【働き方】副業と本業への影響度
<おじさんDX Vol 504>
副業を禁止してる企業数が減ってきており、副業容認となるケースが増えているようですが、ちょっとした問題が身近でありました。
✅リアル店舗の場合は要注意
リアル店舗となると、働く自分が思っている以上にお客様に顔が知られています。ですから、普段の何気ない行動でも気を遣う必要があるのです。
副業を禁止する企業の主な理由が、本業への影響を懸念してなのですが、今回目にしたのは、副業で販売した取引からのトラブル発生。
長年その店舗を利用していたとあるお客様が、その店舗の店員を信用して副業で扱っている商品を購入したのですが、店員の勤務先(企業)とは関連がありません。
しかし、店員とお客様の個人的な取引がトラブルに発展すると、お客様から本社に苦情が入ったのです。
「個人間での取引なので弊社は関与しません」という態度を取るにも、お客様が在籍する店員を信用して頂いているのも事実ですので、なかなかハッキリとした立場を伝えるのも迷うところなのです。
こうした場合、どのように対処するのが良いのでしょう。
✅副業に関してのガイドラインを
その取引額は数百万円になるそうで、金額の高さもそうでなのですが、副業していた店員は、店舗を利用されるお客様に仕事の合間に商談をしていたことが判明。
さらに企業の看板を無断利用していた様子なのです。
いくら企業側が、会社と個人の副業の関与や関係性が無いと主張しても、従業員が勤務中に行っているのですから、余計に事態は悪化していきます。
結果的に社員は、退職して夜逃げ同然で居なくなりますし、その後の窓口として企業が対応することになったのです。
当初企業側は、個人取引でのトラブル(企業が関与していない)と言うコトでお客様からの要求は受け入れなかったそうですが、従業員が勤務中に副業活動を店舗で行っていたとなるとそうも言えません。
最悪なことにお客様も二度とその企業を利用するコトもなくなったのです。
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