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【小売業】勤務シフト作成のコツとは❓

<おじさんDX Vol 374>

店長の仕事でも大切な仕事に「勤務シフト」があります。

勤務シフトは、働くスタッフの出勤日、出勤時間(勤務時間)、休日を決めるのですが、今では便利なツールもありますので昔ほどではないにせよ、頭を悩ませる店長も多いかと思います。


✅数値化してシフトを作成

所属する店舗のスタッフの能力を数値化します。

数値化は、漠然とした主観で割り当てていくのですが、実施当初からピッタリ運用出来る訳ではありません。


大雑把で良い
のです。

しかし、店長ともなれば、各スタッフの特性くらいは把握していると思いますので、10点満点(もしくは5点満点)で能力を数値化していきます。


満点のスタッフもいれば、新人さんなどで仕事を覚えているスタッフもいるでしょう。人数で組みがちなシフトですが、数値化することで業務効率の向上を図ると共に休日消化を促進していきます。


✅土曜、日曜、祝日と平日の区分

小売業は、一般的に土曜、日曜、祝日の来店客数が増えます

ここに持てる人員をフルに投入したいところですが、店舗スタッフの中には、まだまだ勉強中のスタッフがいるのです。


経験値も低く数値が低いスタッフは、ある程度成長するまででしたら、この忙しい日にあえて休日を与えるのも一つの考え方なのです。

平日ともなると、各自に休日を与えなければいけませんので、余力こそなくても人数で均等割りにすると、新人スタッフに負担がかかります。

平日をいかに平均化するかが数値化の目的でもあります。



自店舗の土曜、日曜、祝日との対比で決めてしまうのです。

✅指標には、どの店舗にも客数と売上金額のデーターがあります。
✅私の管轄する店舗は、平日は50%程度。
✅平日で高目なのは、金曜日と月曜日⇒70%程度。
✅多少の凸凹はありますが、火曜日と木曜日がその中でも低い。


✅希望の休みを聞く

小売業でスタッフの休日は、主に平日となります。

その平日でも予定があったりしますので、休日希望は早目に聞いておいた方がスムーズにシフト作成出来ます。希望のある場合は、必ず申告期限を設けるようにしておいてください。


期限外の申請は、余程の事情がない限り認めないようにした方が無難です。


もしくは、曜日を固定してしまうのも一つの手です。その方がスタッフも予定を入れやすいです。更に希望休日の場合は、有給消化を積極的に導入するのも良いと思います。


✅シフト作成は早目に


シフトの確定は、早目に行うのが良いです。


とは言え、家庭の事情等で突然変更をせざるを得なくなるケースもありますが、そこは店長の裁量で変更する必要があるのか判断をしてください。

✅近似値のスタッフを作るコトです。
例 Aさんが10点 Bさんが7点 Cさんが5点 Dさんが4点 Eさんが3点

✅Aさんの代わり⇒Bさん+Eさん もしくはCさん+Dさん
✅Bさんの代わり⇒Cさん+Eさん もしくはDさん+Eさん

あくまでもスタッフの都合を優先ではありませんので、店舗の売上想定と考慮して判断することが必要になります。



✅閑散期、繁忙期でシフトに変化を

閑散期は、繁忙期に比較して出社人数を削減することをお勧めします。


スタッフのリフレッシュにもなりますし、大型連休が業態上取得し難い環境なのですから、各自に5連休くらい与える等、工夫が求められます。

小売業の場合で敬遠される理由が、ゴールデンウィークやお盆休みも正月休みもない事です。業態上仕方ないコトなのですが、少しでもこうした不満を解消したいのです。

とは言え売上も大切ですよね😊


スタッフの事も考えて勤務シフトを作成する必要があるのですから、頭を悩ませ時間をかけてしまうのです。



それには数値化しパターン化するのが、作成効率も良くなりますよ。



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