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【働き方】本業が副業になった日
<おじさんDX Vol 610>
知人のSさんは、私と同世代のごく普通のサラリーマンでした。その昔は、大手企業のバリバリのビジネスマンだった彼ですが、8年ほど前に転職したのがきっかけで働き方を変えたのです。
✅人生の時間は有限である
転職前に勤務していた会社では、それなりの立場だったSさんですが、その職責だからでしょうか…拘束時間の長さについて次第に疑問を持つようになったのです。
それで、もう少し自由な働き方を求めて転職したそうです。
その結果は甘くなくサラリーは、実質半分。
ですが彼は全く後悔していませんでした。
むしろ時間に余裕が出来た分だけ、その頃始めた趣味から始まった副業に時間をさけるようになったと当時から喜んでいました。
✅自己満足?
Sさんの性格上、仕事は納得がいくまでとことんまで拘りたい。
ですが転職前の職場では、生産性向上という名目もあってか、時間が制限される...。いわゆるジタハラのような状態だったとのこと。
✅こうしたい
✅ああしたい
✅こうすればもっと…
浮かび上がるアイデアを伝えても細部まで拘るSさんは共感を得られなかったそうです。時に周囲は「自己満足」という評価をしていたのですが、Sさん自身もそのことには気付いていたのです。
「たしかに時間は有限」
組織の効率を優先するのは、組織人として常識としても、その前に自分が納得できないレベルで提供するのは、ちょっと違うと思った。
『魂は、細部に宿る』
『微差の積み重ねは、やがて大差になる』
完璧主義は、効率が悪いとされています。それでも単に数をこなすだけの働き方では、自動化や機械化した方が余程早いし正確なのに、どうして?
結果的にコストと時間の兼ね合いで、ヒトを使った方が安いという理屈。
ヒトが関わる意義は何だろう?と思うコトも…。
✅組織で出来ないコトがある
Sさんは、会社組織との関わり方を見直すことにしたそうです。それは会社に所属する意味合いを変更したとのコトでした。
今で言う「個人事業主」のような形態です。
幸いにも今まで抱えていた環境が変わったコトによって、「自由になれたのと同時」というタイミングもあったのですが、関わり方は、会社での収入を本業の原資に充てるというもの。
趣味で始めた副業が、本業のサラリーを圧倒的に超えたコトによって、会社所属が、本業から副業に変わったのです。
✅あくまでも会社勤務は、保険的な意味合い
今Sさんが行っている事業は、この先も安泰か...となると誰も分からないのですから、保険をあえてかけているらしく、身の丈に合った事業を展開しているのだとか...。
✅「組織となると、まずは組織が優先になるからね...。」
✅「私の場合、会社で働くよりも、自分の事業に時間を割いた方が効率が良くなったのもあって、会社組織で働く意味合いが薄くなった。」
✅「会社員時代で出来ないレベルまで拘った結果」
✅「面倒臭がって、やらないコトに価値があったみたい😊」
色々お話を聞きましたが、私のような凡人には理解出来ない世界でSさんは生きています。
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