【働き方】余裕を生むために
<おじさんDX Vol 574>
かつては詰込み型の典型的なタイプだった私ですが、様々な経験から働き方に「余裕が必要」と思うようになりました。
✅どうして詰込み型になるのか
仕事というのは、それこそ「無限に業務」があります。
優先順位や取捨選択があっても、その量は膨大となるケースもありますし、完結するならまだしも、業務が業務を新たに生むコトもあります。
「生産性向上/効率化」でもこなす量は増やせるのですが、いまだに「時間をかける/かかってしまう」という悪循環があるのも事実です。
こうした過去の経験から脱却できないのが長時間労働の温床です。
昨今は働き方改革もあって「時間が制限」されています。
時間が制限されているのだから、より短時間で業務をこなさなければならなくなります。業務量が調整されず、効率化のツールやシステムでスピードが向上しても、出来た時間にどんどん業務が詰め込まれていくのです。
なんだかせわしないのです。
更にそのようなせわしない環境でシステムが未熟ですと、ミスが発生するコトもあります。
仮に2倍の速度で業務をこなしても2倍の量の業務がやってくる。
着実に業務をこなさないと、精度が下がりリカバリーが必要になるケースも...。
✅何の為なのか?
たしかに沢山の業務をより早くこなせば、評価も収入もある一定まで上がる可能性が高まります。私もかつてはそう疑っていなかったのですが、少し視点を変えていくと「余裕を生むため」となりました。
これはイノベーションをどう行っていくのかを少々周囲と考えた時なのですが、日々業務に追われているスタッフを見て「これでは...」と危機感を感じたコトから始まったのです。
日常業務というのは、反復的な活動もあるのですが、この状況が延々と続くとなると、スタッフの成長どころか人生はどうなるのだろうと…。
表現は悪いですが
✅余裕は必要である
何が正解なのか凡人の私には答えが出せていませんが、余裕から生まれる「新たな考えや行動」は重要なのではないでしょうか?
私の思うところは漠然とした内容ですが、スリーエムのように勤務時間を具体的な数値で自身のプロジェクトに割ける制度を実施している企業もあります。
更に新しい働き方制度を実施しているようです。
こうした制度が余裕を生んでいるのか/余裕から来ているのかまでは知る由はありませんが、こうした働き方も一つの手段と思うのです。