【疑問】どうして⁉8時間労働なのだろう?の話
<おじさんDX Vol 145>
✅1. 8時間労働なのだろう
一般的に労働時間は、8時間となっていますが、そもそも労働時間が8時間なのは、どうして8時間なのでしょうか。
1日は24時間と決まっていますので、8時間労働ならば1日の3分の1が、労働時間となっています。睡眠を8時間とすると、起きている時間は16時間。
起きている時間の半分は、労働している事になるのです。
充実していない労働時間になってしまうと、勿体ないです😂
✅2. 8時間労働には起源があった
19世紀初期の産業革命などの影響もあり、労働時間は徐々に増加。ピーク時には、1日14時間労働が普通で、長い時には16時間から18時間も働いていたそうです。
1894年に刊行された「8時間労働論/ジョン・レイ」に詳細が書かれています。書によると、19世紀のヨーロッパでは10時間、9時間、8時間労働のどれが最も生産性が高いのかという実験が行われていたと言います。<記事抜粋>
8時間労働⇒生産性が向上する実験結果が出ている。
闇雲に労働時間が決められている訳では無かったのです。
✅3. 私が好きな車に例えると
エンジンが高回転回ると言っても、ただ回っているだけでパワーが出ない。
パワーが出ないどころか、発熱して各部に負担がかかる。
そして長時間負荷をかけると壊れる。
つまりそういう事なのです。
人間は、車と違いますから、より耐久性向上の改良は出来ませんし、壊れたとしても部品交換をすることは出来ません。
人間は、車(機械)とは違うのです。
✅4. 体や心を壊すまで仕事をするのは、危険行為
愚かな私は、仕事をとにかく早く終わらせる事と何歩も先に先回りする事を重視し、健康よりも仕事を優先していたようです。
時間=働いたという図式は、考えていませんでしたが、より沢山の価値を生むためと支店改善の為でした。
残業して人件費が、かかってしまうと経費がかかります。
経費がかさむと会社から、色々小言を言われるのですが、体の心配よりも金の心配がメインでしたね😁
管理職は、残業カウント外でしたのでそうした心配もないのです。(当時の正式な記録はすでにありません)ピークで一ヶ月の労働時間は、500時間を超えるというものでした。
生産性も効率もあったものではありません。
振り返れば、7割近くの時間を職場に居たわけです。職場は当時家から5分程度でしたので、家と職場を往復する毎日でした🤣
✅5. 産業も生産性も変化
この8時間労働の起源は、約100年前の実験によるところが大きいようですが、昨今と100年前では、大きく産業が変わり、仕事の生産性も大きく違っています。
働き方の多様性がある現代とは言え、労働時間に関しては、まだまだといった印象を受けました。それと一定の給与で長時間働かせる事によって生産性を高める仕組みが根強く残っているところは、変わっていないなと...😨
現時点で生産性を高めたら「本日は帰ります~😁」とは、なかなか言えないですが、仕事をキッチリ行えば、朝8時に出社して、昼の12時には仕事が終わる日が来るのかも知れませんね。
そんな、おじさんの話でした。
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