【永久機関⁉】ポイントは企業の負債❓
<おじさんDX Vol195>
ポイ活と呼ばれるポイントをためる活動😅
ポイントをためる事に、お得感を感じてついつい買物をしてしまうなんてことも...。小売業を始めとする各種ポイント制度は、有効に利用するとお得なのですが、違う視点から考えてみました。
✅ポイントは企業の負債❓
100円購入で1ポイント付与など
消費者としてはお得なポイント制度ですが、企業にとってみれば、将来ポイントを使用される可能性があります。会計基準にもよりますが、一度に大量のポイントが使用されることは、企業側は避けたいのが本音❓🙄
ポイント有効期限が来て、使われない方が利益が残るなんてことも😁
✅ポイントシステムの目的
ポイント還元は、単なる値引きではなく、利益を増やすために導入されています。販売促進活動の一環です。
✅より多くの顧客を獲得。ポイント付与によるお買い得感の演出。
✅客単価の向上。まとめ買い等による客単価の向上。
✅ポイント使用によるリピート。
✅顧客データの収集。後々の販促活動に使用できるデーター入手。
ポイント5倍還元などのイベント実施等で、普段よりも利用者の購買意欲が高まります。「ポイントが付く」ということで、まとめ買いや購入促進に繋がる場合もありますし、特定の店舗しか利用しないように顧客を囲い込むのです。
✅還元と言うけれど...
価格が決められている商品ならば別なのですが、ポイント付与分以上に価格を操作しているケースもあるのです。
✅A店 ポイント10倍 5000円購入で500ポイント
✅B店 ポイント1% 5000円購入で50ポイント
✅C店 ポイント還元なし
✅A店 販売価格 5000円 ポイント500付加
✅B店 販売価格 4545円 ポイント45付加
✅C店 販売価格 4500円 ポイント付加無し
ポイント付加まで考慮すると、全て4500円になりますが、最大の違いは、ポイントは「次回の購入時でないと使用できない」のです。つまり500円多く支払って、その分のポイントを得ているに過ぎないという見方も出来ます。
✅ポイント付与に惑わされないように😊
✅免責事項があるのを知っていますか❓
ポイントシステムには、失効や不正利用に関する免責事項を設定されています。ポイントは現金と異なり、特定の企業やサービスでしか価値のないものです。
✅会員への事前承諾なしでの規約の変更。
✅ポイント失効による会員損害を保証しない。
✅企業が倒産となった場合、突然ポイントが失効。など
キャッシュレス決裁の普及により、企業独自のポイント制度よりも多くの店舗が加入しているサービスを利用しやすい環境になって来ています。
ポイントを賢く利用して、お得な買物を!😊
くれぐれも「ポイントをためる為に無駄な買物」をするのは、お得ではありませんよ😁これは安いからと言って、不要なモノまで購入してしまう心理と同じなのです。
そう思うおじさんの話でした。