷かったので自重しながらキロ5分30秒前後のペースを刻んでたんですけど、10km過ぎからはは5分20秒平均、そして20km過ぎからは5分を切るようなペースで快調にビルドアップし、結果的には5分20秒平均でゴール。
僕もその日は、自分の1500mのレースが終わってすぐに30km走のサポートに入り、参加されたみなさんの動画を撮影したり応援したりしてましたが、Kさんのビルドアップを見て、すごく驚かされました。
ほぉー、そこでビルドアップ、できちゃうんですね!と。
まだ、全然余裕で「脚」が残ってる。
僕は、この「脚」は毎週のB2Bによってもたらされたものだなーと考えてます。そして、そのB2Bのクオリティを高めてくれるのが、ウィークデイのLTインターバルをはじめとする低・中強度のトレーニングなんだろうな、と考えるわけです。
で。
横浜マラソン、結果はどうだったかというと…
3時間54分07秒。
2時間超えの自己ベスト更新でした。ハンパないw
Kさんだけでなく、僕が直接コーチングを担当させていただいてる方がレースで快走してらっしゃるのをみると、B2Bの重要性を改めて感じます。
強化を目的とするならば、1日でマラソンペースでの30km走をやるよりも、2日に分けてLT強度のトレーニングで35〜40km走った方が、マラソンを最後まで走り切るための「脚」作りになるんじゃないかなーというのが、今のところの僕の最適解です。
ぜひあなたのトレーニング計画においても検討してみてはいかがでしょうか?
それではまた🙌
★私、高岡 尚司を専属コーチにしてランニングの指導を受けることができる「パーソナルコーチ」のサービスをやっております。
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結構な重心の乗せっぷりでサポートいたしますので、人数を制限させていただいております。ぜひお早めに高岡をこき使ってやってください。
https://zerobaserunning.jp/news/personalcoach
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