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来店頻度を認識した方が良い話

<おじさんDX Vol235>

売上アップの試みに使われるのが、来店頻度の向上ですが、そもそもこの来店頻度というのは、どうして重要なのか考えてみました。

✅商圏について

リアル店舗を中心に考えると、商圏は限られています。

店舗がある地域にどの位の人口があるのかによって、左右されて来ます。そして、対象となる年齢層などの人口分布も考慮しなければならないのです。

こうした分析は、すでに実施されていますが、こと商品やサービスとなると、どうなのでしょうか。

✅人口   人口が何人なのか。
✅世帯数  世帯数は、どの位あるのか。
✅平均年収 平均年収はいくらなのか。
✅年齢分布 若い世代が多い地域なのか、そうでないのか。世代数。
✅性別   男性と女性の比率。
✅職業など コア産業は何か。就業者数の多い産業は何か。


✅商品やサービスの利用頻度

来店頻度を向上させるには、その商品やサービスの利用頻度を知ることが重要です。

例えば、家は、一生で一度くらい、それに対し食料品は2日に1回などのように、自社で取り扱う商品やサービスのおおよその利用頻度を把握するのです。

利用頻度の単位を知ることによって、店舗での展開も異なるのです。

✅1日単位    毎日、2日毎のように日で利用が望める。
✅週単位   週単位で利用が望める。
✅月単位      月単位で利用が望める。
✅年単位      年単位で利用が望める。
✅買替単位  製品が壊れる、故障で買替が望める。
✅一生単位  一生の内で何回か利用が望める。
✅行事単位  お正月、クリスマス等の恒例行事で利用が望める。
✅予測不能  法改正、制度改革、災害など。

自社の取り扱う商品やサービスは、どの単位なのでしょうか。


✅利用頻度を把握しないと販促が無駄になる

実際にマーケティングや企画運営を行っている人にしたら、そんな事は当たり前と思うのですが、全ての小売業に関わる人が理解していると限りません。

極端な話をしますが「家を先月購入したお客様に、今月はキャンペーンですよ!」と販促を行っても...

無駄などころか、クレーム案件になる可能性があります😅

ですから自社の取り扱う商品やサービスが、どの単位か把握する必要があるのと、販促を実施するタイミングは重要です。


✅必要な時に得られるのがベスト

余談になりますが、お客様側からの視点からすると各種販促は、Webを始め、アプリやメールやLINE等で頻繁に見る事が出来ますし、リアル店舗ではチラシ広告等が挙げられます。

ここで注意❗

その販促に影響されていませんか。

✅商品やサービスを購入するのが一番なタイミングは、必要な時です。

いくらお得なクーポンや商品が安くても、タダではありません😅


✅500円引きのクーポンがあると使わないと損をした気になる。
✅安い時にまとめ買いをして得をしたい。
✅ポイントが付くので、つい買ってしまった。

販売側の策に嵌っています😅

必要な商品やサービスであれば、特に気にする事は無いと思いますが、これが結構無駄な消費に繋がっているのです。


実際に色々研究されています。


✅来店頻度を知ることで得られるメリット

✅時期やタイミングを考慮し、効果的な販促が、行えるようになる。
✅お客様が、いつも利用して頂けると限らない事を知れる。
✅商品やサービスによっては、一生に一度の縁である事を知れる。
✅戦略的に来店頻度を分析する事で商品構成を考えられる。
✅需要を掘り起こす事が出来る。
などなど...。

特に小売業に関わる人は、知っておいて損はないと思います。


そんな、おじさんの話でした。


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