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乳酸性作業閾値を改善するトレーニング法

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もっと速く、もっと楽に、もっと遠くへ走るために必要な「走り方」「練習方法」「筋トレ」「呼吸法」「エネルギー代謝」「自律神経」について情報発信しています| 書籍「ゼロベースランニン…
裸足でフルマラソンを2時間45分で走ったプロランニングコーチ&鍼灸マッサージ師だからこその視点で、…
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#トレーニング

Vol.15 LTインターバルを軸にトレーニングする際の注意点

昨年7月、横浜市スポーツ医科学センターにて乳酸測定したときのこと。 この測定では、3分間走って、1分の休憩の間に血液を耳たぶから採取し、これを少しずつペース上げながら7セット実施して、血中の乳酸値が急に上昇するポイント、つまり乳酸性作業閾値(LT)を正確に突き止めるために行う測定です。 この測定、本当にやって良かったと「猛烈」に思いました。そして、LTインターバルを軸にしたトレーニングメニューをやっていく際に注意しなければいけないことも浮き彫りになりました。 そこで今日

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Vol.14 LTインターバルで注目したい数値

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Vol.6 ヒルスプリントによって筋肉のスティッフネスを高める

ZBRC.では、フルマラソンのための基礎構築期にヒルスプリントをスケジュールに組みますが、実はこれも乳酸性作業閾値の改善、つまりは持久力を高めることにつながるということで、前々回からテーマにしてます。 前回は「ミトコンドリアを増やす」という観点から、このヒルスプリントの導入メリットについてお話ししました。 そこで今回は「筋スティッフネスを高める」という内容でお話ししていきます。 もっと乳酸を絞り出すためにヒルスプリントを実施する目的は、主に以下の3つです。 ①運動単位

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Vol.5 ヒルスプリントによってミトコンドリアを増やす

ZBRC.メンバーに提案しているトレーニングメニューの中に「ヒルスプリント」があります。つまり、上り坂ダッシュですね。 実はこのトレーニングも乳酸性作業閾値の改善、つまりは持久力を高めることにつながるということで、前回からテーマにしてます。 前回お話ししたのは高強度運動によって速筋線維を動員できますよ、ということでしたね。 そこで今回は「ミトコンドリアを増やす」という観点から、このヒルスプリントの導入メリットについてお話ししていきます。 遅筋線維のミトコンドリア数を増

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Vol.2 LTインターバルを推進する理由

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