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【働き方】雰囲気の悪い店舗の改善方法③

<おじさんDX Vol 454>

前回、前々回と続きます。


✅話せる安心感を作る


周囲に「本音を話せるヒト」「本音を聞けるヒト」は居ますでしょうか。


不満を漏らしているスタッフは、自分の行っているコトが愚かな行為という認識があるかも知れません。

✅愚かなコトと思っても止められないのが、ヒトです。

それに、中には納得出来る話もあるのです。


そうは言ってもそのまま上層部に伝えるのは、スタッフにとって何かとリスクが高くなる場面もありますから、スタッフが矢面にさらされないよう

✅私が「防波堤」になることを告げた上で上層部に話をします。
✅スタッフの意見としてではなく「私の意見」としてです。

しかし、普段から目を利かせているような、信頼出来る一部上層部は知っています。私の浅知恵なんてたがが知れていますからね😅

スタッフからの話を聞いた後に何らかの行動が伴わないと、ホント…話を聞くだけになります。

また、その発言等に関して「守られている」という認識が必要になります。



心理的安全性と昨今は表現されていませんか。


✅出来るコト、出来ないコトを明確に


改善まで待てないのならば仕方ありませんので、転職など環境を変えるのは個人の自由です。


出来もしない約束をするのは逆効果ですし、改善にも企業規模や資金面など限界というのがありますから、望むようにはならない可能性もあるのです。

出来るコト、出来ないコトは区別します。

誰が発言したかで発言の扱いは変わりますが「ならぬものはならぬ」という姿勢を持って接する事が出来ないと、それこそ紆余曲折の末に誰からも信頼されなくなります。

✅対立構造ではない

✅上層部もスタッフも「より良い働き方をしたい」のは一緒。
✅上層部もスタッフも「店舗を盛り上げたい」のは一緒。

ここを勘違いして会社vs従業員のような、対立構造に持っていくのは組織の為になりません。

中には「部下の人気獲得だろ」とやっかむような人が上席にいるようですと...すでにその組織は腐っている可能性もあります。


「自分は賢い」「利口に立ち回っている」と思っているなら、それは大きな勘違いかも知れません。

✅スタッフを信用するコトから

雰囲気の悪い店舗に見られる傾向が、管理者がスタッフを信用していない。スタッフは、管理者に話をしても無駄と悟っているコトです。

管理者は、仕事を任せることが出来ませんから、業務の大半が集中して管理者に来ます。するとキャパオーバーして本来の役割が出来ません。

本人としては懸命に仕事をしているのに「どうしてスタッフは非協力的なのだろう...」と不満が募るのです。

それはスタッフへの態度に出てきます。

✅任せることが出来ない自分が原因なのに…。

機転の利くスタッフは、そのような状況でも「あれやっておきます」「これ代わります」のように自律して行動します。それを当たり前と思っているいずれ停滞していくのです。

こうした際に「ありがとう」「助かるよ」感謝や労うだけでも反応はかなり変わります。


管理者が、まずスタッフを信用しないとスタッフから信用されません。


✅方向性が見えない不安

雰囲気の悪い職場というのは、漠然とした不安があるのです。

前述の事例のような管理者の場合には、

✅「このままここで働いて良いのか」とスタッフが不安になるのです。

✅何を考えているか分からない。
✅指示も指導もない。
✅自分の事しか考えていない。
✅先行き(ビジョン)が見えない。
✅気分で発言、行動が変わりすぎて一貫性がない。


この漠然とした不安の影響は大きいですよ。


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