【転職】中途採用者や新人は戦力になっていますか?
<おじさんDX Vol 585>
職場で中途なり新卒なり入社してきたヒトが、戦力になっているか微妙な光景があるのです。
正直言って未だに考え方の違いからくるアンマッチングが…。
✅「即戦力」にしたがる風潮?
世間一般で言われているコトが現実にあるのかどうかは別として、即戦力を期待されても、即戦力となるのは余程その企業のレベルが低い限り無いでしょう。
考えても見てください。
捻くれた考えからですと、縁もゆかりもない組織でいきなり活躍出来るというのは…。
このような組織に明るい未来はあるのか微妙なところですが、そもそも「育てる」という観念がないので、比較的放置プレイだったりします。
特にその環境や風潮に何ら疑問の持てないベテラン勢が弊害となっているのですから、ここは組織として疑問を持てないようですと、組織そのものの成長が望めないのです。
まるで既得権益のような状態で、数年後にベテラン勢は引退していきます。
その後は、どうするのでしょうか?
✅教育システム
中途採用者に「過度」な期待をするのは、自社の教育システムの欠陥があるというコトです。
教育は…
なのでしょうか。
本来、ヒトの教育は企業にて重要な事柄です。
無理強い、無茶ぶりの結果、中途採用者や新人がどんどん潰れていくのです。もちろん既存の従業員だって同様なのですが、まるでサバイバルを行っているような組織は、無駄なコトを行っているという認識がありません。
一部のベテラン層だけが安心できる環境は、採用コストを無尽蔵に垂れ流しているだけですので、経営側にあるならば無駄を数値化しましょう。
✅中途採用者の戦力化
新人教育だけでは、その企業のカルチャーは変わりません。
中途採用者は、これまで別企業で働いてきた経験がありますから、何らかのカルチャーを持っています。しかし入社して違和感を感じても、中途採用者は余程のことがない限り、転職先に馴染もうと努力します。
良く言われるコトに中途採用者の下記のような発言は、好ましくないとあります。
転職してきたのだから、以前の会社のコトはどうでも良いというのは理解できますが、あえて聞く耳を持つ/積極的に意見を聞くというのは必要なコトなのです。
それが企業カルチャーを変えていくキッカケに繋がっていくのです。
面倒くさがらずに互いの想いを掛け合わせて課題や問題を解決出来れば良いのではないでしょうか。煙たがらず、巻き込めばいいのです。
既得権益者だけに都合の良い環境では、未来はないですよ。